G3開催以上の決勝で実施している「選手採点」について、主な採点基準を掲載します(2023年7月更新)。

①着順が第一

サッカー等の選手採点と異なり、個人競技の競輪ではほとんどの場合着順が全てに優先されます。そのため、1着の選手に最低点を付けたり、9着の選手に最高点を付けることはまずありません。

5点満点、0.5点刻みで9着の選手までに点数を付けるため、各着順の基準点は以下の通りとなります。

123456789
5.04.54.03.53.02.52.01.51.0

この点数がそれぞれの選手の基準点となります。

②内容を加味する

①の基準点を持った上で、輪pedia編集部が9名の選手一人ひとりの動きをチェックし、点数を変動させます。良い内容だった選手には+0.5、+1.0…、一息だった選手にはー0.5、-1.0…を増減します。

増減評価
+1.0Excellent
+0.5Good
OK
-0.5poor
-1.0bad

基本的に+1.0~-1.0の中で評価が行われますが、常識を超えて良い内容/「これは…」となる内容については、例外で+1.5/-1.5以上の評価を行う場合があります(常識を超えて良い内容の例:2012年KEIRINグランプリを制した村上義弘)。

そのため、2着選手の「4.0」と8着選手の「2.0」では、内容的には8着選手の方が良かったということになります(サッカー式採点で言えば、「5.5」と「6.5」だったということになります)。

なお、1着選手については最高点の5.0が基準であるため、基本的に加点は行われません。同様に、9着選手については最低点の1.0が基準であるため、基本的に減点は行われません(ごくまれに例外あり)。

③一つの感想としてお楽しみください

輪pedia編集部はレースを何回も繰り返してチェックし、なるべく公正かつ納得度の高い採点を目指しています。しかし、ファンの数だけ競輪の価値観や見方は異なります。そのため、万人が納得する回顧や採点というものは存在しません。あくまで「輪pedia編集部の」レースの感想として、記事をお楽しみください。

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