第62回競輪祭競輪祭 4日目予想
4日目は全員準決勝進出の権利を持つダイヤモンドレースがメインレース。4着条件の二次予選Aおよび2着条件の二次予選Bがそれぞれ3レース行われる。
12R ダイヤモンドレース
| 印 | 番 | 選手名 | 登録地 | 競走得点 | 年齢 | 期別 | 今回成績 |
| ◎ | ① | 郡司浩平 | 神奈川 | 116.61 | 30 | 99 | ①② |
| ② | 新山響平 | 青森 | 113.00 | 27 | 107 | ①① | |
| △ | ③ | 小倉竜二 | 徳島 | 115.04 | 44 | 77 | ①① |
| ④ | 松井宏佑 | 神奈川 | 112.68 | 28 | 113 | ②① | |
| × | ⑤ | 松浦悠士 | 広島 | 118.00 | 29 | 98 | ①① |
| ⑥ | 柏野智典 | 岡山 | 109.66 | 42 | 88 | ②① | |
| ○ | ⑦ | 和田健太郎 | 千葉 | 115.45 | 39 | 87 | ②① |
| ⑧ | 稲川翔 | 大阪 | 110.90 | 35 | 90 | ③① | |
| ▲ | ⑨ | 新田祐大 | 福島 | 121.62 | 34 | 90 | ①① |
3日間2走の一次予選を好成績で切り抜けた9名によるダイヤモンドレース。全員が準決勝進出の権利を持っているだけに、まずは準決勝に繋がるレースをしたい所だろう。
どのラインも実力伯仲の大混戦だが、本命には④松井宏佑の先行力を利する①郡司浩平を推す。8月の小田原記念では番手の仕事をやり過ぎて失格の憂き目に遭ったが、今度こそ後輩の頑張りに応えて勝ち切ると見る。④松井もダッシュ力では負けないだけに、一気にカマして主導権を奪い切れば大丈夫だろう。⑦和田健太郎が続いての①⑦が本線。
別線では②新山響平の先行力が怖い。連日圧巻の内容で別線を完封しており、動きは間違いなく争覇級レベル。ここは⑨新田祐大を背負い、責任重大な一戦。意欲的に攻めれば東北勢の展開も十分。⑨頭が逆転候補だ。
もちろん、⑤松浦悠士の逆転も五分以上。別線がそれぞれ二段駆け出来る構成だけに展開待ちな面は否めないが、自力で勝機を切り開いてこその賞金王。一瞬の隙を突いて仕掛けて逆転を狙う。いずれにしても、どのラインが勝ってもおかしくない豪華な顔ぶれとなった。
11R【清水の先行力を得た山田が難関を突破する】
どうやら小倉も「九州からS級S班を」の思いが強いようで、⑦山田英明の目標に⑤清水裕友を用意する厚遇ぶり。ここは⑦山田もその気持ちに応えないわけにはいかない。連日積極策で後ろの1着に貢献している⑤清水の先行に乗って、準決勝へ勝ち進む。
言うまでもなく⑦⑤が本線。別線では⑨野原雅也―③東口善朋の近畿勢が逆転一番手。スピードを貰う展開なら③東口の突き抜けも十分で、③頭なら配当も期待できる。②和田真久留は展開待ち。
◎⑦山田 ○⑤清水 ▲③東口 ×⑨野原 △②和田
10R【平原が軌道修正の一戦。南関逆転も】
3日目は松井宏佑の先行力の前に不発に終わった①平原康多。ここはライン3車揃って仕切り直しの一戦となる。すんなりと中団をキープできれば、捲り追い込みで十分後ろも連れ込めるだろう。⑤諸橋愛との①⑤が本線。
別線では連日動きが光る③岩本俊介が強敵。ここは圧倒的に主導権を奪いやすいメンバーで、すんなりペース駆けなら⑨内藤秀久のガードで③⑨、⑨③も。②山崎芳仁は前を任せる⑦菅田壱道次第。
◎①平原 〇⑤諸橋 ▲③岩本 ×⑨内藤 △②山崎
9R【福島勢と中部勢の先行争いが見もの。激戦必至】
⑨深谷知広―⑤浅井康太―②坂口晃輔の中部勢と、⑥高橋晋也―①佐藤慎太郎―④成田和也の福島勢がガチンコバトル。共に主導権は譲りたくない構えで、どちらに軍配が上がるかは蓋を開けてみないと分からない。
恐らくは⑥高橋が抑えて駆ける所に⑨深谷が襲い掛かる形。⑨深谷のダッシュが勝ると見て番手⑤浅井の逆転⑤⑨が本線と見たが、①佐藤の仕事次第では逆転も十分。①④、①⑤は押さえておきたい。近畿勢は先行争い長引けば出番があるが。
◎⑤浅井 ○⑨深谷 ▲①佐藤 ×②坂口 △⑦古性
8R【吉田の先行力に期待したが激戦】
ここからは2着条件の二次予選B。⑨吉田拓矢は今一つ煮え切らないレースが続いているが、東北勢の援護を得て今度こそ主導権を奪いたい。番手②大槻寛徳が逆転しての②⑨、②⑤を本線視した。
別線では④根田空史が主導権取りに燃える。⑨吉田をすんなり出しては苦しいだけに、一気のカマシで前に迫りたい。⑧東龍之介が続いて④⑧は一考の余地。穴は③椎木尾拓哉の突き抜け。展開さえハマれば頭まで持って来れる力はある。
◎②大槻 ○⑨吉田 ▲④根田 ×⑤和田 △③椎木尾
7R【グランプリ出場へ後がない守澤が決める】
一次予選2走目3着で何とか二次予選Bに漕ぎつけた⑦守澤太志。状況は厳しいが、番組に恵まれたここは何とか2着以内に入って準決勝に進みたい。①小松崎大地の先導で⑦①が本線。
別線もこれと言った好調選手は不在。⑤島川将貴は2走目も仕掛けそびれという展開で、積極的に推したくなる調子ではない。②長島大介がライン3車で強行すれば、⑨芦澤辰弘あたりの強襲が穴に面白い。
◎⑦守澤 ○①小松崎 ▲⑤島川 ×⑨芦澤 △③橋本
6R【今度こそ鈴木に展開が向くか。園田逆転も】
2走目は苦しい追走になった⑤鈴木裕だが、ここは別線に先行意欲旺盛な選手が揃い、展開がありそう。8番手にさえ置かれなければ、俊敏な立ち回りで頭まで届く。
③岡村潤との⑤③が本線だが、逆転候補は⑦園田匠。連日レースを作っている①取鳥雄吾の番手から直線抜け出しも十分で、⑦頭が面白い。もちろん、⑧皿屋豊がここも飛ばせば④金子貴志に展開が回ってくる。ここも混戦。
◎⑤鈴木 ○③岡村 ▲⑦園田 ×④金子 △⑨鈴木
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