パールカップ展望
ガールズケイリンの競走体系整備に伴い、今年新設されたガールズケイリンのG1「パールカップ」。今回は史上初のガールズG1を展望する。
パールカップとは?
2023年から開催されるガールズケイリンG1。高松宮記念杯競輪の1日目~3日目に開催され、3日目の12Rに決勝が争われる。
高松宮記念杯競輪同様、出場するのは東西の平均競走得点上位者(その他、前年のガールズグランプリ1~3着選手とJCFトラック競技強化指定A選手は優先出走)。東日本は北日本・関東・南関東地区、西日本は中部・近畿・中四国・九州地区からそれぞれ14名の計28名が出場し、優勝を争う。優勝者には優勝賞金400万円と、年末のガールズグランプリ出場権が与えられる。
なお、今年はナショナルチーム組が全員アジア選手権大会へ出場するため、国内組のみでの開催となる。
パールカップの勝ち上がり方式
1日目
「ガールズ東日本予選」「ガールズ西日本予選」を2レースずつ実施。それぞれ3着までと、4着1名が2日目「東日本準決勝」「西日本準決勝」に進出。
2日目
「東日本準決勝」「西日本準決勝」を1レースずつ実施。それぞれ3着までと、4着1名が最終日「決勝」に進出。
準決勝までは東西別でトーナメントが行われ、決勝で初めて東西混合となる。また、基本は予選・準決勝共に3着条件の勝ち上がりとなる。
東日本展望
西日本と比べると、佐藤水菜・太田りゆ・梅川風子のナショナルチーム組が不在の東日本はやや小粒な印象。実績最上位、今年8Vの石井寛子(東京)に、ガールズコレクション平塚を制し、現在17連勝中の久米詩(静岡)が挑む構成で、この2人がやや抜けている印象。
2強を追うのは小林莉子(東京)だが、戦法が限られてくるだけに展開の助けが必要。鈴木美教(静岡)は西武園、函館とやや苦しんだが、地力でどこまで復調してくるか。地力上位の奥井迪(東京)、尾崎睦(神奈川)は今年に入りそれぞれ2V、1Vと精彩を欠いており、どこまで巻き返せるか。
西日本展望
一方の西日本はほぼフルメンバーが揃い、トップ層でも決勝進出には苦労しそうな構成。昨年のグランプリ覇者・柳原真緒(福井)は直前の前橋・取手で思わぬ取りこぼしを喫し、状態が若干不安視される。一方で今年絶好調なのが坂口楓華(京都)。1月岸和田~5月岸和田で破竹の32連勝を達成し、賞金ランクでも久米詩に次ぐ2位に付ける。今の勢いなら一気のG1制覇も有力。
児玉碧衣(福岡)・小林優香(福岡)の2トップももちろん優勝候補。児玉はグランプリの落車で年明けこそ苦しんだが、春以降復調し現在15連勝中。小林も前回玉野決勝以外はオール確定板と安定感を見せる。捲りに戦法切り替え中の尾方真生(福岡)がそこに続く。山原さくら(高知)は平塚以来の欠場明けで状態がどこまで戻っているか。
想定決勝進出選手
選手名 | 登録地 |
小林莉子 | 東京 |
石井寛子 | 東京 |
久米詩 | 静岡 |
柳原真緒 | 福井 |
坂口楓華 | 京都 |
児玉碧衣 | 福岡 |
小林優香 | 福岡 |
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