PIST6のルールについて紹介！競輪との違いは？失格基準は？

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PIST6のルールについて
1周250mのバンクを6周し、最も速い選手が勝利！
競輪と異なるバンクエリアに注意
その他のルール
まとめ

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PIST6のルールについて

今回はPIST6のルールについてご紹介します。現行の競輪競技とは微妙に違うPIST6のルール。その特徴を覚えて、PIST6をさらに楽しみましょう！

1周250mのバンクを6周し、最も速い選手が勝利！

PIST6は、1周250mのバンクを4名～6名の選手が6周し、最も速い選手を競います。

スタート位置は抽選で決定

まず、競輪では車番ごとにスタート位置が決まっていますが、PIST6ではスタート位置は出走表確定時に抽選で決定します。つまり、車番とスタート位置が異なる場合があります。また、発走台が用意されている競輪とは異なり、発走はホルダースタート（人が支えてスタートする方式）となっています。

選手の並び順はスタートから1周は変わらず、スタート位置通りに周回します（1周目にこの並びを変えたら失格となります）。その後、2周目から位置取りを変えることが可能となります。

残り3周でペーサーが退避し、レースが加速

ペーサーと呼ばれる誘導員がいるのは競輪と同じですが、PIST6では4周目（残り3周）で自動的にペーサーが外れ、一気にレースが加速します。その後、最終6周目のフィニッシュラインに到着した順位によって、着順が決定します。

競輪と異なるバンクエリアに注意

引用：https://www.pist6.com/guide/beginner-guide/rule/

次にバンクについて。PIST6で用いられるバンクは、競輪のそれとは微妙に異なります。

まず、競輪で言う「内圏線の内側」＝「退避路」に当たる部分は「ブルーバンド」と呼ばれる青く塗られた箇所になりますが、ここに入っての走行は禁止となっています。

また、ブルーバンドから外の2本目の赤い線を「スプリンターライン」といい、ブルーバンドとスプリンターラインの間のエリアを「スプリンターレーン」といいます。競輪で言う「外帯線」のようなものですが、このエリアに関するルールには以下のようなものがあります。

・スプリンターライン（赤線）の内側を走っている選手に対して、内側への差し込みや内側からの追い抜きは禁止。→競輪の「内側追い抜き」に当たる。
・スプリンターレーンを走る選手と並走するときは、スプリンターレーンに入ってはいけない。→競輪の「外帯線内進入」に当たる。
・スプリンターレーンを走る選手は、スプリンターラインの外側を走る選手と並走する際には、同レーンの外側に飛び出してはいけない。

少しわかりにくいですが、選手同士が過度に接触しないようなルールが設定されている、と考えていただいて大体問題ありません。

なお、競輪の「イエローライン」に当たる線は無く、それに関するルールも設けられていません。

その他のルール

その他の主なルールは以下の通りです。

・身体や自転車を使って選手を押圧、押し上げ、押し合いを行ってはいけない。
・安全な間隔を保持できる場合を除き、前で先行して並走する選手との間に差し込み、またはその間を通って追い抜きをしてはいけない。
・ライン禁止（ペースメーカーや、他の選手をサポートすることもされることも禁止）
・最終周回のパシュートライン（ホーム側センターライン）に到達する前に落車した選手は競走中止となる。（復帰不可）
・最終周回のパシュートライン（ホーム側センターライン）を超えてからは、落車しても押したり抱えたりしてのゴールが可能。

1つ目や2つ目は競輪の「押圧」「押し上げ」「中割り」などの禁止にも見られますが、最大の特徴として挙げられる「ラインの禁止」や、再乗してのゴールの可否など、やはり競輪とは微妙に異なる部分が多くあります。

なお、競輪と違いPIST6の失格には違反点は付きませんが、その代わり罰金が徴収される仕組みとなっています。