第62回競輪祭3日目予想
「第62回朝日新聞社杯競輪祭」は、一次予選2走目、そしてガールズグランプリトライアル決勝戦が行われる3日目を迎える。男女ともに大きなターニングポイントとなる折り返しの3日目を予想する。
ガールズグランプリトライアル決勝
11R グループB決勝
印 | 番 | 選手名 | 登録地 | 競走得点 | 年齢 | 期別 | 今回成績 |
▲ | ① | 小林優香 | 福岡 | 56.57 | 26 | 106 | ③② |
② | 鈴木美教 | 静岡 | 56.72 | 26 | 112 | ②③ | |
③ | 佐藤水菜 | 神奈川 | 56.22 | 21 | 114 | ④③ | |
◎ | ④ | 高木真備 | 東京 | 57.60 | 26 | 106 | ①① |
× | ⑤ | 太田りゆ | 埼玉 | 55.80 | 26 | 112 | ②② |
⑥ | 鈴木奈央 | 静岡 | 53.20 | 23 | 110 | ④③ | |
○ | ⑦ | 梅川風子 | 東京 | 57.71 | 29 | 112 | ①① |
②鈴木美教、④高木真備、⑦梅川風子が獲得賞金上位。それ以外の4選手は優勝でグランプリ出場となる。
ここはやはり、連勝で勝ち上がった東京両者の一騎打ちとなりそう。21連勝中の④高木と、8連勝中の⑦梅川。④高木としては⑦梅川に目標にされるレースだけは避けたいところで、②鈴木美や③佐藤水菜あたりを前にやって先捲りを放つレースをしたい。本線は④⑦、直線勝負で逆転する⑦④。
実力最上位の①小林優香は昨日こそ意地を見せて④高木に迫ったものの、捕えきるまでに至らなかったあたり、まだ本来の動きには戻り切っていない印象。むしろ、初日・2日目と好スピードの仕掛けで上位に肉薄している⑤太田りゆの動きが不気味。緩んだところを一気にカマして突き放すレースが出来れば、波乱を起こす目は十分に考えられる。⑤絡みが穴狙い。
本線:④⑦、⑦④、④①、④⑤
逆転:①④、⑦①、⑦⑤、⑤④
12R グループA決勝
印 | 番 | 選手名 | 登録地 | 競走得点 | 年齢 | 期別 | 今回成績 |
◉ | ① | 児玉碧衣 | 福岡 | 57.45 | 25 | 108 | ①① |
② | 荒牧聖未 | 栃木 | 55.12 | 30 | 102 | ③③ | |
③ | 久米詩 | 静岡 | 53.76 | 21 | 116 | ①③ | |
④ | 尾方真生 | 福岡 | 55.87 | 21 | 118 | ⑤② | |
○ | ⑤ | 尾崎睦 | 神奈川 | 56.48 | 35 | 108 | ④② |
× | ⑥ | 石井貴子 | 千葉 | 56.36 | 30 | 106 | ②④ |
▲ | ⑦ | 柳原真緒 | 福井 | 56.14 | 23 | 114 | ③① |
①児玉碧衣、⑤尾崎睦、⑥石井貴子が獲得賞金上位。それ以外の4選手は優勝でグランプリ出場となる。
こちらは、唯一連勝で勝ち上がった①児玉に死角は見当たらない。初日11.7、2日目11.5と好回転の捲りで後続を完封。決勝戦も好枠を手にし、好きな位置からレースを組み立てることが出来る。いつも通りの走りが出来ればまず負けない。
2着以下は横一線だが、グランプリ出場ボーダーギリギリにいる⑤尾崎が意地で食い下がると見て、①⑤が本線。2日目は展開もハマった⑦柳原真緒が直線どこまで迫れるか。⑥石井は①児玉に追走できなかった2日目の内容が不満。本調子には遠いと見て、評価をやや下げた。④尾方真生はここも積極的な仕掛けで見せ場を作りたい。
本線:①⑤、①⑦、①⑥、①③
一次予選予想
1R【松浦が寺崎の挑戦を堂々と跳ね返す】
初日は11.0秒の捲りで後続を5車身ちぎった⑦松浦悠士。細かい修正点はあるかもしれないが、少なくとも予選レベルで取りこぼすような出来ではない。連勝でダイヤモンドレースへ駒を進める。
マークは①桑原大志。まずはしっかり食い下がってというレースだが、⑤寺崎浩平の先行が怖い。初日は仕掛けを失敗、浅井康太に切り替えられ大敗を喫しただけに、ここに懸ける思いは強い。まして③村上義弘を背負うならなおさらだ。近畿勢の先行で前残りもあると踏み、⑦①、⑦③から入る。
