
豊橋競輪G3 決勝戦結果
豊橋競輪G3「ちぎり賞争奪戦」は今日決勝が行われ、愛知85期の吉田敏洋が優勝した。吉田のG3優勝は2018年3月の名古屋記念以来通算4回目。2着には松浦悠士、3着には諸橋愛が入った。払戻金は2車単が⑥⑦で7,830円(29番人気)、3連単が⑥⑦③で76.910円(247番人気)。
決勝戦回顧
初手は①浅井―⑥吉田―⑦松浦―⑤佐藤―②深谷―⑧岡村―⑨野原―④村上―③諸橋。赤板で⑨野原が主導権を奪いにかかるが、打鐘で②深谷が猛然とスパート。先行争いとなったところに⑦松浦が襲い掛かり、最終バックで前を捕らえる。更に後方から捲った①浅井は⑤佐藤の厳しい牽制に遭い不発。直線は粘る⑦松浦を、切り換え外を伸びた⑥吉田が捕らえて優勝。3着には中を突いて③諸橋が入った。
これまで名古屋記念は2回制覇していたものの、豊橋記念は今回が初優勝となった吉田敏洋。地元の顔役として、見事に面目躍如を果たした。
レースとしては余計な位置取りが一切なく、後ろにいた選手から順々に仕掛けていく明快な展開。赤板で野原雅也、打鐘で深谷知広、最終ホームで松浦悠士、最終バックで浅井康太と各ポイントで自力選手が仕掛けていく形となった。
野原と深谷が先行争い気味となったことで、まず展開が向いたのは松浦。深谷を最終ホームで叩き切ると、後方から捲った浅井もマーク佐藤慎太郎が強烈にブロック。この時点で、松浦―佐藤のワンツー態勢かに思われた。
しかし、浅井の捲りにスピードを貰っていた吉田が直線強烈な伸び。自分で巻き返してからの反応が良く、ゴール前で粘る松浦を捕らえての優勝を飾った。
昨年後期は相次ぐ落車・失格でリズムを崩していた吉田だったが、12月以降は徐々に復調し、好状態で地元記念を迎えられていた。二次予選は番手を競り込まれる厳しい場面もあったが、自力で切り抜けて勝ち上がることが出来たのも、状態の良さを裏付けていたのだろう。何より、決勝には地元唯一の勝ち上がりの上、かつての”戦友”・深谷が敵として立ちはだかっていたのも、逆に吉田にとっては発奮材料となったかもしれない。今後も、中部の中核としての活躍が期待される。
2着に粘り込んだ松浦は、過密スケジュールの中で今回もSSとしての役目を果たし準優勝。準決勝の重い動きから状態が不安視されたが、自ら仕掛けて逃げ粘る好内容で地力を示した。次回斡旋は2月4日から始まる高松記念となっているが、ここでもうひと踏ん張りか、それとも川崎全日本選抜へ向けて態勢を立て直すか。その動向が注目される。
一方、静岡移籍後初戦で注目された深谷は、松浦に最終2コーナーで叩かれて万事休す。やはり1着が取れていなかったことが、完調手前であったことを証明していたのだろうか。本来の動きを取り戻すまでにどの程度の期間が掛かるかは不透明だが、今後の出走にも注目したい。
まとめ
吉田敏洋の地元記念優勝で幕を閉じた豊橋記念。次回のグレードレース開催は、2月4日(木)~2月7日(日)に高松競輪場で開催される「玉藻杯争覇戦」となる。平原康多・松浦悠士・守澤太志のSSを、地元総大将・香川雄介が迎え撃つ形となりそうだ。どうぞお楽しみに。
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競輪歴14年(みんなの競輪チーム 所属)

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