オールスター競輪2020注目選手予想｜地区ごとの注目選手は？【北日本･関東･南関東･中部･近畿･中四国・九州】

競輪歴15年（みんなの競輪チーム所属）

4年前

オールスターは車券以外も見どころたくさん
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オールスターは車券以外も見どころたくさん

オールスター競輪の記事第3弾は、各地区ごとの注目選手紹介と展望。車券以外にも、そのレースぶりが注目される選手を一気に紹介し、展望を行っていく。

北日本

新田祐大（福島）、佐藤慎太郎（福島）の不動の2トップが引っ張る北日本。それ以外は決勝進出まではなかなか難しいが、二次予選～準決勝ならば十分に戦えそうなメンバーが揃っている。

先導役を務める新山響平（青森）、番手でも自力でも役割をしっかり果たせる菅田壱道（宮城）、守澤太志（秋田）、小松崎大地（福島）らを、実績豊富な渡邉一成（福島）、山崎芳仁（福島）がサポート。ラインの後ろを大槻寛徳（宮城）、和田圭（宮城）、内藤宣彦（秋田）、佐々木雄一（福島）が固めれば、そうそう簡単にラインは崩れそうにない。

関東

平原康多（埼玉）を総大将とする関東だが、全盛期と比べると若干戦力に不安が残る。110期代の若手が多く参戦するだけに、気風の良さでどこまで別地区に抵抗できるか。

上位に食い込めそうなのは吉澤純平（茨城）、吉田拓矢（茨城）、木暮安由（群馬）、鈴木竜士（東京）の強力自力選手に、孤高のファイター・諸橋愛（新潟）。芦澤辰弘（茨城）はG1高松宮記念杯決勝進出の勢いを活かせるか。小林泰正（群馬）、黒沢征治（埼玉）、森田優弥（埼玉）、河合佑弥（東京）、坂井洋（栃木）ら若手選手はいずれもオールスター初出場。気風良く逃げて経験を積み、今後の糧にしたい。

南関東

郡司浩平（神奈川）、和田健太郎（千葉）と今最もG1タイトルに近い二人を軸に動く南関東。争覇級の選手は多くないものの、一発の破壊力を秘める選手が揃う。

近況好調の鈴木裕（千葉）、逃げても捲ってもツボにはまれば大物食いがある岩本俊介（千葉）、和田真久留（神奈川）に渡邉雄太（静岡）の若手コンビも魅力十分。タテヨコ自在の岡村潤（静岡）、競輪界屈指のブロック技術を持つ内藤秀久（神奈川）が自力選手を盛り立てる。

中部

深谷知広（愛知）、浅井康太（三重）の2トップが存在感抜群な中部。参加選手の少なさをラインの結束力でカバーしたい。

外連味の無い先行で奮闘する竹内雄作（岐阜）、捲りのスピードは一線級の柴崎淳（三重）を、気合溢れる走りが魅力の吉田敏洋（愛知）がガード。グランプリ制覇経験のある金子貴志（愛知）や、小さな体でコースを突く”忍者戦法”坂口晃輔（三重）がどこまで上位に食い下がれるか。元公務員レーサー皿屋豊（三重）の初G1にも注目が集まる。

近畿

説明不要の最強レーサー・脇本雄太（福井）を軸に役者がそろい踏みの近畿。圧倒的な戦力と強固なラインで再度輪界制圧へ動き出す。

脇本の後ろにつくのは村上義弘（京都）か、村上博幸（京都）か、三谷竜生（奈良）か、稲川翔（大阪）か、稲垣裕之（京都）か、古性優作（大阪）か、松岡健介（兵庫）か？いずれの選手も追走は問題なさそうなだけに、番組編成が気になるところだ。もちろん、三谷や古性は自力でも上位進出が見込める。東口善朋（和歌山）、南修二（大阪）のマーカー陣も強力。サマーナイト⇒地元記念でもまれてきたゴールデンルーキー・寺崎浩平（福井）が先導役を務めれば、牙城はさらに強固なものとなる。

中四国

競輪界の”最強のふたり”こと松浦悠士（広島）、清水裕友（山口）。この二人でタイトルのたらい回しが続く今年の競輪だが、オールスターをも手中に収めてしまうのか。

ナショナルチーム出の河端朋之（岡山）、いつタイトルを獲ってもおかしくない原田研太朗（徳島）の抜群のスピードに、2016年松戸オールスター覇者の岩津裕介（岡山）、SS経験者の桑原大志（山口）が食らい付く。玄人好みの粘りの走りで香川雄介（香川）、小倉竜二（徳島）、橋本強（愛媛）も上位進出を狙う。