競輪初心者講座

S級S班を知る!競輪界の頂点に立ち、KEIRINグランプリで1億円を奪い合う最強の9人!

2016年KEIRINグランプリのゴール前

競輪界の「頂点」

「S級S班」…それは、全国に2,500名いる競輪選手の中で、わずか9名にしか与えられない「最強」の称号。
1年間の激闘を勝ち抜き、誰よりもタイトルを手に入れ、賞金を稼いだ選ばれし9名であり、彼らには12月30日に行われるKEIRINグランプリにて1億円を奪い合う権利が与えられる。
今回は、そんな競輪界の「頂点」S級S班について解説しよう。初心者は、まずはこのS級S班9名を覚えるところから始めると良い。

S級S班の歴史

このS級S班制度は、2007年のKEIRINグランプリから採用された。


KEIRINグランプリの出場資格自体は変わらないものの、グランプリ出場選手は「S級S班」の称号を背負ってレースに挑むことになった。
制度開始時点では18名であり、その内の上位9名がKEIRINグランプリに出場できる形だった。2012年に現行の9名となり、S級S班全員がKEIRINグランプリに出場できるようになる。

S級S班の特徴

S級S班の特徴や優遇措置としては、以下のものが挙げられる。

事前に「あっせん計画」を提出し、自分の希望通りのレースに出場するようあっせんを調整することができる


G1・G2のビッグレースに優先して出場でき、なおかつシード番組がある場合は優先してシードされる


基本的にG3以上の開催にのみ出場する


レースに出場する際はS級S班専用のユニフォームを着用する。また、前年のKEIRINグランプリ覇者には特別にユニフォームが用意され、全てのレースを1番車で出走できる特典がある


公共交通機関を利用する際に特別料金が支給される

まさに、最強の者にのみ許された特典である。

ビッグレースについてはこちらも参照⇒

2023年のS級S班

それでは、2023年現在のS級S班9名を一気に紹介しよう。

脇本雄太(福井・94期)
…昨年グランプリを制し、史上初の獲得賞金3億円を達成した競輪界最速最強の男。圧倒的なスピードで別線を粉砕する。

☆古性優作(大阪・100期)
…昨年ついにG1初制覇を果たすと、初出場で一気にグランプリ制覇まで成し遂げた最強の自在型。今年はグランプリユニフォームと共に競輪界完全制圧へ向かう。

新田祐大(福島・90期)
…昨年寛仁親王牌を制し、史上4人目のグランドスラムを達成。

新山響平(青森・107期)
…昨年競輪祭を制し、107期2人目のタイトルホルダーに。北日本の先導役から中核選手へと、今年は真価が問われる一年に。

平原康多(埼玉・87期)
…10年連続グランプリ出場中の関東最強選手。捲って良し、捌いて良しのレースぶりでファンの絶大な支持を集める。

郡司浩平(神奈川・99期)
…南関東から久々に産まれたS級S班。不動の地位を築きつつある今、残された課題はグランプリ制覇のみ。

佐藤慎太郎(福島・78期)
…2019年、43歳にしてKEIRINグランプリ優勝(歴代2位の最高齢優勝記録)を遂げた「中年の星」。安定感抜群のレースもさることながら、豪快なキャラクターでも人気を博す。

松浦悠士(広島・98期)
…先行から番手まで自在にこなす競輪界最強のオールラウンドプレーヤー。清水との「ゴールデンコンビ」で競輪界を席巻している。

☆守澤太志(秋田・96期)
…一昨年、昨年、今年と安定した成績でSSの椅子を手にした。甘いマスクとは裏腹に、縦横無尽に攻めるレースを展開する。

まとめ

全ての競輪選手は、毎年グランプリ出場を目標に日々練習を重ねる。その中で激しい競争があり、グランプリ出場に相応しい力を持った強者が数十名生き残る。


その強者達がさらにふるいにかけられ、最終的に勝ち残った9名のみが、最強の称号を得ることができる。
強者の中の強者である彼らには、常に責任と結果が求められるのだ。

S級S班について簡単にまとめた動画はこちら⇒

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競輪歴14年(みんなの競輪チーム 所属)

輪pedia 編集者兼ライターの「競輪歴14年」です。 長年培った知識を活かし、競輪に関する有益な情報を提供していきます。

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