【高松宮記念杯競輪・パールカップ2026】過去10年の優勝者一覧!決まり手から読み解く傾向
高松宮記念杯競輪・パールカップの歴代優勝者と過去の傾向
高松宮記念杯競輪は、競輪界でも長い歴史と格式を持つGI競走です。近年は岸和田競輪場での開催が続いており、東西対抗の色合いを持つ独自の勝ち上がり方式でも注目されています。
また、2023年からはガールズケイリンのGI競走「パールカップ」も同時期に開催されるようになり、男子・女子それぞれのトップ選手が集まる重要なシリーズとなっています。
ここでは、高松宮記念杯競輪の過去10年の優勝者と、パールカップの歴代優勝者を整理し、年齢・決まり手・地区傾向などから見える過去の傾向をわかりやすく解説します。
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高松宮記念杯競輪 過去10年の優勝者
| 開催年 | 開催地 | 優勝者 | 府県・期別 | 年齢 | 決まり手 | 2着選手 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 岸和田 | 脇本 雄太 | 福井・94期 | 36歳 | 捲り | 古性 優作 |
| 2024年 | 岸和田 | 北井 佑季 | 神奈川・119期 | 34歳 | 捲り | 和田 真久留 |
| 2023年 | 岸和田 | 古性 優作 | 大阪・100期 | 32歳 | 差し | 佐藤 慎太郎 |
| 2022年 | 岸和田 | 古性 優作 | 大阪・100期 | 31歳 | 捲り | 山田 庸平 |
| 2021年 | 岸和田 | 宿口 陽一 | 埼玉・107期 | 37歳 | 差し | 吉田 拓矢 |
| 2020年 | 和歌山 | 脇本 雄太 | 福井・94期 | 31歳 | 逃げ | 和田 健太郎 |
| 2019年 | 岸和田 | 中川 誠一郎 | 熊本・85期 | 40歳 | 差し | 新田 祐大 |
| 2018年 | 岸和田 | 三谷 竜生 | 奈良・101期 | 30歳 | 差し | 脇本 雄太 |
| 2017年 | 岸和田 | 新田 祐大 | 福島・90期 | 31歳 | 捲り | 成田 和也 |
| 2016年 | 名古屋 | 新田 祐大 | 福島・90期 | 30歳 | 捲り | 郡司 浩平 |
パールカップ 歴代優勝者
| 開催年 | 開催地 | 優勝者 | 府県・期別 | 年齢 | 決まり手 | 2着選手 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 岸和田 | 佐藤 水菜 | 神奈川・114期 | 26歳 | 捲り | 尾崎 睦 |
| 2024年 | 岸和田 | 石井 貴子 | 千葉・106期 | 34歳 | 差し | 奥井 迪 |
| 2023年 | 岸和田 | 児玉 碧衣 | 福岡・108期 | 28歳 | 逃げ | 久米 詩 |
高松宮記念杯競輪の過去傾向
1. 優勝者は30代が中心
高松宮記念杯競輪の過去10年の優勝者を見ると、優勝時の年齢は30歳から40歳に集中しています。
平均年齢は約33歳で、若手の勢いだけで勝ち切るというよりも、経験・判断力・ライン戦術への理解が求められるGIといえます。
特に高松宮記念杯競輪は、東西対抗の色合いが強く、地区内の連係やラインの役割が重要になります。そのため、単純な脚力だけでなく、レース全体を読む力や、番手での判断力が勝敗を分ける傾向があります。
2. 決まり手は「捲り」と「差し」が中心
過去10年の1着決まり手を見ると、以下のようになります。
| 決まり手 | 回数 | 該当年 |
|---|---|---|
| 捲り | 5回 | 2025年、2024年、2022年、2017年、2016年 |
| 差し | 4回 | 2023年、2021年、2019年、2018年 |
| 逃げ | 1回 | 2020年 |
逃げ切りでの優勝は2020年の脇本雄太のみで、決勝では先行選手がそのまま押し切るのは簡単ではありません。
一方で、近年の「捲り」には、純粋な自力捲りだけでなく、ラインの先頭選手が先行し、その番手から発進する「番手捲り」に近い形も含まれます。
