青森競輪G3「みちのく記念・善知鳥杯争奪戦」初日注目レース予想

青森競輪G3　初日展望
メインレース・S級初日特選
その他の注目レース
まとめ

青森競輪G3　初日展望

明日から9月29日(火)までの4日間、青森競輪場でG3「みちのく記念・善知鳥杯争奪戦」が開催される。7車立てで行われる最後のG3となる今開催は、G1級の豪華なメンバーが揃った一戦となった。早速、初日の注目レースを展望していく。

メインレース・S級初日特選

車番	選手名	登録地	競走得点	年齢	期別
①	佐藤慎太郎	福島	115.20	43	78
②	古性優作	大阪	114.39	29	100
③	松浦悠士	広島	118.22	29	98
④	山崎賢人	長崎	113.66	27	111
⑤	守澤太志	秋田	112.85	35	96
⑥	園田匠	福岡	111.95	39	87
⑦	新田祐大	福島	121.73	34	90

並び：⑦①⑤・②・③・④⑥

見ての通りの豪華メンバーである。このままG1の決勝に持っていっても、何ら不思議の無い対戦カードとなった。

大注目は③松浦悠士と⑦新田祐大のマッチアップ。前回共同通信社杯決勝でも対戦した二人だが、今回は⑦新田はライン3車と厚みがあるのに対し、③松浦は単騎戦。この辺りの差がどう出るか。⑦新田も利があるとはいえ、別線が④山崎賢人だけにすんなり先行とはいかないだろう。

⑦新田は青森記念の常連というイメージだが、実は2017年以来3年ぶりの参戦。その前は5年連続で出走し、優勝1回を含む4度の決勝進出を果たしている。相性はこのメンバー中においても群を抜いているといえよう。

予想は⑦新田の押し切りと、①佐藤の差し切りは五分と見て、⑦①、①⑦が本線。③松浦の逆転があれば、③②、③⑦、⑦③、③①あたりか。④山崎が絡むまでもなく、自力でも⑦新田を突破できる脚があるだけに、どの位置を取りに行くかも注目だ。④山崎がすんなり逃げて、中団に③松浦、②古性優作がいる展開なら⑦新田もよもやの苦戦を強いられるかもしれない。

穴党御用達の車券は⑥園田匠の絡み。展開不利でもいつの間にか2，3着にいるのが⑥園田の強みで、ある程度経験を積んだファンならその事は心得ているだろう。1着ではなくとも、3連単のヒモに付けるだけで十分な配当を獲得できそうだ。

その他の注目レース

8R

地元記念連覇を目指す①新山響平は初日予選スタートとなった。上記の超強力メンバー相手にどこまで食い下がれるかに注目だが、まずは予選をしっかりとクリアしたい。予選のメインカードに指名されただけに、相手関係は相当に楽。⑤内藤宣彦とのワンツーでまず堅い。①⑤、⑤①が大本線。

7R

2節前の立川でS級初優勝を決め波に乗る地元115期・⑦小原佑太が登場。こちらは先行できる選手が揃っており油断できないが、そこは地元3割増の力で強引に突破するだろう。④菊地圭尚が番手でしっかり援護する。⑦④、④⑦が本線。②日野博幸は先行するとかなり粘り強いために逆転も一考。もがき合う展開だと捲り強力な⑤長尾拳太―③吉村和之の岐阜勢ワンツーがある。