【競輪】「全プロ記念競輪」対策・高知競輪場の決まり手から狙いを探る

高知競輪場の決まり手傾向

2023年・2024年のS級9車立てレース（合計142レース）を対象に、高知競輪場の決まり手傾向から狙い目を探る。

※対象：2023年全日本選抜、2023年・2024年開設記念

ライン決着数	割合
72	50.7％

・逃げた選手の逃げ残りは困難。予想通り差した選手が直線台頭するケースが多いが、ライン決着も多く、2レースに1レースはラインで決着する。

・「差し―差し」の次に多いのは「捲り―マーク」と「差し―捲り」。捲ったラインがそのまま1，2着を独占するケースでも、前の押し切りと番手の差し切りはほぼ互角と言える。

・「差し―逃げ」の決着と「捲り―差し」の決着はほぼ同じ。この場合の差しは先手ラインの番手で、筋違いを組み合わせて高配当を狙うとすれば先手ライン番手―別線の自力選手の裏表。

通常、捲りラインで車券を組み立てる場合は前の選手の押し切りを中心に考えるが、データを見る限り番手の差しもほぼ互角の数字。500mバンクの中でも直線が短く、比較的400mに近い特徴を持つ高知でも、番手有利の傾向はまだ表れている。捲り想定のラインから買う場合でも、裏目は必ず押さえておきたい。

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