2026年7月17日(金)から20日(月・祝)まで、高知競輪場で「第22回サマーナイトフェスティバル(GII)」が開催されます。サマーナイトフェスティバルは、毎年7月に行われるナイターGII。真夏の夜にトップクラスのS級選手が集結することから、“夜王決定戦”とも呼ばれる注目度の高いシリーズです。この記事では、2026年7月現在の選考基準をもとに、どのような選手がサマーナイトフェスティバルに選ばれるのかを分かりやすく解説します。

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サマーナイトフェスティバル2026の基本情報

項目内容
開催名第22回サマーナイトフェスティバル(GII)
開催日2026年7月17日(金)~20日(月・祝)
開催場高知競輪場
開催月7月
選考月5月
参加選手数108名
補欠選手8名
選考期間2025年11月~2026年4月
最低出走回数24出走

サマーナイトフェスティバルはS級選手によるGII競走です。そのため、まず大前提として「開催時にS級に在籍していること」が必要になります。過去の実績や選考期間中の成績が優秀でも、開催時にS級でなければ基本的には選考対象になりません。

選考基準の大まかな考え方

サマーナイトフェスティバルの選考は、簡単に言えば「上位タイトルホルダー・グレードレース優勝者・FⅠ優勝者・平均競走得点上位者」が順に選ばれていく仕組みです。S級S班の選手が最優先され、その次にナショナルチーム系の強化指定選手、さらにGP・GI・GII・GIII・FⅠの優勝実績を持つ選手が続きます。最後は、選考期間中の平均競走得点が高い選手が選ばれます。

サマーナイトフェスティバルの選抜順位

順位選考対象ポイント
1S級S班在籍者現役トップ9名クラスが最優先
2JCFトラック種目強化指定Aに2か月以上所属した選手開催時S級1班在籍者が対象
3GP優勝者KEIRINグランプリ優勝者
4GI優勝者競輪界最高格のタイトルホルダー
5GII優勝者ヤンググランプリ優勝者も含む
6GIII優勝者記念競輪などの優勝者
7FⅠ優勝者優勝回数上位から順に選抜
8平均競走得点上位者残り枠は得点上位で選抜

この並びを見ると、サマーナイトフェスティバルは「格」と「直近成績」の両方が重視されるレースだと分かります。S級S班やGI・GII優勝者は当然ながら選ばれやすく、GIIIやFⅠでしっかり優勝している選手も選考上は大きなアドバンテージを持ちます。一方、優勝実績が足りない選手でも、選考期間中の平均競走得点が高ければ出場のチャンスがあります。

FⅠ優勝者は「優勝回数」が重要

選考基準の中で特に分かりやすいのが、FⅠ優勝者の扱いです。FⅠ優勝者は「優勝回数が多い選手」から順番に選ばれます。つまり、選考期間中にFⅠで何度も優勝している選手は、サマーナイトフェスティバル出場に近づきます。もし優勝回数が同じだった場合は、選考期間中の平均競走得点が高い選手が上位になります。

たとえば、同じFⅠ優勝2回の選手が複数いた場合、単純な賞金額や知名度ではなく、選考期間中の平均競走得点が比較材料になります。FⅠ戦で安定して決勝に乗り、上位着を重ねている選手ほど有利になりやすい仕組みです。

最後の枠は平均競走得点がカギ

S級S班、グレードレース優勝者、FⅠ優勝者などで枠が埋まった後、残りは平均競走得点上位者から選ばれます。ここで重要になるのが、選考期間である2025年11月から2026年4月までの成績です。優勝がない選手でも、GIIIやFⅠで安定して上位に入っていれば平均競走得点を高く保つことができ、選考圏内に入る可能性があります。

なお、平均競走得点が同点だった場合は、選考期間における選考用賞金獲得額が多い選手が上位になります。つまり、最後は「どれだけ高い得点を維持したか」に加え、「どれだけ賞金を積み上げたか」も関係してきます。

初日の特別選抜予選27名はどう決まる?

