KEIRINグランプリ2020（競輪グランプリ）出場選手紹介⑥～佐藤慎太郎
佐藤慎太郎の2020年成績
通算成績：82戦21勝、2着24回、3着10回（棄権1回）／勝率25.6%、連対率54.8%
決まり手：逃げ0・捲り0・差し30・マーク15
優勝：四日市記念
G1成績：全日本選抜❺②③❹、高松宮記念杯❼②②❹、オールスター❼⑦②②、寛仁親王牌❼①⑦②、競輪祭①③⑤①②
決勝進出回数：14回（出場節数21節、決勝進出率66.7%）
佐藤慎太郎の武器と弱点
佐藤慎太郎の武器は、言うなれば「マーク選手としての総合力」。新田祐大のスピードにピッタリと張り付ける追走技術、別線の反撃を許さないヨコの技術、直線の決め脚、コースを探して突く能力と、どれを取っても一級品。”競輪伝道師”の名にふさわしい力量を持つ超一流のマーク選手だ。
マーク選手としては欠点の一切ない、最高クラスの選手。強いて弱点を探すとすれば、前を任せた選手が不発となって共倒れになるか、自分だけ届く捲りになり脚を余すパターンがある点。今年の大敗はほとんどその2つのパターンに嵌ったものだった。しかし、今年のグランプリは東北3車の連携が濃厚。さしもの新田でも、後手は絶対に踏まないよう仕掛けるだろう。
過去のグランプリ成績
| 2019年 | 立川 | 優勝 |
| 2006年 | 京王閣 | 3着 |
| 2005年 | 平塚 | 落車棄権 |
| 2004年 | 立川 | 7着 |
| 2003年 | 京王閣 | 5着 |
平塚競輪場での成績（1999年以降）
佐藤の平塚競輪場過去5節の成績と、過去の成績集計（1999年以降）はこちら。
2019年6月F1…❸③❷
2018年日本選手権…④①④④
2010年4月G3…❻②④⑤
2007年日本選手権…❸❻⑦⑧
2005年グランプリ…落
全成績：30戦4勝、2着5回、3着5回（棄権1回）、優勝1回／勝率13.3%、連対率30.0%
決勝進出回数：3回（出場節数9節、決勝進出率33.3%）
連対率30%と、決して好相性の競輪場とは言えない。S級戦では勝利数も少なく、1999年以降はわずか2勝に留まっている。
まとめ
KEIRINグランプリ2020出場選手紹介・第6回は佐藤慎太郎を紹介した。連覇の権利を持ってグランプリに臨めるのはただ一人。昨年の再現を果たし、グランプリ最高齢優勝記録を塗り替えるか。
次回・第7回は和田健太郎を紹介予定。
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