7R【逆転グランプリへ新田が進撃。和田も続く】
現在賞金ランキング10位の⑤新田祐大。逆転でのグランプリ出場には決勝進出はもちろん、最低でも表彰台には登っておきたい所。少なくとも、二次予選までは連勝で勝ち上がりたい。
マークの①和田健太郎も現在賞金ランキングは7位。比較的優位な立場にはいるが、全く油断はできない状況で、ここはしっかりと⑤新田に食い下がる。⑤①が本線。別線では賞金ランキング12位の⑦中本匠栄も上位進出を狙う。ここは目標なく自力戦となるが、好位を上手く立ち回って着をまとめたい。⑧坂井洋の強攻にも注目で、穴なら④芦澤辰弘の連下か。
◎⑤新田 ○①和田 ▲⑦中本 ×③山本 △④芦澤
8R【脇本に死角は見当たらない。焦点は2着争いに】自信度高
ここまでG1・2V、わずか6開催で1億円を稼ぎ出した③脇本雄太。全てはグランプリを先行で制覇するための布石と言わんばかりの成績だ。当然、初日メインカードの本命に据えられたここも圧巻のパフォーマンスを見せてくれるだろう。自信の◉を進呈する。
③脇本マークに指名されたのは⑦井上昌己。メダリストの意地に懸け、好追走を決めたい。③⑦が本線。別線では②菅田壱道が近況好調。不利な展開を跳ねのける出来にあり、先捲りの展開ならば逆転も。⑤阿竹智史は前を任せる⑧河端朋之次第。
◉③脇本 ○⑦井上 ▲②菅田 ×⑤阿竹 △⑧河端
9R【新女王襲名へ高木が更なる連勝に挑む】自信度高
今年18V、賞金ランキング首位独走、現在19連勝中と誰も手が付けられない快進撃を続ける⑦高木真備。敗れるビジョンが浮かばない強さで、今回3連勝で22連勝。次回参戦予定の地元京王閣で完全優勝すれば、ガールズ新記録達成の25連勝となる。まずは初日を順当勝ちで20連勝だ。
相手は現在賞金ランキング5位の⑤石井寛子か。下位からの突き上げがあるとグランプリ出場が危うくなるだけに、しっかりと賞金を上積みしたい。実績上位の⑥大久保花梨が続く。
◎⑦高木 ○⑤石井 ▲⑥大久保 ×①太田
10R【逆転グランプリへ優勝しかない小林が進撃】
東京五輪延期で精神的にも難しい一年となった⑥小林優香。ここまで国内の競輪はわずか13走と、正直調子を掴みかねるところはあるが、実力は一枚上手と見て本命視する。
相手は賞金ランキング上位の①梅川風子、③鈴木美教、⑦佐藤水菜の3人。特に③鈴木と⑦佐藤は一つでも上の着、賞金が欲しいところ。⑥小林に食い下がって直線勝負に懸ける。
◎⑥小林 ○①梅川 ▲③鈴木 ×⑦佐藤
11R【石井と尾崎の力比べ見もの。尾方にも注目】
現在グランプリ出場ボーダーギリギリの7位に付ける⑥尾崎睦と、ドリームレースを制して2位に付ける④石井貴子の力比べが有力。直近なかなか優勝に恵まれない⑥尾崎、前回防府で失格に終わった④石井と共にリズムは万全とは言えないが、ここに入れば格好は付けてくれるだろう。
118期から唯一の出場となった①尾方真生にも注目。10月西武園の開催では強敵の前に未勝利に終わったが、この舞台でどんな走りを見せるか。実績最上位の③奥井迪までが争覇圏内。
◎④石井 ○⑥尾崎 ▲①尾方 ×③奥井
12R【児玉が復権へ絶対女王の走り見せる】自信度高
今年ここまで優勝16回の⑦児玉碧衣も、大舞台での取りこぼしが目立ち、賞金ランキングは3位に甘んじている。それでも勝率は驚異の92.9%。こちらは高木真備を抑えて堂々のガールズトップの数字だ。グランプリ3連覇へ向け、ここもすんなりと3連勝でけりを付けたい。
対抗は今年優勝20回を数え、飛躍の1年となった①坂口楓華。このトライアルは昨年、一昨年と上位の厚い壁に跳ね返されたが、その何倍も力を付けた今なら上位を脅かす存在となり得るだろう。⑤柳原真緒、⑥小林莉子までが上位争いか。
◎⑦児玉 ○①坂口 ▲⑤柳原 ×⑥小林
※短評の後ろの「自信度高」は、特に本命の信頼度が高く、堅く収まりそうなレースであることを示しています。
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