◎⑦松浦 〇①桑原 ▲③村上 ×⑤寺崎 △④長島
2R【混戦。鈴木の捲りに期待したが別線も狙える】
ここはかなりの混戦ムード。⑨島川将貴は1走目8着大敗で後がない一方、⑥皿屋豊はG1初勝利を飾り、勢いに乗って2走目を迎えられる。主導権争いになれば、②鈴木裕に展開が向いてきそうだ。
マーク④中村浩士が食い下がっての②④、⑥皿屋が先制しての⑤坂口晃輔の前残りで②⑤から入る。ただし、怖いのは大阪勢の動き。勝負所の位置取りが読めないだけに、大波乱も考えられるメンバー構成だ。
◎②鈴木 ○④中村 ▲⑤坂口 ×⑨島川 △③香川
3R【1走目が好内容だった新山が連勝ゴールだ】
1走目を鮮やかに逃げ切った⑤新山響平。中団以降がもつれた展開になったのも確かだが、打鐘から逃げて別線を完封した内容は強烈だった。ここもライン3車の利を活かして逃げまくる。
番手マーク⑦佐々木雄一との⑤⑦、⑦⑤が本線。別線では②古性優作が二次予選進出へ向けて勝負駆けだけに厳しく攻めてきそう。⑨原田研太朗は1走目があまりにも淡白な内容で、どこまで巻き返せるか。
◎⑤新山 ○⑦佐々木 ▲②古性 ×③松岡 △⑨原田
4R【浅井がグランプリへ向けて意地の力走続く】
初日は最終ホームでシビアな走りを選んだ③浅井康太。やはりグランプリへ向けて、非情なまでに勝負に徹する姿勢が見て取れた。ここも別線の主導権争いを冷静に見極めて勝利を掴む。
マークは⑦東口善朋。初日の伸びも上々で、③浅井のトリッキーな動きにも十分対応できるだろう。③⑦が本線。別線では⑤山崎賢人―①園田匠の九州勢がライン3車を得て強攻。すんなりペース駆けなら逆転まである。
◎③浅井 ○⑦東口 ▲①園田 ×⑤山崎 △②鈴木
5R【南関東勢が鉄壁の結束力を見せる。番手和田から】
唯一ライン3車となる南関東勢は⑤岩本俊介―②和田健太郎―⑧東龍之介の並び。当然、全員②和田が置かれている状況は理解しているだろう。こうなった時の南関勢は強い。確実に主導権を奪って上位独占を狙う。
②⑤がやはり本線。別線では⑨菅田壱道の捲りが怖い。⑦太田竜馬が絡む展開ならば一気に突き抜けまである。
◎②和田 ○⑤岩本 ▲⑨菅田 ×⑦太田 △⑧東
6R【大敗許されない山田が頭勝負に徹するが…】
初日は仕掛けを失敗し5着に敗れた②山田英明。早くもグランプリ出場へ崖っぷちに立たされたが、ここを乗り越えられない様ではSSは張れない。自力で難局を打破するか。
マークは④大塚健一郎で、仕事は確実。②④から入りたいが、③渡邉一成、⑦野原雅也も先行力は上位。①鈴木竜士も虎視眈々と展開を見据えるだろう。相手も非常に読みづらいどころか、どのラインにも上位独占のチャンスがあり、予想は困難を極める。ここは手広く。
◎②山田 ○④大塚 ▲①鈴木 ×③渡邉 △⑤村上
7R【吉田の先行力を得た佐藤が直線鋭く決める】信頼度高
①佐藤慎太郎は1走目、好展開をしっかりとモノにして白星発進。ここも、⑦吉田拓矢という絶好の目標を得た上、⑨永澤剛も連なってのライン3車。このチャンスを逃すグランプリ覇者ではないだろう。連勝は当然の構えか。
①⑦が大本線。別線では②中本匠栄が勝負駆けで意地を見せるか。③和田真久留は⑥河端朋之あたりの先行を誘発して先捲り・先行争いを見据えての捲りで抵抗したい。
◎①佐藤 〇⑦吉田 ▲③和田 ×⑤内藤 △②中本
8R【一次予選のトリを務める清水が必勝態勢だ】信頼度高
長い一次予選の最終レース。本命に指名されたのは③清水裕友だ。ここは別線に目立った強敵も不在。先行で結果を残して勝ち進もう。
番手は初日好展開から1着を取った⑦小倉竜二。再度願ってもない目標を得ての連勝ゴールも十分。③⑦、⑦③が本線。別線では⑨吉澤純平―②木暮安由の関東勢が逆転一番手だが、どこまで迫れるか…。
◎③清水 ○⑦小倉 ▲⑨吉澤 ×②木暮 △⑤坂本
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