久留米競輪G3「火の国杯争奪戦IN久留米」初日注目レース予想

久留米競輪G3「火の国杯争奪戦IN久留米」初日予想
メインレース・初日特選予想
一次予選注目レース展望
まとめ

久留米競輪G3「火の国杯争奪戦IN久留米」初日予想

明日10月1日(木)～10月4日(日)までの4日間、久留米競輪G3「火の国杯争奪戦IN久留米」が行われる。久々の9車立て12レース制で行われるG3開催だが、早速初日特選を中心とした注目レースを予想していく。

メインレース・初日特選予想

印は◎→〇→▲→×→△の順。

印	番	選手名	登録地	競走得点	年齢	期別
×	①	清水裕友	山口	114.29	25	105
	②	中本匠栄	熊本	111.93	33	97
▲	③	郡司浩平	神奈川	116.13	30	99
△	④	小松崎大地	福島	110.90	38	99
〇	⑤	中川誠一郎	熊本	109.00	41	85
	⑥	南修二	大阪	110.81	39	88
◎	⑦	山田英明	佐賀	116.45	37	89
	⑧	橋本強	愛媛	110.83	35	89
	⑨	松岡貴久	熊本	111.52	36	90

並び：①⑧・②⑦⑤⑨・③⑥・④

久々に9車揃った初日特選。S級S班からは①清水裕友、③郡司浩平、⑤中川誠一郎の3名が参戦する。

九州4車は②中本匠栄―⑦山田英明―⑤中川誠一郎―⑨松岡貴久の並びとなった。九州ラインの力で共同通信社杯を制したシンデレラボーイ・②中本だが、ここは恩返しとばかりに志願の前回り。前回決勝とは逆の並びとなった。先行勝負に迷いは無いだろう。その展開ならば、⑦山田が番手有利に抜け出して勝機。3番手を回る⑤中川との⑦⑤が本線。

今年6月の当地記念を快勝した①清水だが、オールスター以降は今一つ精彩を欠く走りが続く。ライン4車の九州勢を相手に地力でどこまで抵抗できるか。まずは初戦は静観したい。

③郡司は⑥南修二との即席ライン。前回共同通信社杯は二次予選での失敗があまりにも痛恨。出来自体は高いレベルで安定しているだけに、まずは展開をしっかりと捕らえたい。③⑦、⑦③、③⑥も逆転以上。④小松崎大地は単騎戦を選択しているが、自在性を増しているだけに好位への切り込みも可能性を残す。そうなれば一気に波乱となるが…。

一次予選注目レース展望

11R

一次予選メインカードの本命に指名されたのは⑦坂井洋。前回共同通信社杯はこれと言った見せ場を作れずに終わったが、南関東勢も連れてライン4車となるここは本領発揮の先行で突破したい。番手③佐々木雄一の伸びも近況冴えわたっており、⑦③、③⑦で大きく勝負。②月森亮輔―⑨黒田淳の岡山勢がどこまで抵抗できるか。

10R

ここは⑨野口裕史―②松谷秀幸の南関東コンビがいかにも強力。別線とは実力のみならず機動力も桁外れであり、⑤望月永吾まで連なるライン3車の利を活かして他ラインを完封する。本線は番手②松谷の逆転で②⑨。

9R

人気を集めそうなのは⑤元砂勇雪―③三谷竜生の近畿勢。好調キープ⑤元砂の逃げに乗って③三谷が抜け出すのが最有力だろうが、③三谷は近況向日町記念→共同通信社杯と2連続で失格を喫しておりリズムが良くない。逆転を狙うのであれば久留米で過去2回の優勝を飾っている⑨佐伯辰哉。本来の実力は⑤元砂とほぼ互角であり、展開一つで①山下一輝とのワンツーがある。

8R

久留米のG3戦は5年連続の出走となる①津村洸次郎。近況予選を中心に1着を量産しており、動きは悪くない。⑦中村良二との地元コンビでワンツーを狙いたいが、相手は当地2017年G3を制している⑨長島大介。前回弥彦F1を優勝して臨むだけに、本線は②芦澤辰弘との関東コンビか。①津村も地元の利を活かせれば食い下がれそうだが…。