KEIRINグランプリシリーズ2日目予想
KEIRINグランプリシリーズ2日目の予想を、メインレースのヤンググランプリを中心にお届けする。
ヤンググランプリ予想
印 | 番 | 選手名 | 登録地 | 年齢 | 期別 |
◎ | ① | 松井宏佑 | 神奈川 | 28 | 113 |
▲ | ② | 高橋晋也 | 福島 | 26 | 115 |
〇 | ③ | 宮本隼輔 | 山口 | 26 | 113 |
④ | 小林泰正 | 群馬 | 26 | 113 | |
× | ⑤ | 坂井洋 | 栃木 | 26 | 115 |
⑥ | 河合佑弥 | 東京 | 26 | 113 | |
⑦ | 黒沢征治 | 埼玉 | 26 | 113 | |
⑧ | 小原佑太 | 青森 | 24 | 115 | |
△ | ⑨ | 森田優弥 | 埼玉 | 22 | 113 |
世界のスピードで圧倒!松井が昨年3着の雪辱を期す
例年、ヤンググランプリは自力一本の若手選手のみが出場するため、ラインがほとんど出来上がらず、点と点の争いとなることが多い。しかし、今年はラインが3つ出来上がったことで、まだ予想が立ちやすい状況となった。
それでも、本命は①松井宏佑だ。昨年は前から遠く離れた8番手に置かれ、直線猛然と追い込んだものの届かず3着。しかし、今年は松井にとって大きな成長を遂げた1年となった。全日本選抜、ウィナーズカップで準決勝進出。その後落車の影響で大きく調子を崩したものの、夏以降に立ち直り小田原記念準優勝。そして、11月の競輪祭では決勝に進み、同郷郡司浩平の優勝に貢献した。強敵に揉まれ続けたことで自慢のスピードにさらに磨きがかかっており、その先行力はすでに競輪界トップクラス。このメンバーならば、多少位置取りを悪くしても自力で前をごぼう抜きできよう。
番手から迫るのは③宮本隼輔。こちらも夏場に一時調子を落としたが、秋以降は好調を持続し、11月防府記念は3連勝で決勝進出。すでに地力はG1級で、実際特別競輪戦線でもハマった時の破壊力は目を見張るものがある。昨年は本調子を欠き捲り不発の7着に敗れたが、今年こその思いは人一倍強いだろう。
この両者に対し、別線はラインの力で対抗したい。7月以降、コンスタントにF1戦で勝ち星を挙げている⑧小原佑太が前を受け持つ東北勢が逆転一番手か。①松井とはナショナルチームのライバル関係にもあり、簡単に引き下がるわけにはいかないだろう。決死の先行勝負に持ち込めば、番手②高橋晋也の逆転がある。
⑤坂井洋は10月寛仁親王牌でG1初勝利を挙げ、競輪祭でも先行で随所に見せ場を作った。成長力という点では上位に引けを取らず、ここは全力で獲りに行く姿勢で一発を狙う。もちろん、⑦黒沢征治―⑨森田優弥で並ぶ埼玉勢も前々に動けば怖い存在だ。
本線は①③、③①。そこに②高橋が絡む①②③ボックスも十分で、狙い目は⑤坂井の大捲りからの⑤頭。更なる配当を追うならば、目を瞑って埼玉勢の2段駆けから⑨頭で大きく狙う。
その他の注目レース
10R【初日快勝の吉田に死角なし。南関勢注意】
初日特選を勝ち切った③吉田拓矢が連勝で決勝に勝ち進もう。③⑤が本線も、④大石剣士がすんなり主導権を奪えそうな南関東勢が怖い。番手⑧嶋津拓弥が2段駆けも辞さない構えで抵抗する。③⑧、⑧③、⑧⑥も押さえる。乱戦になれば⑨小川真太郎―②柏野智典の捲りも十分。
◎③吉田 〇⑤宿口 ▲⑧嶋津 ×⑨小川 △②柏野
9R【寺崎―椎木尾で巻き返しワンツー。島川抵抗】
共に初日の動きが良かった③寺崎浩平―⑨椎木尾拓哉でワンツーが有力。7番手に置かれても力で持ってくる。③⑨、⑨③が本線。②島川将貴が粘り強く先行して抵抗。番手⑤桑原大志が絡んでの②⑤、⑤②、③⑤⑨ボックスまで。
◎③寺崎 〇⑨椎木尾 ▲⑤桑原 ×②島川 △④坂本
8R【混戦も和歌山勢の2段駆けで稲毛が決めるか】
各ライン実力接近で大混戦。⑧中西大が3車ラインで積極策ならば、①稲毛健太が気持ちに応えて番手から抜け出す。①④が本線。②鈴木庸之が捲りで迫って①②、②①が逆転。⑦柴崎淳は落車明けで動きがもう一つ…。③川口聖二に任せてどこまで伸びるか。初日粘り強かった⑥小川祐司や⑤井上昌己の方が狙い目かも。
◎①稲毛 〇④鷲田 ▲②鈴木 ×⑦柴崎 △⑤井上
ガールズグランプリ結果
28日のメインレースに行われたガールズグランプリ2020は、福岡108期の児玉碧衣が優勝。児玉はこれでガールズグランプリ3連覇を達成し、3年連続の賞金女王に輝いた。2着には梅川風子、3着には高木真備が入った。
まさに”絶対女王”の走り。ライバルの執拗な牽制を意にも介さず、最終バックで早々にケリを付けて見せた。レースは佐藤水菜が最後方からホームで一気にカマす展開。児玉はそれを一瞬追いかけたが、中団から先に反応した高木真備の動きを見るや、その後ろを更に追いかけるクレバーなレースぶり。最終バックで高木の番手捲りのさらに上を捕らえ、高々と差し上げた左手と共に悠々とゴールを駆け抜けた。
同郷最大のライバル・小林優香こそ不在だったものの、このメンバーで圧倒的なパフォーマンスを見せた児玉に、現状では敵は見当たらない。来年以降も、競輪界の第一人者として君臨する”絶対王政”状態が続きそうだ。
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競輪歴15年(みんなの競輪チーム 所属)
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