四日市競輪G3「泗水杯争奪戦」攻略！四日市競輪場の傾向と特徴を探る！

競輪歴15年（みんなの競輪チーム所属）

4年前

四日市競輪場の特徴を分析
四日市競輪場のバンク特徴
四日市競輪場の決まり手
四日市競輪場の平均配当
四日市競輪場で勝負するにあたって
まとめ

四日市競輪場の特徴を分析

11月5日～11月8日まで、四日市競輪場でG3「泗水杯争奪戦」が行われる。今回は、四日市競輪場の特徴、決まり手、平均配当を徹底分析していく。

四日市競輪場のバンク特徴

まずは、四日市競輪場のバンク特徴から。基本のバンクデータは以下の通り。

バンク周長	400m
見なし直線距離	62.4m
センター部路面傾斜（カント）	`32゜15´7″`
ホーム幅員	`13.3`m
バック幅員	11.5m
センター幅員	8.5m

400mバンクだが、直線距離は武雄、弥彦、いわき平に次ぎ全国で4番目に長い。また、ホーム・バックの幅員も平均より広く、そのため逃げ切りは難しく捲り・差しが決まりやすい傾向にある。カントの深さは平均的。

また、四日市競輪場はバック側が海に面しており、風の影響を受けやすいバンクになっている。一般的に、冬場はバック向かい風になりやすいため、先行選手には不利にはたらく。その上、ナイター開催時は夜になるにつれて気温が低下し、それに伴い湿気が落ちてくるため、多くの選手がバンクの重さを指摘している。今回の記念開催もナイターで行われるので、その辺りを頭に入れておきたい。

普段から軽いバンク（ドーム型など）をホームとしている選手は、実力上位であっても重さに対応できるかどうかがカギとなる。反対に、地元選手はナイター開催も走り慣れているため、多少実力が劣っていても注意が必要だ。

四日市競輪場の決まり手

続いては、四日市競輪場の決まり手を見る。今回の調査対象は、2019年11月～2020年6月に行われたS級戦9車立てレース合計93R。

	1着	割合	2着	割合
逃げ	4回	4.26％	12回	13.04％
捲り	32回	34.04％	18回	19.57％
差し	58回	61.70％	33回	35.87％
マーク	0回	0.00％	29回	31.52％

逃げ切りはわずか4回。20回に1回もなく、逃げ切りを狙うのは完全な自力1車の場合のみで良いと言える。また、捲り34%に対し差し61％と、追い込み選手有利のデータが出ている。捲りが決まってもその後ろから差し込まれる、という場合もあり、ラインの折り返しは押さえておいた方が良いだろう。

2着のマーク決まり手は31.52％でやや低め。ラインでの決着確率は平均以下であり、筋違いばかり狙うのも手段としてはあり。

四日市競輪場の平均配当

続いて、四日市競輪場の平均配当に触れる。今回も例によって、対象は2車単と3連単のみとする。

	3連単	2車単
最高配当	373,450円	47,760円
最低配当	450円	170円
1日ごとの最高平均配当	86,242円	12,136円
1日ごとの最低平均配当	5,200円	540円
全体平均配当	23,037円	3,595円
万車券出現数	44レース	6レース
万車券率	46.32％	6.38％