久留米競輪G3「火の国杯争奪戦IN久留米」初日結果＆2日目予想

競輪歴15年（みんなの競輪チーム所属）

4年前

熊本競輪G3IN久留米　初日振り返り

久留米競輪G3「火の国杯争奪戦IN久留米」は初日が終了。最後の最後でまさかの結果が待っていた初日を振り返る。

メインレースの初日特選は、九州勢の先行を最終ホームで郡司浩平が叩く展開。山田英明が中団に切り替える所へ、後方から清水裕友が好回転の捲り。前を捕らえる勢いだったが、2番手の南修二が強烈なブロック。この時、清水の番手橋本強が落車し、更に内では南と松岡貴久が落車する波乱となった。直線は中団を切り抜けた山田が突き抜けて1着。2着には混戦を縫った小松崎大地が入り、郡司は逃げ粘って3着となった。

多重落車が発生した初日特選以外は、概ね平穏な結果が続いた。11Rは佐々木雄一ー坂井洋、10Rは松谷秀幸―野口裕史、9Rは三谷竜生、8Rは長島大介―芦澤辰弘、7Rは松川高大―上田尭弥、6Rは神田紘輔―高久保雄介と本線が仕事を果たし、全て2車単は1番人気か2番人気の決着。大きな配当が飛び出したのは、2Rの3連単50,900円と、3Rの3連単25,500円くらいだった。

2日目注目レース展望

それでは、2日目の注目レースを展望していく。

12R【3連覇へ地元・中川が巻き返す】

ここは地元ラインが⑤上田尭弥―②中川誠一郎―⑦中村圭志と3車揃った。細切れ4分戦でライン3車の利は大きく、しかも機動力も群を抜いているとだけあれば、⑤上田の先行でほぼ間違いないだろう。番手②中川が人気に応える。②⑤、②⑦が本線。怖いのは初日も切れ味鋭く追い込んだ①山口泰生。⑨高久保雄介の攻めに乗って、直線突き抜けのシーンは十分だ。

◎②中川　〇⑤上田　▲①山口　×⑦中村　△⑨高久保

11R【郡司ラインが強固。上位独占へ】

初日は意欲的に動いた⑤郡司浩平、相変わらず動きは超抜に見える。福島勢が援護に回ることでラインも強固なものとなり、ここは本命で揺るがない。番手⑦佐々木雄一との⑤⑦、⑦⑤が本線。初日1Rを鮮やかに捲り切った③門田凌がどこまで抵抗できるかだが、もつれて2着争いまでが妥当と見る。

◎⑤郡司　〇⑦佐々木　▲③門田　×①伏見　△②吉田

10R【復調気配の清水が人気に応える】

初日特選は落車のあおりを食らった⑤清水裕友だが、捲りのスピード自体は前を捕らえるに十分なものだった。調子の底は脱したと見て、このメンバーに入れば一枚上の力を見せよう。番手①湊聖二との⑤①が本線だが、②山田久徳―⑦神田紘輔の近畿勢の食い込みも十分で、⑤②、⑤⑦、②⑦、⑦②を一考。上位4人での首位争いが濃厚だ。

◎⑤清水　〇①湊　▲②山田　×⑦神田　△③小林