【初心者向け】競輪の予想の仕方・基本的な考え方~まず押さえたい5つのポイント
初めて競輪を見る方は、競輪の出走表を見ても、「どの選手を選べばいいのかわからない」という方は多いのではないでしょうか。競輪の予想は、単に強い選手を探すだけではありません。選手同士の連携や得意な戦法から、レースがどう動くかを考えることが大切です。この記事では、初めて予想する方に向けて、確認したい5つのポイントを順番に解説します。
① まずは「ライン」を確認する
競輪では、選手が「ライン」と呼ばれるグループを組み、互いに協力しながら走るのが大きな特徴です。一般的には、前で風を受けて走る選手と、その後ろについて走る選手に役割が分かれます。ただし、ゴールでは同じラインの選手同士も着順を争います。
出走表の「並び予想」で、誰と誰が連携する予定なのかを確認しましょう。例えば「1-4-7/2-6/3-5」という並びなら、3人・2人・2人のラインができる想定です。最初は各ラインの先頭選手に注目し、どのラインが主導権を握りそうかを考えてみましょう。なお、並びはあくまで事前の予想で、変更されることもあります。

② 脚質・決まり手・B回数から戦法を予想する
出走表の「脚質」には、主に「逃」「追」「両」が表示されます。「逃」は自力で前に出ることが多い選手、「追」は前の選手を追走することが多い選手、「両」は両方の戦法を使える選手です。

さらに役立つのが「決まり手」と「B(バック)回数」です。決まり手の「逃」が多ければ先行して粘る、「捲」が多ければ後方から一気に追い上げる、「差」が多ければゴール前で前の選手を抜く戦法を得意としている傾向があります。B回数は残り半周の地点を先頭で通過した回数で、数が多い選手は積極的にレースを動かしている可能性があります。ただし、数値だけで当日の戦法が決まるわけではありません。
③ 競走得点で選手の力を比較する
「競走得点」は、直近4か月の成績をもとに算出される、選手の実力を比較するための目安です。基本的には点数の高い選手ほど好成績を残してきたと考えられます。

ただし、競走得点が一番高い選手が必ず勝つわけではありません。高得点でも後方に置かれて力を出し切れない場合や、先頭選手の頑張りによって番手の選手に有利な展開が生まれる場合もあります。得点は「誰が強いか」を見る材料であり、「誰が有利な位置で走れるか」というラインの情報と組み合わせるのがポイントです。
④ 直近の成績と選手コメントもチェック
同じ選手でも、調子は常に一定ではありません。出走表の直近成績から、最近は1着や2着が多いのか、着順を落としているのかを確認しましょう。落車からの復帰直後など、成績を見るうえで気にしたい事情がある場合もあります。
また、選手コメントには「自力で」「○番の後ろへ」といった作戦や並びに関する情報が含まれることがあります。ラインの組み方に迷ったときは、コメントと並び予想を一緒に確認すると理解しやすくなります。
⑤ レース展開を想像してからオッズを見る
ここまでの情報を集めたら、「どの選手が先行するか」「どのラインが追い上げるか」「最後に誰が抜け出すか」を順番に考えます。例えば、1番車が先行し、2番車がその後ろを走る展開なら、「1が粘って1着、2が2着」「2が最後に差して1着、1が2着」の両方が考えられます。一方、4番車の捲りが決まれば、別の組み合わせになるかもしれません。
買い目を考えた後はオッズも確認しましょう。オッズは的中した場合の払戻倍率の目安で、人気が集まる組み合わせほど低くなる傾向があります。ただし、人気が高いからといって的中するとは限らず、オッズも投票締切まで変動します。
初心者は「予想の根拠」を一つずつ増やそう
最初からすべてのデータを読み解く必要はありません。まずは「ラインを見る→先頭選手の戦法を調べる→競走得点を比較する→展開を考える」という流れだけでも十分な練習になります。実際のレースを見て「予想した先行選手は前に出られたか」「番手の選手は伸びたか」を振り返ると、少しずつ理解が深まります。
競輪には落車や位置取りなど、予想どおりに進まない要素もあります。車券を買う場合は、無理のない予算を決め、的中を前提にしないことも大切です。なお、20歳未満の方は車券を購入できません。まずは結果を予想して観戦するところから、競輪ならではの駆け引きを楽しんでみましょう。



