静岡競輪場を上空から見た写真

バンクには特殊な名称や線がたくさん!

競輪場の中心であるバンクだが、観客席やテレビ中継のカメラから見ると、いろいろな線や文字が書いてあるのが確認できるだろう。
これらの名前を覚えれば、競輪が100倍楽しくなること間違いなし!
というわけで、今回はバンクの各部分の名前について詳しく説明しよう。

バンクを空から見てみよう

まずは、上から見たバンクの画像をご覧いただこう。

何やら線や文字が縦横無尽に引かれている、というのは冒頭で説明した通り。手始めに、バンク上部と下部に引かれた4本の縦線から説明しよう。

バックストレッチライン
スタート/ゴール側とは反対のバックストレッチに引かれた線。残り1周半の打鐘は、この線を通過するときに鳴らされる。

ホームストレッチライン・ゴール線
その名の通りゴール線。

30m線
ゴール線の30m手前に引かれた線。この線を過ぎて選手が落車した場合、自転車を持って歩いてゴールしても完走とみなされる

25m線
スタート地点の25m後に引かれた線。スタートしてからこの線を通過するまでに事故があった場合、再発走となる

次は、バンクの中にぐるりと囲まれた3本の曲線。

イエローライン
その名の通り、バンク中央付近にある黄色い線。先頭に立った選手がこの線の外側を一定以上走ると、失格になることがある。詳しくはルール編で。

外帯線(がいたいせん)
3本の線の真ん中に引かれた線。この線の内側を走っている選手を、更に内側から追い抜くと失格となる

内圏線(ないけんせん)
3本の線の一番内側に引かれた線。選手がこの線を一定以上走ると失格となる場合がある

最後はバンクの内側の茶色い部分。


退避路
先頭誘導員や、事故を起こした選手がレースから外れる時にこの部分を通る。

バンク工事の様子をタイムラプスで撮影!

佐世保競輪場のバンク改修工事の模様をタイムラプスで撮影した動画がこちら。

まとめ

今回説明した用語は、直接予想や実況には登場しないが、審判が放送を行う際に頻繁に使用される。基本的な知識を覚え、余裕が出てきた皆さんはぜひ覚えてみてほしい。

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