PIST6 2023 ラウンド19は、9月17日(日)に最終日が行われた。決勝戦では連勝で勝ち上がった2名の選手に加えて積極的な機動型が顔を揃え、ハイスピードな争いが繰り広げられた。残り半周から豪快なまくりを決めた東矢圭吾が完全優勝を飾った。2着には東矢を追走した徳田匠が入り、後方からまくり上げた佐藤幸治が3着に入った。
決勝戦のスタートポジションは先頭から佐藤幸治-保田浩輔-東矢圭吾-徳田匠-小林史也-田川翔琉。レースは残り3周でペーサーが退避すると田川がインを切って、小林がその上を押さえる。保田が残り2周から巻き返して先頭に立つと、そのままペースを上げて最終主導権。保田を追走した徳田は残り1周過ぎから仕掛けると、3コーナーで逃げる保田を抜き去り、先頭でゴール線を駆け抜けた。
「(完全優勝の結果に)嬉しいです。久々に優勝出来たのも良かったです。準決勝が終わった後に、足が大丈夫かなと思ったんですけど決勝までもってくれました。展開的にも保田君がいってくれて、向いてくれました。(保田浩輔は)仕掛けないかなと思っていたので。シリーズを振り返っても良かったんじゃないかなと思います。準決勝では今まで以上の距離を踏んで逃げ切れたし、自信にも繋がりました。次は豊橋記念なんですけど、初めてフルメンバーがいる開催だしどこまでやれるか楽しみはありますね。今年は熊本記念にも呼んでもらっているし、競輪でもしっかり結果を出せるように頑張ります」
PIST6 2023 ラウンド1以来の完全優勝を飾り、通算2度目のV。今シリーズでは逃げ切りでの3連勝を飾るなど前回よりもパワーアップした姿を見せてくれた。現行競輪では前期末にS級へ特別昇級し、既にF1シリーズで準優勝の成績を残すなど勢いは加速するばかり。次走は9月28日から開催される豊橋記念に出走予定で、SS班も参戦するグレードレースで爪痕を残せるか大いに注目だ。
『家族で一緒に楽しめるイベントが開催中』
また今節は『千葉公園×PIST6 ふれあいフェスタ』を開催し、売るのも買うのも子供達だけの『キッズフリマ』、スラックスやヨガを体験できる『秋のスポーツ体験デー』が行われ、家族連れが多数来場し大きな盛り上がりを見せた。9月23日から24日に行われるPIST6 2023ラウンド20でも引き続き開催(大人同伴で19歳以下入場無料)予定で、人気芸人の漫才&モノマネステージ、キッズコーナーが行われますので、是非ご家族でご来場下さい。
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