
2022年後期の級班が決定
先日、2022年後期の選手適用級班が発表された。今回は、主な昇級・昇班/降級・降班選手をカテゴリーごとにまとめていく。
S2⇒S1
最年長は室井健一(徳島69)の51歳。先日共同通信社杯でビッグ初優勝を果たした山口拳矢(岐阜117)が順当にS1昇級を果たした他、中堅どころでは片岡迪之(岡山93)、久木原洋(埼玉97)、久米良(徳島96)、新山将史(青森98)、塚本大樹(熊本96)、津村洸次郎(福岡101)、長尾拳太(岐阜103)、山下一輝(山口96)が初のS1昇班。
若手選手では、石原颯(香川117)、瓜生崇智(熊本109)、嘉永泰斗(熊本113)、菊池岳仁(長野117)、佐々木悠葵(群馬115)、町田太我(広島117)ら実力者が初のS1昇班となった。
A1、A2⇒S1、S2
最年長は54歳の中澤央治(大阪59)。ベテランでは52歳の島野浩司(愛知62)もS級復帰を果たした他、特別競輪でも実績がある山田義彦(埼玉92)、S級からチャレンジ降級も経験した井上嵩(愛知97)も久々の昇級となる。
注目の若手では、117期から坂本規紘(青森)、畝木聖(岡山)、小笠原光(岩手)、緒方将樹(熊本)、下井竜(三重)、橋本優己(岐阜)、久田裕也(徳島)、阿部将大(大分)の8名がS級昇級となった。
なお、前期S級に昇級した萩原操(三重51)は来期も残留。自身が持つ最年長S級在位記録を58歳11カ月まで更新する予定となっている。
A3⇒A1、A2
最年長は59歳の森江信行(広島49)。森江はこれで60歳でのA2格付けが決定した。また、58歳の小林覚(神奈川56)も来期59歳でのA2復帰を決めており、両者ともどこまで現役続行記録が続くかに注目が集まっている。
S1⇒S2
ここからは降級・降班。今期はビッグネームの降級・降班が相次いでいる。
まずKEIRINグランプリ2001、2007の制覇など、数々の栄光を手にしてきた伏見俊昭(福島75)。1997年のS1格付け以降、SSもしくはS1をキープしてきたが、来期は実に25年ぶりのS2降班となった。
また、2001年の日本選手権を制した稲村成浩(群馬69)も2班へ降班。こちらは、記録が残る限り1993年以来実に29年ぶりのS1陥落となった。その他、大分の闘将・大塚健一郎(大分82)は2002年以来20年ぶりの陥落。北野武史(石川78)は2008年以来14年ぶり、松岡貴久(熊本90)は2009年以来13年ぶりの2班。G1・2勝の実力者・渡邉晴智(静岡73)も2014年以来、前期4回の失格を喫した鈴木竜士(東京107)は2015年以来の1班落ちとなった。
S1、S2⇒A1、A2
こちらも、SS経験者2人がA級へ降級。まず2008年、2009年とS級S班を経験した岡部芳幸(福島66)。2000年の日本選手権も制した実力者だが、実に1991年以来、31年ぶりのA級降級となった。同じく2008年~2009年SSの新田康仁(静岡74)もS級陥落。こちらは1996年以来26年ぶりのA級戦ということになった。
その他、記念2Vの実績を持つ松坂英司(神奈川82)もA級へ。松坂はS級1班からA級への降級となる。北陸の雄・坂上忠克(石川71)は1995年以来27年ぶり、こちらも記念2Vの藤田竜矢(埼玉88)は2005年以来17年ぶりのA級降級となった。
S2⇒A3
昨年10月の落車以降欠場が続いている兵藤一也(群馬)がS級からチャレンジへ降級。今のところ次回斡旋はなく、復帰の目途はたっていない。
A1、A2⇒A3
1991年全日本選抜決勝進出の実績を持つ和泉田喜一(千葉59)、記念8回優勝の大前寛則(岡山57)がチャレンジへ。S級優勝経験者でもある吉原友彦(神奈川83)は昨年7月から欠場が続いており、こちらも復帰は完全に未定となっている。
まとめ
今回は2022年前期に昇級・昇班/降級・降班する主な選手を紹介した。ここに名前が挙がっていない選手については、競輪オフィシャルサイトから選手を検索し、プロフィールの「次期級班」から確認していただきたい。
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競輪歴15年(みんなの競輪チーム 所属)

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