第73回高松宮記念杯競輪

6月16日(木)~6月19日(日)まで、岸和田競輪場で第73回高松宮記念杯競輪が開催される。今回は、高松宮記念杯競輪の勝ち上がり方式をご紹介する。

勝ち上がり方式

高松宮記念杯競輪は、東西対抗戦としての性格上、準決勝までは東日本・西日本でそれぞれ独立してトーナメントが行われる。

初日

奇数レースは東日本、偶数レースは西日本のトーナメントが行われる。

「特別選抜予選」を各1レース、「一次予選」を各5レース実施。

「特別選抜予選」1~4着と、「一次予選」1着5名の計9名が、2日目「白虎賞」(西日本)・「青龍賞」(東日本)に進出。「特別選抜予選」5~9着と、「一次予選」各2~5着および6着2名の計27名が、2日目「二次予選」に進出。

2日目

優秀競走として「白虎賞」・「青龍賞」を各1レース、「二次予選」を各3レース実施。「白虎賞」・「青龍賞」1~9着と、「二次予選」1~3着の計18名が、3日目「準決勝」に進出。

3日目

「準決勝」を各2レース実施。1~2着および、3着1名の計9名が最終日「決勝」に進出。

一次予選で1着となれば、その時点で準決勝進出が確定。また、一次予選の勝ち上がり条件は5着と、普段のG1よりも若干緩い。その分、準決勝が4レース制となるため、決勝進出には2着以内が基本となる。

想定決勝メンバー

選手名級班登録地
佐藤慎太郎SS福島
吉田拓矢SS茨城
平原康多SS埼玉
郡司浩平SS神奈川
古性優作SS大阪
松浦悠士SS広島
深谷知広S1静岡
眞杉匠S1栃木
太田竜馬S1徳島

日本選手権優勝の脇本雄太、S級S班では守澤太志が不在。順当ならS級S班が大挙して決勝に駒を進めそうだが、調子の幅が大きい清水裕友、今年に入りまるでいい所がない宿口陽一あたりが決勝を逃す可能性もある。

2016年、2017年と同大会を連覇した新田祐大は、日本選手権指定練習中の落車の影響で状態が不透明。その隙を突くのは関東の核弾頭・眞杉匠、機動力断然の深谷知広、今年G1・G2で2度の決勝進出がある太田竜馬あたりと見る。

しかし、昨年はS級S班が4名しか勝ち進めず、優勝もG3制覇すらなかった宿口。過去には平原康多、深谷知広、稲川翔らがG1初優勝を飾った大会だけに、波乱が起こる可能性も考えられる。

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