岐阜競輪競輪G3「長良川鵜飼カップ」攻略！決まり手・平均配当から予想に役立つ岐阜競輪場の傾向・特徴を探る！

岐阜競輪場の特徴を分析
岐阜競輪場のバンク特徴
岐阜競輪場の決まり手
岐阜競輪場の平均配当
岐阜競輪場で勝負するにあたって
まとめ

岐阜競輪場の特徴を分析

9月10日～9月13日まで、岐阜競輪場でG3「長良川鵜飼カップ」が行われる。今回は岐阜競輪場の特徴、決まり手、平均配当を徹底分析していく。

岐阜競輪場のバンク特徴

まずは、岐阜競輪場のバンク特徴から。基本のバンクデータは以下の通り。

バンク周長	400m
見なし直線距離	`59.3m`
センター部路面傾斜（カント）	32゜15´7″
ホーム幅員	10.2m
バック幅員	9.0m
センター幅員	7.4m

標準的な400mバンク。直線の長さは400mバンクの中では9番目で、やや長め。カントも標準的で、そこまで大きな特徴があるわけではない。

バンク内には大きな池があるほか、ホームストレッチ側に正面スタンドがあるため、湿度・風などの条件が選手に与える影響は大きい。バンクの「重さ」が日によって変わるため、レースの上りタイムを確認し、スピードが要求されるのか、それともパワーが必要なのかを見極める必要がある。

コースは外よりも中が伸びる傾向にあり、極端に外に振られずに粘り強く捲れば直線でチャンスが生まれる。

岐阜競輪場の決まり手

続いては、岐阜競輪場の決まり手を見る。今回の調査対象は、2020年1月～8月に行われたレースで、S級戦30レース、A級戦81レースの計111レース。

まずは、全111レースの決まり手。

	1着	割合	2着	割合
逃げ	18回	16.22％	11回	9.82％
捲り	41回	36.94％	16回	14.29％
差し	52回	46.85％	45回	40.18％
マーク	0回	0.00％	40回	35.71％

続いて、S級戦30レースの決まり手。

	1着	割合	2着	割合
逃げ	2回	6.67％	2回	6.67%
捲り	12回	40.00％	7回	23.33％
差し	16回	53.33％	7回	23.33％
マーク	0回	0.00％	14回	46.67%

S級戦になると逃げ残りが極端に難しくなるが、それを除けば脚質の有利不利はそこまで大きくない。ただし、2着の決まり手は75％が差し・マークに偏っており、自力型の選手は1着か3着以下かというレースを強いられる。自力選手の粘り込みは、それなりの実力を有するか、かなり上手く展開を利用しなければ難しそうだ。

岐阜競輪場の平均配当

続いて、岐阜競輪場の平均配当に触れる。今回も例によって、対象は2車単と3連単のみとする。

まずは、全体の平均配当から。

	3連単	2車単
最高配当	330,890円	23,130円
最低配当	310円	130円
1日ごとの最高平均配当	100,404円	9,110円
1日ごとの最低平均配当	2,252円	597円
全体平均配当	22,640円	3,405円
万車券出現数	53レース	9レース
万車券率	47.74％	8.10％

続いて、S級戦の平均配当。

	3連単	2車単
最高配当	92,080円	17,420円
最低配当	800円	160円
1日ごとの最高平均配当	37,840円	6,112円
1日ごとの最低平均配当	3,672円	880円
全体平均配当	20,670円	3,551円
万車券出現数	13レース	3レース
万車券率	43.33％	10.00％

万車券の出現率自体は悪くない数字が出ているが、平均配当は2万2千円台とそこまで高くない。1日ごとのデータを見てみると、万車券が連続する日はあるものの、多くは1万円台～2万円台の配当である他、逆に万車券が1日に1～2レースしか出ない日も珍しくない。すなわち、中波乱級の配当が割と多く出るものの、大波乱はあまり起こらない競輪場だと言える。