傾向分析第2弾・競輪祭徹底攻略!
11月18日(水)~11月23日(月)の6日間、小倉競輪場でG1「第62回朝日新聞社杯競輪祭」が行われる。今回は小倉競輪場の傾向分析第2弾ということで、6日間ナイター開催に移行した2018年、2019年の競輪祭全レースの結果から、競輪祭の傾向を洗い出していく。
今回の調査対象
今回の調査対象は、2018年、2019年に小倉競輪場で行われた寛仁親王牌全120レース。6日間ナイター開催に移行してからの傾向を探る。
G1開催の決まり手
まずは、決まり手の傾向から。
1着 | 割合 | 2着 | 割合 | |
逃げ | 12回 | 10.00% | 19回 | 15.70% |
捲り | 49回 | 40.83% | 33回 | 27.27% |
差し | 59回 | 49.17% | 33回 | 27.27% |
マーク | 0回 | 0.00% | 36回 | 29.75% |
普段のS級戦と比べ若干差しが捲りを上回っているが、それでも自力選手と追い込み選手の比率はほぼ互角。G1で自力と追い込みが互角ということは、もはや自力選手の方が有利と言えなくもない。傾向が大きく変わるとは考えなくても良いだろう。
2着の決まり手は捲り、差し、マークの差がほとんどなくなり、よりラインでの決着が少なくなっている印象がある。G1に出走する選手ともなるとどこからでも着内に飛び込んでくるため、一概にこういう傾向があるとは言えない。
G1開催の平均配当
続いては、平均配当の傾向。例によって、対象は2車単と3連単である(小数点以下は切り捨て)。
3連単 | 2車単 | |
最高配当 | 920,020円 | 72,820円 |
最低配当 | 450円 | 180円 |
1日ごとの最高平均配当 | 126,011円 | 14,123円 |
1日ごとの最低平均配当 | 8,203円 | 1,641円 |
全体平均配当 | 42,438円 | 5,072円 |
万車券出現数 | 68レース | 15レース |
万車券率 | 56.20% | 12.40% |
小倉のS級戦は荒れると前回紹介したが、G1に限れば更に配当はビッグになる。最高配当は92万円台、全体平均配当も42,000円台、万車券率に至っては56.2%というハイアベレージを叩き出している。日にちも一切関係なく、出続ける日はひたすら万車券が出続ける。まさに穴党にはうってつけの開催と言える。予想もその分困難を極めるが、一撃穴狙いがハマった時の破壊力は十分だ。
まとめ
改めて、過去2年の傾向を振り返ると以下の通り。
・若干差しの1着率が上がるものの、自力選手有利の傾向は大きくは変わらない。普段のS級戦とほぼフラットな目線で予想をすれば良い。
・とにかく万車券が連発する傾向にあり、一日中穴狙いをしていても十分楽しめる。無理に絞らず、手広く買うと吉。
6日間の長丁場となるため、選手にとっても調子の維持が難しく、その辺りが思わぬ波乱を呼ぶ理由になっているのではないか。人気を集めた選手がそのような状態に陥る可能性もあるため予想はやはり困難だが、それを乗り越えて高配当を的中させたいものである。
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