G2「第37回共同通信社杯」3日目結果＆決勝戦予想

競輪歴15年（みんなの競輪チーム所属）

3年前

第37回共同通信社杯　準決勝結果

G2「第37回共同通信社杯」は3日目が終了。準決勝の模様を振り返る。

10R

赤板から各ラインのせめぎ合い。早めに切った４新山響平を８嘉永泰斗が叩いたが、番手５北津留翼は３佐藤慎太郎に捌かれ東北勢が好位に。ホームから巻き返した９吉田拓矢も不発に終わったが、７平原康多が東北勢の後ろに切り替え直線伸び、更に後方から捲った１山口拳矢がゴール前それをわずかにかわして1着。3着には粘った４新山が入った。

11R

赤板で４鈴木庸之が前を切ったところへ、２太田竜馬が襲い掛かり打鐘で主導権。５郡司浩平は首尾よく3番手をキープしたが、１和田健太郎は捌かれて後退。東北勢の攻めも不発に終わり、直線は番手から抜け出しを図った９清水裕友を５郡司が捕らえて1着。3着には自力で伸びた７杉森輝大が入った。

12R

赤板から各ラインの切り合い。３眞杉匠が打鐘で先行を狙ったが、7番手から早めに巻き返した９新田祐大がすんなり叩いて主導権。別線は一切巻き返せず、直線は迫る２守澤太志を９新田が振り切って1着。3着には７鈴木裕が入った。

決勝戦予想

印	番	選手名	登録地	競走得点	年齢	期別	今回成績
	①	清水裕友	山口	113.72	26	105	４１②
△	②	山口拳矢	岐阜	114.80	25	117	４１①
〇	③	新田祐大	福島	117.44	35	90	１２①
×	④	鈴木裕	千葉	112.77	36	92	３４③
▲	⑤	守澤太志	秋田	118.24	36	96	１３②
	⑥	杉森輝大	茨城	109.60	39	103	４３③
◎	⑦	郡司浩平	神奈川	116.37	31	99	１１①
	⑧	新山響平	青森	111.10	27	107	４１③
	⑨	平原康多	埼玉	115.46	39	87	１３②

並び：７４・９６・８３５・１・２

番手絶好の新田VS捲り迫る郡司で一騎打ちの相

多士済々の決勝戦。優勝候補筆頭の松浦悠士が一次予選で姿を消す波乱はあったが、SS5名に地元の２山口拳矢と、十分に豪華な顔ぶれとなった。

ここは東北勢の番手３新田祐大と、完全優勝を狙う７郡司浩平で一騎打ちムード。どちらが勝ってもおかしくなく、展開はむしろ３新田に分がありそうだが、８新山響平との連携は昨年の競輪祭以来。実に10カ月ぶりとなる番手戦がどのように作用するかは不透明で、今回は本命を７郡司に打った。早々に番手捲りを打たれる展開では厳しいが、前が掛かりきる前に仕掛けられれば早めに前を捕らえて勝機。仕掛けのタイミング一つで逆転は可能と見た。

もちろん３新田に加え、その後ろを回る５守澤太志も前が踏む距離次第では鋭く前に迫って逆転も。この3名はほぼ互角の評価と見て良い。９平原康多はこのメンバーの自力ではやや厳しく、展開の助けが必要。一発の魅力を秘めるのは地元２山口。同じく単騎だったサマーナイトフェスティバルが好内容で、持ち味の自在性が活かせる単騎戦は望むところ。気合入る地元戦で一気のビッグレース初Vもある。

《本線》3連単　7=3－12459（10点）

《逆転》3連単　3＝5－1279（8点）

《穴目》3連単　2－13579－13579（20点）