立川競輪G3 初日予想
立川競輪G3「鳳凰賞典レース」は明日初日を迎える。昨年グランプリを戦ったS級S班3名・平原康多、清水裕友、郡司浩平を含め、新年を飾るに相応しい豪華メンバーが揃った。早速、初日の予想をお届けする。
なお、本開催中の立川競輪場は入場人員が確実5,000人に制限されており、入場者数がこれを超えた場合は入場制限が行われるためご注意いただきたい。
メインレース・初日特選
印 | 番 | 選手名 | 登録地 | 競走得点 | 年齢 | 期別 |
◎ | ① | 平原康多 | 埼玉 | 119.55 | 38 | 87 |
▲ | ② | 清水裕友 | 山口 | 115.11 | 26 | 105 |
△ | ③ | 菅田壱道 | 宮城 | 112.00 | 34 | 91 |
④ | 小川真太郎 | 徳島 | 111.84 | 28 | 107 | |
⑤ | 成田和也 | 福島 | 113.65 | 41 | 88 | |
〇 | ⑥ | 鈴木竜士 | 東京 | 110.92 | 26 | 107 |
× | ⑦ | 郡司浩平 | 神奈川 | 119.41 | 30 | 99 |
⑧ | 内藤秀久 | 神奈川 | 111.70 | 38 | 89 | |
⑨ | 椎木尾拓哉 | 和歌山 | 112.08 | 35 | 93 |
①平原康多、②清水裕友、⑦郡司浩平によるグランプリの再戦ムード。初日特選から見逃せない一戦となった。特に①平原と②清水はあの平塚の2センターで身体をぶつけ合ってすぐの再戦。どのように決着するかが非常に気になるところだ。
本命には①平原を推した。当地記念は2014年以降、5回の参戦で優勝2回、決勝全て3着以内と抜群の安定感を誇っている。ここはレース技術が問われる細切れ戦。経験値で圧倒的に他を上回るメンバーとなり、勝負所で確実に捌いて上位に進出するだろう。番手は⑥鈴木竜士で、①⑥が本線。
強敵は立川記念3連覇を狙う②清水。グランプリで見せた捲りのスピードは好調時のそれに戻りつつあり、今ならG3クラスに入れば好勝負は必至と見る。このメンバーなら先行もあり得るだけに終いの粘りは課題だが、重い印は必要だろう。②④、①②、②①が逆転。
当然⑦郡司も一発を狙う。グランプリは和田健太郎の露払い役で終わったが、記念開催での破壊力は昨年の優勝実績を見れば明らか。細切れ戦の外枠で位置取りが課題となるが、一瞬の捲りを活かせる展開になれば逆転は五分以上。⑦⑧、⑦②、⑦①まである。いずれにせよ、SS3名による上位争いは必至だろう。
その他の注目レース
10R【南を足場に村上が好発進決めるか】
47歳のシーズンを迎える①村上義弘。G3クラスならまだまだ上位争いを演じており、老け込むには早いと言わんばかりの動きを見せる。ここは復調した⑦南潤の番手から直線逆転だ。①⑦が本線。
◎①村上 〇⑦南 ▲②鹿内 ×⑨筒井 △⑤荻原
9R【3年連続の決勝進出へ河村が燃える】
2019年、2020年とこの地元記念で決勝に進んでいる①河村雅章。3年連続の決勝へ、一次予選は⑨坂井洋という絶好の目標を得た。番手から直線差し脚を伸ばす。①⑨から。
◎①河村 〇⑨坂井 ▲③工藤 ×⑦山崎 △⑤小原
8R【阿竹の自在戦中心も近畿勢が猛抵抗】
⑦阿竹智史がここは直接の目標なく捲り主体の自在戦。⑨山中貴雄との⑦⑨が本線だが、②藤井昭吾を利する④中村一将が猛抵抗。番手から出る展開ならあるいは。④流しが穴狙い。
◎⑦阿竹 〇⑨山中 ▲④中村 ×③嶋津 △①大屋
5R【本格先行不在。近畿勢の自在戦軸か】
本格先行不在の上、②小林泰正は落車明け2戦目で状態が戻り切っているかが心配。⑨畑段嵐士―③藤木裕で捲る展開か。北日本勢の抵抗にも注意が必要で、波乱含みの一戦だ。
◎⑨畑段 〇③藤木 ▲②小林 ×⑤石川 △⑥竹山
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