2023年後期の級班が決定
先日、2023年後期の選手適用級班が発表された。今回は、主な昇級・昇班/降級・降班選手をカテゴリーごとにまとめていく。
S2⇒S1
最年長は50歳の金子真也(群馬69)。実力者では南修二(大阪88)、佐藤友和(岩手88)、菅田壱道(宮城91)、三谷将太(奈良92)、河端朋之(岡山95)、近藤隆司(千葉90)らが1班復帰を決めた他、佐藤愼太郎(福島83)がデビュー24年目にして初のS1昇班となった。
また、若手では伊藤旭(熊本117)、北井佑季(神奈川119)、志田龍星(岐阜119)、中野慎詞(岩手121)が初の1班となった。
A1、A2⇒S1、S2
最年長は55歳の中澤央治(大阪59)。小嶋敬二(石川74)、加倉正義(福岡68)、高谷雅彦(青森67)、早坂秀悟(茨城90)ら実績豊富な選手がS級復帰となった他、尾形鉄馬(宮城107)は前期の好成績により来期はS1に。高橋昇平(埼玉99)は13年目、徳丸泰教(兵庫95)は15年目にして初のS級入りを果たした。
若手選手では119期から桑名僚也(埼玉)、近藤翔馬(愛媛)、田川翔琉(熊本)、中島詩音(山梨)、堀江省吾(長野)、121期から後藤大輝(福岡)がS級デビューとなる。
A3⇒A1、A2
最年長は57歳の杉浦康一(北海道58)。現在A3の121期48名の内、42名が来期A2に昇班となる。
S1⇒S2
ここからは降級/降班。通算9度のG1決勝進出がある木暮安由(群馬92)が、前期失格2回の影響により2班へ降班。2009年にS1に昇班して以降、14年ぶりの1班陥落となった。同県の小林大介(群馬79)も、2007年以来16年ぶりの2班落ち。
この他には2014年前橋オールスターで決勝進出の天田裕輝(群馬91)が9年ぶり、山本伸一(奈良101)が7年ぶり、芦澤辰弘(茨城95)が6年ぶりの特選落ち。神山雄一郎(栃木61)、大塚健一郎(大分82)ら実力者も、再度の2班落ちとなった。
S1、S2⇒A1、A2
来期は長くS級で戦った2人のベテランがA級落ちを喫することとなった。
まずは西川親幸(熊本57)。S級最高齢優勝記録(52歳4か月)、S級1班最高齢在位記録(54歳9か月)、史上34人目の通算獲得賞金10億円などの記録を打ち立てたが、前期は不振に苦しみついにS級から陥落。1987年以来、実に36年ぶりのA級戦を戦うこととなった。
もう一人は紫原政文(福岡61)。1990年競輪祭新人王戦優勝を皮切りに、G1決勝進出4回、2009年にはS級S班に選出された強豪も、前期の失格が響き、来期は1989年以来34年ぶりのS級陥落となった。
その他、2006年の全日本選抜を制した名マーカー合志正臣(熊本81)も、近況は落車に苦しみ、来期は2000年以来23年ぶりのA級戦。1班経験者では、尾崎剛(埼玉79)が19年ぶり、小埜正義(千葉88)が16年ぶり、加賀山淳(千葉94)が12年ぶり、伊藤裕貴(三重100)が9年ぶりのS級陥落となった。
A1、A2⇒A3
来期もかつての名選手がチャレンジへ。1999年オールスター、2000年寛仁親王牌と2度のG1準優勝がある會田正一(千葉68)、北陸の名マーカーとして長く活躍した有賀高士(石川61)、2008年に初代S級S班に選出された遠澤健二(神奈川57)、2000年高松宮記念杯決勝7着の中村淳(栃木69)らが、初のA3落ちとなった。
まとめ
今回は2023年後期に昇級・昇班/降級・降班する主な選手を紹介した。ここに名前が挙がっていない選手については、競輪オフィシャルサイトから選手を検索し、プロフィールの「次期級班」から確認していただきたい。
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