サマーナイトフェスティバルでは、出場108名の中でも上位27名が初日の「特別選抜予選」に出場します。特別選抜予選は3レース行われ、各レース1~3着の9名が、準決勝進出が確定する2日目の「アルタイル賞」へ進みます。そのため、特別選抜予選に入るかどうかは、シリーズ全体の勝ち上がりを考えるうえで非常に重要です。

特別選抜予選の選考対象内容
S級S班在籍者まず最優先で特別選抜予選へ
GP優勝者グランプリ覇者を優先
GI優勝者GIタイトルホルダーを優先
GII優勝者ヤンググランプリ優勝者も含む
GIII優勝者優勝回数上位から順に選抜
FⅠ優勝者優勝回数上位から順に選抜

GIII優勝者とFⅠ優勝者については、優勝回数が多い選手から順に選ばれます。優勝回数が同じ場合は、選考期間中の平均競走得点が高い選手が上位になります。つまり、特別選抜予選に入るためには、単に出場権を得るだけでなく、選考期間中にどれだけ大きな実績を残したかが問われます。

選考除外になるケース

サマーナイトフェスティバルは選考基準を満たしていても、一定の条件に該当すると選考から外れる場合があります。主な選考除外基準は以下の通りです。

選考除外の主な条件内容
あっせん保留出場選手選考時に出場あっせん保留の措置を受けている場合
あっせん停止等開催月に出場あっせん停止等の措置を受けている場合
出走回数不足選考期間中の出走回数が最低出走回数の24走に満たない場合
欠場回数選考期間中の欠場回数が2回以上となった場合
失格回数選考期間中の失格回数が3回以上となった場合

ただし、最低出走回数を満たしていない場合でも、S級S班の選手がやむを得ない事情で出走回数を下回った場合や、オリンピック・世界選手権などの国際大会出場、JCF公認の選手強化合宿訓練への参加などは、審議のうえで取り扱いが決まります。また、欠場についても、落車や失格による欠場、やむを得ない事情による欠場は、欠場回数に算入しない場合があります。

選考基準から見る注目ポイント

サマーナイトフェスティバルの選考基準を見ると、まずS級S班やGI・GIIタイトルホルダーが中心になることは間違いありません。シリーズの主役候補は、やはりこのあたりの選手です。一方で、GIIIやFⅠで勝ち星を重ねた選手、平均競走得点で選ばれた選手にも注目が必要です。

特にFⅠ優勝回数で選ばれてくる選手は、直近の実戦で結果を残している可能性が高く、勢いのあるタイプと見ることができます。また、平均競走得点上位で滑り込んだ選手は、優勝こそ少なくても安定感がある証拠です。車券を考える際は、「S級S班だから強い」「タイトルホルダーだから有利」という見方だけでなく、「選考期間中にどんな勝ち方をしてきたか」「FⅠやGIIIでどれだけ存在感を出してきたか」も見ておきたいところです。

まとめ

サマーナイトフェスティバル2026の選考基準は、開催時S級在籍を前提に、S級S班、JCFトラック種目強化指定A、GP・GI・GII・GIII・FⅠ優勝者、平均競走得点上位者の順に選ばれる仕組みです。参加選手は108名、補欠は8名で、選考期間は2025年11月から2026年4月まで。最低出走回数は24走です。

また、初日の特別選抜予選に入る27名は、S級S班や各グレードの優勝者、GIII・FⅠの優勝回数上位者が中心になります。特別選抜予選に入れば勝ち上がり面で有利になるため、単なる出場選手発表だけでなく、「誰が特別選抜予選に回るのか」も注目ポイントです。

サマーナイトフェスティバルは、真夏の夜に行われるGIIナイターの頂上決戦。選考基準を知っておくと、出場選手の顔ぶれや番組構成、シリーズの見どころがより分かりやすくなります。