波乱必至の松戸記念
8月22日より、松戸競輪場でG3・開設68周年記念「燦燦ダイヤモンドカップ」が開催される。オールスター終了後初の記念開催となるが、各地区から豪華メンバーが揃い注目の一戦となった。今回は、各地区の注目選手をピックアップする。
北日本
オールスターでも活躍を見せた新山響平(青森)が33バンクを味方に付けて逃げ粘りを狙う。番手は山崎芳仁(福島)、内藤宣彦(秋田)が固めて決勝戦での連携を目指す。いざとなれば自力発動のシーンもありそうな鹿内翔(青森)、捲り主戦だけに仕掛けどころがカギとなる庄子信弘(宮城)も予選レベルなら争覇圏内。
関東
平原康多(埼玉)、木暮安由(群馬)の不動の2トップが引っ張る関東だが、他は頭数に比べて選手の実力がもう一歩と言うところ。伊早坂駿一(茨城)、朝倉智仁(茨城)の両機動型が先行に強い意志を見せれば、予選レベルは不動の軸となるが。
※8/20追記 坂井洋(栃木)が追加参戦。これで戦力に厚みが出てきたと言えそうだ。
南関東
戦力が最も充実しているのが地元・南関東。和田健太郎、鈴木裕、岩本俊介、山賀雅仁と有力選手が勢揃いし、地元記念での牙城維持を狙う。染谷幸喜、蒔田英彦の両機動型が前を回り、後ろを好調・萩原孝之(静岡)が固めれば、そうそうラインは崩れない。あとは、決勝戦に何人が勝ち上れるかの問題になってきそうだ。
中部・近畿
中部からは深谷知広(愛知)が参戦。松戸は2014年サマーナイト優勝などの実績があり、相性は悪くないバンク。多少の展開不利は爆発的なスピードで跳ね返すか。番手は柴崎俊光(三重)が食らい付いて。
近畿は村上博幸(京都)が総大将。2010年ダービーで兄弟ワンツーを決めた思い出の舞台で再度の優勝を決められるか。山田久徳(京都)、藤井栄二(兵庫)の自力型が前を回るが、頭数が少ないだけに他地区との共闘もありそう。
中四国・九州
清水裕友(山口)が不動の中心だが、前回オールスターは二次予選9着で途中欠場。どこまで動きが本来の物に戻っているかは不透明で、まずは1走してみての調子の判断か。桑原大志(山口)、井上昌己(長崎)の両選手が相手筆頭。展開のカギを握る松本貴治(愛媛)は、まだ復調途上という印象で、結果よりも後ろをしっかり連れ込むことに集中したい。
想定決勝戦メンバー
選手名 | 登録地 | 年齢 | 期別 | 前回成績 |
平原康多 | 埼玉 | 38歳 | 87期 | AS❾⑧欠 |
村上博幸 | 京都 | 41歳 | 86期 | AS❽⑧③⑤ |
清水裕友 | 山口 | 25歳 | 105期 | AS❻⑨欠 |
新山響平 | 青森 | 26歳 | 107期 | AS❷❾⑨① |
和田健太郎 | 千葉 | 39歳 | 87期 | AS❶⑤⑥⑦ |
鈴木裕 | 千葉 | 35歳 | 92期 | AS①⑤①⑥ |
深谷知広 | 愛知 | 30歳 | 96期 | AS❽①⑤③ |
まとめ
松戸競輪場はそのバンク特性上、本命選手が後方に置かれると捲り不発に終わる危険性が非常に高い。そのため、思わぬ波乱が起きるケースも少なくない。堅く収まる傾向にある記念開催でもその特徴は当てはまるのか、それとも本命選手が順当に力を発揮するのか。配当を追うファンにとっても十分に魅力のある開催となりそうだ。
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