別府競輪G3 初日振り返り
別府記念G3「オランダ王国友好杯」は初日が終了。
メインレースの初日特選は、最終ホームで先行した松浦悠士の3番手から、古性優作が直線鋭く脚を伸ばして差し切り。3連単は36,320円と高配当決着となった。11Rは野口裕史が型通りの先行勝負で後続を完封。マークの大塚健一郎まで振り切って強い勝ち方を見せた。10Rは菅田壱道が絶体絶命の7番手から直線だけで逆転して快勝。9Rも本命を背負った北津留翼が先行し、マーク地元の小岩大介がゴール寸前で逆転。いずれも本線決着となった。
8Rは中団から先捲りを放った森山智徳が人気の北日本勢を不発にする展開。マーク成松春樹が直線で差し切った。7Rもも別線決着。早め主導権の黒沢征治が後続を完封して押し切った。5Rは7番手捲りとなった皿屋豊が先捲りの中四国勢を直線捕らえて快勝。4Rは阿竹智史が嘉永泰斗を振り切り、実績の違いを見せつけた。
2日目予想
2日目は二次予選が7R行われる。
12R【松浦の絶対的優位は揺るがない。上位独占だ】
初日は果敢な先行勝負で3着だった⑦松浦悠士。足慣らしを終え、ここから勝つレースに徹していく。マーク⑤岩津裕介、①久米良まで連れ込んでの上位独占だ。⑦⑤が中心。別線は力差感じ苦戦か。
◉⑦松浦 〇⑤岩津 ▲①久米 ×②雨谷 △③望月
11R【古性が連勝狙う自力。芦澤逆転も】
初日特選を制した①古性優作が地元⑤大塚健一郎を連れて好気合。連勝ゴールへまっしぐらだ。①⑤から。⑦蕗澤鴻太郎の主導権なら③芦澤辰弘の逆転も十分で③①、③⑦が押さえ。
◎①古性 ○⑤大塚 ▲③芦澤 ×⑦蕗澤 △⑨小川
10R【好メンバー揃い混戦。菅田の出来光り中心視】
ここは激戦区。④嘉永泰斗の主導権が有力で展開は①中川誠一郎にあるが、初日の捲りが強烈だった③菅田壱道がそれを上回るか。③⑧、③①が本線。⑦南修二、⑤木暮安由と曲者も揃い一筋縄ではいかないレースになりそう。
◎③菅田 〇①中川 ▲⑤木暮 ×⑧齋藤 △⑦南
9R【岩本―諸橋の連携がいかにも強力。柏野が続く】
⑦岩本俊介―①諸橋愛の連携が総合力上位。ここは主導権を握って上位独占か。⑦①、①⑦が本線。⑤柏野智典は③河端朋之の仕掛け次第だが…。⑤①、⑤⑦は一考。
◎①諸橋 〇⑦岩本 ▲⑤柏野 ×③河端 △④小林
8R【浅井を背負い皿屋が全速逃げ。中部勢ペースに】
⑤皿屋豊―⑦浅井康太の連携が実現。3番手を①山口泰生が固めれば、中部勢のペースが出来上がる。⑦⑤、⑦①から。③大石剣士も主導権を譲らない構えで猛抵抗。もつれると②渡部哲男の突っ込みが怖い。
◎⑦浅井 ○①山口 ▲②渡部 ×⑤皿屋 △③大石
7R【ここも北津留が強攻。番手園田が決める】
初日は意欲的な仕掛けでライン上位独占を果たした⑨北津留翼。ここもライン3車なら型通りの先行で、番手②園田匠に展開が向く。②⑨が本線。⑦鈴木裕、③山崎芳仁の捲りは中団からどこまで届くか。
◎②園田 〇⑨北津留 ▲⑦鈴木 ×③山崎 △④菅原
6R【別線の先行争いを阿竹が冷静に捲る】
②伊藤颯馬、③野口裕史と徹底先行型が揃い乱戦必至。①阿竹智史にとっては絶好の捲り展開になりそう。⑦小倉竜二を連れて前を呑み込む。①⑦が本線。
◎①阿竹 〇⑦小倉 ▲⑨山中 ×⑤小岩 △③野口
まとめ
別府記念G3「オランダ王国友好杯」2日目の二次予選は、激戦区が多くすんなりと本線で決まらない可能性も十分。いつもの記念二次予選とは、少し趣向を変えて予想してみるのも良いかもしれない。どうぞお楽しみに。
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