つまり、高松宮記念杯競輪の決勝では、ラインの先頭を走る選手の献身と、番手選手の判断力が非常に重要です。
3. 近畿勢の強さが目立つ
過去10年では、近畿勢の優勝が5回あります。
- 2025年:脇本雄太
- 2023年:古性優作
- 2022年:古性優作
- 2020年:脇本雄太
- 2018年:三谷竜生
特に脇本雄太・古性優作を中心とした近畿ラインは、高松宮記念杯競輪において非常に存在感があります。
岸和田開催が続いていることもあり、地元・近畿勢にとってはファンの後押しやバンクへの適性も大きなプラス材料になります。
4. 番手選手の優勝が目立つ
高松宮記念杯競輪の決勝では、ラインの番手を回った選手が優勝するケースが多く見られます。
近年では、2025年の脇本雄太、2024年の北井佑季、2023年の古性優作などが、ラインの流れを活かして勝利しています。
車券を考えるうえでも、単純に一番強い自力選手を1着に置くだけでなく、「誰が番手を回るのか」「先行役は誰か」を見ることが重要です。
5. GI初優勝が生まれやすい大会でもある
高松宮記念杯競輪は、GI初優勝が生まれやすい大会でもあります。
近年では、2024年の北井佑季、2021年の宿口陽一、2018年の三谷竜生などが本大会で大きなタイトルをつかんでいます。
東西対抗の番組構成や、地区ラインの結束が強く出やすいことから、展開がハマった実力者が一気にGIタイトルを奪うケースがあります。
パールカップの過去傾向
1. 決まり手が3年連続で異なる
パールカップは2023年に新設されたガールズケイリンのGIです。
過去3年の決まり手を見ると、2023年は逃げ、2024年は差し、2025年は捲りとなっており、すべて異なる決まり手で優勝者が出ています。
| 開催年 | 優勝者 | 決まり手 |
|---|---|---|
| 2025年 | 佐藤 水菜 | 捲り |
| 2024年 | 石井 貴子 | 差し |
| 2023年 | 児玉 碧衣 | 逃げ |
2. フィジカル上位の選手が強い
2025年の佐藤水菜は、ナショナルチームで鍛えたスピードを活かし、圧倒的な内容で優勝しました。
ガールズケイリンでは、トップスピードや加速力といった純粋なフィジカル能力が勝敗を大きく左右します。
一方で、2024年の石井貴子のように、先行選手を追走して最後に差し切る勝負強さも重要です。
3. 若さだけでなく経験も重要
パールカップの優勝者は、20代から30代まで幅があります。
2023年の児玉碧衣、2025年の佐藤水菜のように、絶対的なスピードで勝ち切るタイプもいれば、2024年の石井貴子のように経験と判断力で勝利をつかむケースもあります。
ガールズケイリンではラインがない分、位置取りや仕掛けのタイミングを自分で判断する必要があり、経験値も大きな武器になります。
ただし、昨今は佐藤水菜が圧倒的な力で各タイトルを総なめにしており、「いかに佐藤水菜を打ち負かすか」に、開催の焦点が当てられることはほとんど明白と言えます。
過去データから見る注目ポイント
| 注目ポイント | 傾向 | 車券・予想での見方 |
|---|---|---|
| 男子の年齢傾向 | 30代の優勝が中心 | 経験と戦術眼のある選手を重視 |
| 男子の決まり手 | 捲り・差しが中心 | 先行選手よりも番手・好位の選手に注目 |
| 近畿勢 | 過去10年で5勝 | 岸和田開催では特に軽視禁物 |
| GI初優勝 | 初タイトルが生まれやすい | 勢いのある実力者にも注目 |
| パールカップ | 逃げ・差し・捲りが分散 | 脚質だけでなく位置取りと仕掛け時を重視 |
まとめ
高松宮記念杯競輪の過去10年を見ると、優勝者は30代の実力者が中心で、決まり手は捲りと差しが多くなっています。
特に近年は、ラインの先頭選手が主導権を取り、その番手選手が抜け出す形が目立ちます。単純な自力勝負だけでなく、地区ラインの結束力や番手選手の判断力が勝敗を大きく左右します。
また、近畿勢は過去10年で5勝しており、岸和田開催では特に存在感があります。脇本雄太、古性優作を中心とした近畿ラインは、今後も大きな注目ポイントです。
一方、パールカップはまだ歴史が浅いものの、過去3年で逃げ・差し・捲りのすべてが出ており、ガールズケイリンらしく個人の能力と勝負勘が結果に直結する傾向が見られます。


