2022年、注目の選手はこれだ
今回は、2022年注目の若手選手を輪pedia編集部がピックアップしてご紹介する。
なお、今回の対象選手は2022年1月現在、115・117期でS級2班以下に所属している選手限定とした(S級1班に所属している選手は既にその実力が知れ渡っているため)。
武田亮(東京115)
前々期のA級戦では実力の違いを見せつけ、2回の優勝を含めてすべての開催で決勝に進出しS級へ昇級した。しかし、注目すべきは結果よりもその内容。7月にS級に昇級してからも、3日間の内最低2日はバックを取る競走で奮戦。一時期は、連対実績が全て逃げの数字となる徹底先行で力を付けた。この実績なら、近い将来大化けが狙えるはず。今年もブレない姿勢で強敵に挑む。
藤井侑吾(愛知115)
ご存知115期のゴールデンキャップ。デビュー後は内容を重視した走りでゆっくりと力を付け、昨年7月にS級に昇級すると、2節目の富山記念ではいきなり決勝に進出。その決勝でも先行で3着に粘り込み、競輪祭出場の権利を手にした。昨年後半はグレード戦の壁に跳ね返されたが、潜在能力を考えればすぐに順応してくるはず。今年もG1戦線へ殴り込みを狙う。
晝田宗一郎(岡山115)
昨年1月にS級昇級。決勝進出こそ少ないものの、こちらも先行主体の内容で随所に見せ場を作ってきた。アマチュア時代の実績が物語るように、潜在能力はS級上位でも十分通用する。レースぶりに粘りと安定感を付けていけば、グレード戦でも上位を脅かす存在となるだろう。
阿部架惟都(宮城115)
デビュー直後はA級でも組み立てや粘りの甘さが目立ち、S級戦では苦戦も予想されたが、昇級2戦目で初勝利。その後も敗者戦中心ながら、先行するとなかなか良い粘りを発揮して8勝を挙げる健闘を見せた。成長力という点では同期でも上位クラス。今期はさらなる成長を見込む。
青野将大(神奈川117)
アマチュア時代に数々の実績を残してきた好素材が、昨年後半に入ってようやく本格化の兆し。11月には連続で決勝に進むなど、成績の安定感もグッと増してきた。当面の目標は記念の準決勝・決勝進出。力は持っているだけに、もう一段階のレベルアップが求められる。
土生敦弘(大阪117)
昨年8月に9連勝で特別昇級。先行・捲りを使い分ける柔軟なスタイルで競走得点も1班の選手とほぼ遜色ないところまで持ってきた。まず目標はS級初優勝。その壁を越えられれば、役者揃いの117期の中でも目立つ存在になってこられるだろう。
櫻井祐太郎(宮城117)
A級時から順調に勝ち星を重ね、昨年7月にS級に昇級。決勝進出はまだないが、ほぼ先行一本で奮戦している。こちらも主に敗者戦の話にはなるが、すんなり主導権を握れば粘りはかなり強靭。安定して予選を突破できるようになれば、すぐに優勝争いに絡んできそうだ。
下井竜(三重117)
117期でも一、二を争う徹底先行型。昨年12月の最終戦で9連勝を果たし、滑り込みでS級特別昇級を決めた。S級デビュー戦の地元四日市戦では、早速最終日にS級初勝利。先行意欲は魅力十分なだけに、積極性は失わないで欲しい。
阿部将大(大分117)
養成所順位5位の素質型で、脚質は超が付く地脚タイプ。デビュー後はA級上位戦のスピードへの順応にやや時間を要したが、昨年後期は無双状態で10回の優勝を数えた。いよいよ今年からS級戦。持ち味を活かす走りでどこまで上位に食い下がれるか。
長田龍拳(静岡117)
2018年、スプリント競技で高校選抜・インターハイ・国体の三冠を達成し、鳴り物入りでデビューしたが、A級戦ではよもやの足踏み。他の同期には後れを取ったが、昨年後半は抜群の安定感を誇った。まずは9連勝でS級特別昇級を目指したい。
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