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2021年前期の選手級班が決定!昇級・昇班/降級・降班する選手をチェックしよう

2021年前期の級班が発表

先日、2021年前期の選手適用級班が発表された。今回は、主な昇級・昇班/降級・降班選手をカテゴリーごとにまとめていく。

S2⇒S1

43名が昇級。

最年長は48歳の金子真也(群馬69期)と江連和洋(栃木76期)。そして、チャレンジレースから1年半でS級まで登り詰めた庄子信弘(宮城84期)がデビュー22年目にして初のS1昇班を果たした。

その他、中村圭志(熊本86期)、原誠宏(香川91期)、古川尚耶(栃木92期)、鷲田幸司(福井92期)、森山智徳(熊本98期)、三登誉哲(広島100期)も初のS1昇班。若手選手では皿屋豊(三重111期)、高橋晋也(福島115期)、朝倉智仁(茨城115期)、坂井洋(栃木115期)と注目選手が続々と来期特選スタートの切符を掴んだ。

A級⇒S2

A1⇒S2が98名、A2⇒S2が11名の合計109名がS級に昇級。

最年長の昇級は53歳の金田健一郎(大阪60期)。続いて、G1・3勝の重鎮・高木隆弘(神奈川64期)も半年でのS級復帰を果たした。

法月成祐(神奈川77期)は落車による大ケガで一時期チャレンジレースを走っていたが、見事に這い上がり2013年以来8年ぶりのS級復帰。岩本和也(石川76期)、小林則之(静岡85期)、中村一将(兵庫86期)、明田春喜(北海道89期)と言ったベテラン選手もS級の舞台へ帰ってくる。

小峰烈(長野98期)は40歳にして初のS級昇級。小原周祐(高知99期)もS級⇒チャレンジへの降級を味わったが、立ち直り久々のS級復帰を果たした。

金子幸央(栃木101期)、阿部拓真(宮城107期)は前々期S1⇒前期A1と2段階の降級となったが、当然のS級復帰。6月の青森トラック競技支援でG3優勝⇒そのままA級降級という前代未聞の降級を強いられた隅田洋介(栃木107期)ももちろん昇級する。

113期・115期からは総勢16名が昇級。佐々木悠葵(群馬115期)、脇本勇希(福井115期)ら注目選手がS級の舞台で脚を試す。そして何と言っても注目は、117期早期卒業の菊池岳仁(長野)。ついにS級特別昇級は果たせなかったが、内容にこだわった走りでじっくりと力を付けてきた。S級に入ってどこまで通用するか。

A3⇒A2、A1

A3⇒A1が8名、A3⇒A2が91名の合計99名がチャレンジレースを脱出

最年長は57歳の多田司(大阪51期)と小林覚(神奈川56期)。その他、特別競輪での実績も豊富な大井啓世(奈良58期)や坂本英一(栃木59期)など、50代のベテランも10名以上A級上位戦に復帰する。

一方、若手の中で名前が光るのは橋本英也(岐阜113期)。2019年後期の出走回数不足で今期はチャレンジ暮らしだったが、来期は上位戦に復帰する。ただし東京オリンピック代表に内定しているため、来年も日本の競輪で橋本の名前を見る機会はあまり多くはなさそうだ。

S1⇒S2

ここからは降級・降班。S1⇒S2は39名が降班する。

2002年4月からS1を守り続けてきた佐々木則幸(高知79期)が19年ぶりに2班へ降班。三宅伸(岡山64期)合志正臣(熊本81期)、岡田征陽(東京85期)、坂本亮馬(福岡90期)のSS経験者や、記念優勝もある藤木裕(京都89期)もS2落ちとなった。

若手ではG1戦線でも存在感を見せていた簗田一輝(静岡107期)、南潤(和歌山111期)もS1から陥落。しかしこの二人は今期調子を戻しており、半年での復帰が濃厚だ。

S2⇒A級

S2⇒A1が110名、S2⇒A2が1名の合計111名がA級に降級。

G1・2勝の実力者・濱口高彰(岐阜59期)が、なんと32年ぶりにA級に降級。長らくS級を賑わせてきたが、年齢には勝てず今回の降級となった。その他、28年間S級に在籍した島野浩司(愛知62期)、21年間在籍した”内灘の虎”坂上樹大(石川80期)、SS経験者の兵藤一也(群馬82期)もS級の舞台から降りることとなった。

2013年ヤンググランプリ覇者の猪俣康一(愛知99期)も久々のA級へ。2020年後期はS1ペースで活躍を続ける木村弘(青森100期)小林令(山梨109期)も来期はA級暮らしとなる。

A1、A2⇒A3

A2⇒A3が103名、A1⇒A3が4名の合計107名がチャレンジレースへ。

S級での実績豊富な北沢勝弘(栃木54期)、和田誠吾(広島55期)を筆頭に、多くのベテランが初のチャレンジ落ちを経験することに。1990年代~2000年代は特別競輪にも出場した神開将暢(福岡69期)、戸邉裕将(茨城72期)ら往年の実力者の名前も並んでいる。

昨年5月以降欠場が続いている”競輪界のラオウ”こと黒川茂高(滋賀97期)もついにチャレンジへ。このまま出走がないと1年半で引退となるだけに心配だ。一方、今期90点に迫る勢いで活躍を続ける神山尚(栃木109期)は、2020年前期の失格が響きまたもやチャレンジ行きとなった。

まとめ

今回は来期昇級・昇班/降級・降班する主な選手を紹介した。ここに名前が挙がっていない選手については、競輪オフィシャルサイトから選手を検索し、プロフィールの「次期級班」から確認していただきたい。

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