7/27(月)~7/29(水)、立川競輪場で「競輪ワールドシリーズ」が開催。シリーズを展望する。

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ガールズ:ついに来た 佐藤水菜が外国勢と激突

今回の女子選手もファンデルワウとグロの2名。前回岸和田はグロが今回来日初の完全優勝。それでも両者の力はほぼ互角と言ってよく、先に仕掛けた方を後から追いかける方が最後に差すというシーンが目立つ。立川は直線が長く、今回も同じパターンが想定される。最終2センターまでに前を2~3車身差に捉えていれば、直線だけで逆転は可能だろう。

しかし、いよいよ日本勢も真打を送り出す。現在20連勝中、日本自転車競技界の第一人者・佐藤水菜だ。ファンデルワウとは昨年の世界選手権・スプリント決勝で対戦し、ファンデルワウが2-0で勝利。一方、ケイリンでは準決勝で佐藤3位・ファンデルワウ4位、さらに今年のワールドカップ第2戦(香港)では準決勝で佐藤が2-0で勝利と、互角の戦いが続いている。さながら立川が世界選手権の舞台となったようで、当然決勝での三つ巴の争いに注目が集まる。

この3強に唯一追随できるとすれば、徹底先行で活躍中の半田水晶か。相手はこれまでとは段違いだが、自分の競走を貫いて見せ場を作れれば、大きなステップアップにつながりそう。

男子:ラブレイセンに新旧ナショナル組が挑む

男子選手はラブレイセンとリチャードソン

ラブレイセンは初戦の防府・2戦目の岸和田でいずれも完全V。岸和田の決勝は打鐘から逃げ、番手のトゥルーマンを寄せ付けない圧巻の内容で、上がりも10.9と完璧だった。直線が長い立川も、後方に置かれやすい立場ならむしろ好都合。多少不利な展開も、直線だけでねじ伏せる公算が大きい。

リチャードソンは前回伊東で決勝進出。準決勝で見せた上り9.1の捲りはまさに弾丸のようなスピードで、能力の片りんを見せつけた。2人で決勝に勝ち上がった時の前後に注目が集まる。

対する日本勢は現ナショナルチームの中石湊が登場。ラブレイセンとはワールドカップ第3戦(マレーシア)・ケイリン準決勝で対戦し、この時は勝利。しかし決勝ではラブレイセンが2位、中石は4位だった。本業の競輪ではG1戦線で強敵に揉まれ、力を付けている段階。まずはここで外国勢と互角以上に渡り合うことが、今後の自転車競技全体に関わってきそう。

さらには、雨谷一樹・根田空史・河端朋之と、世界を相手に戦った元ナショナルチーム組が大挙して参戦。さながら時代を超えたワールドカップ・世界選手権といった趣で、3日間目が離せないシリーズとなる。

そんな「ケイリン」ムードに「競輪」で立ち向かいたいのが地元の鈴木玄人。今年はウィナーズカップ・日本選手権・高松宮記念杯とビッグ3連続の準決勝で落車するという手負いの戦いだが、それだけ厳しいレースをしてきている証拠。国内外のスピードバトルに、自慢の捌きで風穴を空ける。

想定決勝メンバー

男子

選手名登録地競走得点
中石湊北海道109.90
雨谷一樹栃木109.13
鈴木玄人東京112.68
根田空史千葉108.50
河端朋之岡山110.70
ラブレイセンオランダ110.00
リチャードソンイギリス105.33

女子

選手名登録地競走得点
佐藤水菜神奈川63.66
半田水晶茨城55.11
平子結菜三重50.38
豊岡英子大阪50.25
渡部遥愛媛50.23
ファンデルワウオランダ57.55
グロフランス57.00

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