今期のガールズケイリン代謝争いは大接戦

先日、止まらない「代謝ボーダー」の高騰~生き残りへ厳しい戦い続くチャレンジ選手の題で今期のA3選手が厳しい戦いを強いられている現状を伝えた。

しかし、それ以上にガールズケイリンの代謝争いも今期はかなりの接戦となっている。

これまでガールズケイリンの代謝対象となる下位3名は、残念ながら敗者戦である「ガールズ一般」ですら入着がままならないレベルが多く、期末を迎えるまでにその大勢が決しているケースも多かった。2021年前期以降のガールズケイリン代謝ボーダーは以下の通り。

2021年前期

3期平均得点
セーフ46.11
代謝146.03
代謝243.76
代謝343.51

2021年後期

3期平均得点
セーフ45.80
代謝145.37
代謝243.45
代謝343.29

2022年前期

3期平均得点
セーフ45.73
代謝145.40
代謝245.26
代謝30.00

2022年後期

3期平均得点
セーフ45.02
代謝144.56
代謝244.53
代謝343.63

ご覧の通り、3期平均で45点に満たない選手もいる状態だった。

しかし、今期の代謝対象となりうる(2期連続47点未満かつ、今期を含む3期平均47点未満)ガールズ選手9名は、4月現在上位から下位まで大きな差は無い状態。具体的には、9名の内3期平均が最も高い選手で46.1台~最も低い選手で45.5台と、その上下差はわずか0.6点ほど。これまでの期では、その上下差が最低でも1.3点~高くて4点近くは開いていたことを考えると、いかに今期の代謝争いが大接戦かが分かる。

それに加え、現在対象となっている9名は全員、今期得点が45点台中盤~46点台中盤。飛び抜けて調子が良い選手も悪い選手もおらず、今後3カ月で順位はどうにでも変化する状態だ。

チャレンジだけでなく、今期はガールズも代謝争いが大混戦。ガールズ開催にも思わぬ勝負駆けが隠れている可能性もあるだけに、選手の得点推移には注意を払って予想を組み立てたい。

※参考 一般的なガールズ開催(2R制)の着順と競走得点

予選得点
1着56
2着54
3着52
4着50
5着48
6着46
7着44
一般得点
1着53
2着51
3着49
4着47
5着45
6着43
7着41

47点が一つのボーダーと考えると、最低でも予選は5着、一般は4着を確保しておきたい。

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