「競輪で勝ちたい人」必見！回収率を上げる4つのポイントを伝授！

競輪歴15年（みんなの競輪チーム所属）

4年前

車券を当てる次は、回収率を上げよう
ポイント①勝負スタイルを決めろ！
ポイント②勝負レースは厳選せよ！
ポイント③賭け式は柔軟に選択せよ！
ポイント④私情は持ち込むべからず！
回収率を上げるためのアドバイス
まとめ

車券を当てる次は、回収率を上げよう

以前の記事で、「的中率を上げる3つのポイント」を紹介した。もちろん、前回紹介したポイントを押さえれば、車券が当たる確率は格段に上がる。しかし、車券を当てたのであれば、どうせなら大きくプラスを出したいのも確か。今回は、そんな狙いに応えるべく、回収率を上げるために大事な4つのポイントを一挙に紹介していくことにしよう。

前回記事はこちらから復習⇒

「競輪を当てたい人」必見！あなたの的中率が上がる「3つのポイント」を伝授！競輪の的中率を上げたい競輪ファン必見！あなたが知らなかった「3つのポイント」を押さえるだけで、的中率は飛躍的に上がります！...

ポイント①勝負スタイルを決めろ！

競輪で勝ちたい、回収率を上げたいならば、まずは自分がどの程度の配当を狙っていくのかを決めるべき。3連単数百円～千円台の配当に大きく勝負するのか、少し高めの配当をコンスタントに当てていくのか、万車券のみを狙い撃つのか…。この軸がブレると、余計なレースに手を出す危険性が高くなる。しっかりと自分の軸を持つことが、勝負事には肝要だ。

ポイント②勝負レースは厳選せよ！

競輪を含めた公営競技は、その特性上全レース勝負したら必ず負ける。楽しむ競輪ならそれでもいいが、勝つ競輪なら話は別。事前にレースをしっかりと吟味し、これと決めたレースのみ勝負する。そして、それ以外のレースには手を出さない意志の強さが必要だ。

また、もし勝負レースを外した場合は、潔くその日はあきらめる決断も重要。どこかで取り返せる、と思ってむやみに別のレースに手を出すと、かえって傷口を広げる結果になりかねない。

ポイント③賭け式は柔軟に選択せよ！

これも、楽しむ競輪と勝つ競輪の重要な分かれ道。勝負レースに合った賭け式を選択することだ。毎レース3連単を狙っていては、的中率そのものも上がらず、回収にはつながりにくい。

例えば、「このレースはどう考えてもこの2人のワンツーだ」と思ったときは2車複や2車単で大きく張ればいい。仮にオッズが1.5倍だったとしても、1万円張れば5000円のプラスになる。この辺りは、自分の自信度とオッズの高低を見極めながら、賭け式を選択していくべきである。

ポイント④私情は持ち込むべからず！

最後のポイントは、私情を持ち込まないこと。勝負に徹するのであれば、これが一番重要といっても過言ではない。

長く競輪を見るほど、応援したくなる選手が増えていくのがファンの常。その選手が出る時は、応援ついでに車券を買うこともあるだろう。それ自体は良い事だが、勝負に徹し、勝ちを求めるとなったら話は別。推している選手の調子が悪かったり、展開がどう考えても向かないと判断した時は、心を鬼にして車券から切り捨てることも必要だ。すなわち、余計な車券を買わないことが勝利への近道になる。

回収率を上げるためのアドバイス

以上が回収率を上げるための4つのポイントとなるが、ここからは回収率アップに役立つアドバイスをいくつか紹介する。

・堅い配当で大きく勝負したいなら、絶対にチャレンジレースの予選、準決勝がおすすめ。何をどうやっても1着になる新人選手が多く、考える時間も省ける。問題は2着以下をどう決めるかだが、ある程度競走得点を持っているか、自力を出せる選手なら新人相手でも食い下がれる。この情報だけで、すでに1，2着は確定しているので、後はオッズと相談して、2車複、2車単で勝負するか、3連単まで手を伸ばすかを決めれば良い。

・ある程度の配当を狙いたければ、A級1・2班戦かS級戦になる。平均配当はS級戦の方が高めだが、実力が拮抗し始める分10万車券以上の超高配当も出にくくなる。大穴狙いに徹するのであれば、A級1・2班戦を主戦場にするのもいいだろう。

・ただし、競輪で高配当を狙うということはほぼラインを無視するということであり、常識ではなかなか難しい。その分、買うべき点数も増加する。つまり、荒れると思ったレースが荒れなかった結果、損失が大きくなったり、的中してもトリガミになったりするケースも考えられる。穴狙いに徹する際は、配当が低くなった際のリスクヘッジまで考える必要がある。

まとめ

今回は、勝負に徹して回収率を上げるために重要なポイントを紹介した。

繰り返しになるが、「楽しむ競輪」と「勝つ競輪」は全くの別物。競輪を趣味程度に楽しみたいのであれば、ここに書いてあることは全く無視していただいて構わない（ここまで書いておいて言うのも何だが）。競輪でしっかりと利益を出してみたい！という場合だけ、この4つのポイントを押さえておけばOKだ。

最も、主催者側に売り上げの25％が回り、ファンが残りの75％を奪い合っている時点で、回収率を100％にすること自体が至難の業というもの。競輪を気軽に楽しみたいのであればこんな難しい命題に立ち向かう必要はないし、逆にその難題を解決したいのであれば、それなりに厳しいルールを自分に課さなければならないということだ。