玉野競輪G3 2日目振り返り
玉野競輪G3「瀬戸の王子杯争奪戦in広島」は2日目が終了。
12Rは最終ホーム7番手から巻き返した松浦悠士が力の違いを見せつけて完勝。マーク柏野智典以下を全く相手にしなかった。11Rは別線に牽制されて苦しい展開となりながらも、黒沢征治が力で前をねじ伏せ、最後はマーク和田健太郎がそれを差し切った。10Rは別線の先行争いを最終ホームから鮮やかに捲った清水裕友が順当勝ち。マーク岩津裕介と人気両者でワンツーが決まった。9Rは7番手からの捲りとなった小原佑太が、近畿勢の先捲り等厳しい展開を跳ねのけて勝利となった。
8Rは前団のもがき合いを最終ホームから一気に巻き返した太田竜馬が別線を粉砕。最後はマーク大屋健司が差し切った。7Rは逃げた原口昌平の番手を奪い取った取鳥雄吾が番手捲りを放ち、後位に収まっていた鈴木竜士の猛追をわずかに振り切った。6Rは中団4番手をキープした山田英明が最終バックで捲り。マーク大坪功一がゴール前際どく捕らえて勝ち星を飾った。
準決勝予想
10R【激戦。最後は地力で勝る4車の争いか】
4分戦で大混戦。主導権を奪うラインから全く読めないが、最終的にはスピードに勝る③小原佑太が巻き返すか。そこに②山田英明―①和田健太郎が捲りで迫ってゴール前は大激戦となりそう。⑨佐藤慎太郎を含めた①②⑨ボックスが中心となる。
⑦取鳥雄吾はライン2車で仕掛けが難しい。地元記念だけに勝ち上がりを優先すればやや遅めの巻き返しとなるか。⑦流しは狙う価値あり。近畿勢はラインの長さを活かしても連下までか。
◎②山田 〇①和田 ▲⑨佐藤 ×⑦取鳥 △③小原
11R【清水が別線を自力で完封。太田、埼京勢怖い】
連日危なげないレースで連勝を飾った②清水裕友が当然の本命。ここも的確な仕掛けで別線を問題としない。⑨柏野智典が続いて②⑨が本線。③太田竜馬が九州勢の援護受けて強攻なら肉薄も。②③、③②、③④。
①黒沢征治―⑤鈴木竜士の埼京勢は先行争いに巻き込まれないように駆けると面白い。狙うなら⑤①、②⑤、⑤②。近畿勢はやや劣勢も、⑦椎木尾拓哉の地力で迫る。
◎②清水 〇⑨柏野 ▲③太田 ×⑤鈴木 △①黒沢
12R【松浦の軸は揺るがない。野原巻き返し鋭く】
①松浦悠士はまさに”庭”と言える地元バンクで連日縦横無尽の仕掛け。走り方を誰よりも知る場では敗れるシーンが想像しづらい。ここもすんなり突破する。⑦岩津裕介が意地で食い下がり①⑦が本線。
別線では⑨野原雅也が巻き返し鋭く前に迫る。①⑨、⑨①。中部勢は②川口聖二が決死の覚悟で飛び出せば、⑥伊藤裕貴が2段駆けで猛抵抗。⑤坂口晃輔が展開活かして連下争いに参戦する。
◎①松浦 〇⑦岩津 ▲⑨野原 ×⑤坂口 △⑥伊藤
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