和歌山競輪G3 初日振り返り
和歌山競輪G3「岸和田キング争覇戦in和歌山」は初日が終了。終始強い風が吹き抜け、厳しいコンディションの中での開催となった初日を振り返る。
メインレース・初日特選は昨年のグランプリ覇者・和田健太郎が和田真久留のホーム先行に応えて、直線抜け出し快勝。2021年最高のスタートを切った。2着にも浅井康太が入り、グランプリ優勝経験者のワンツーとなったが、3連単は38,090円の高配当となった。11Rは注目の寺崎浩平が一気のカマシで後続を突き放し、神田紘輔との近畿ワンツーを決めた。10Rは7番手に回される展開となった竹内雄作が、前団のもつれを一気に捲り去り6車身差の圧勝を飾った。
9Rは逃げた望月一成の番手が大競りとなる中、後方から一気に捲った長尾拳太が勝利を収めた。6Rは各選手が内々に攻める展開の中、最終的に主導権を奪った福永大智の番手から村田雅一が直線抜け出し白星発進。4Rは7番手捲りとなった中西大が後続を4車身突き放して快勝し、状態の良さをアピールした。
2日目予想
2日目の二次予選を予想する。
12R【望月に先行の迷い無し。和田が連勝ゴールだ】
⑨望月一成は先行以外の戦法は考えていないはず。そうなれば、①和田健太郎の腕の見せ所。後輩の頑張りに応え、番手の仕事をこなしてワンツーだ。①⑨、①④。②中西大―⑦神田紘輔の近畿勢が強靭に抵抗すると、怖いのは⑤才迫開の一発。
◎①和田 ○⑨望月 ▲⑦神田 ×⑤才迫 △②中西
11R【初日大敗の松浦が修正して突破】
初日特選は後方から捲り返せなかった②松浦悠士も、さすがにこのメンバーに入ると力が違いすぎる印象。先行も視野に入れつつ、⑤池田憲昭とワンツーを決める。②⑤が本線。⑦長尾拳太の2，3着も一考。
◎②松浦 〇⑤池田 ▲⑦長尾 ×①吉村 △⑨鈴木
10R【混戦も守澤がSSの意地で。川口逆転も】
ここは混戦。東北勢が唯一のライン3車で、⑨守澤太志が有利に見えるが、自力の機動力という点では②川口聖二の方が上回る。先に叩かれるようだと意外と苦戦？本線⑨①に②⑨、⑨②、②⑦まで考えたい。
◎⑨守澤 ○①阿部 ▲②川口 ×⑦笠松 △⑤佐藤
9R【寺崎―古性のラインは鉄壁。3着争いに】
①寺崎浩平―⑤古性優作のラインはいかにも強力で、別線を圧倒している。先行力も群を抜いており、よほどのことがない限りワンツーが決まりそうだ。①⑤、⑤①で、後の選手は3着争いだろう。
◎⑤古性 〇①寺崎 ▲⑦中村 ×③伏見 △⑨澤田
8R【絶好の番手活かす稲川軸。園田強襲逆転も】
⑨藤井栄二の番手が回ってきた②稲川翔が絶好の展開をモノにすると見たが、⑦園田匠も長い直線を使って差を詰めてくる。②⑨、②⑦、⑦②で。同じく⑤三宅達也の直線強襲も怖く、穴狙いに。
◎②稲川 〇⑦園田 ▲⑨藤井 ×⑤三宅 △①佐藤
7R【竹内の番手から浅井が順当に決める】
⑦竹内雄作と②浅井康太はG1でも連携実績豊富。⑤和田真久留の機動力は怖いが、今日こそは本領の先行勝負でワンツーを決める。②⑦が本線、②⑤、⑤②が逆転。この3人の勝負になりそうだ。
◎②浅井 ○⑦竹内 ▲⑤和田 ×⑨山田 △③村田
6R【小松崎―和田で捲って首位。近畿勢どこまで】
②小松崎大地―⑨和田圭―⑦新山将史で並ぶ東北勢が総合力で勝る。近畿勢と九州勢の主導権争いを捲って決着だ。②⑨、⑨②。⑤福永大智はここも積極策でどこまで粘り込めるか。①岡崎智哉が番手から抵抗する。
◎②小松崎 〇⑨和田 ▲①岡崎 ×⑤福永 △⑦新山
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