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「第17回サマーナイトフェスティバルG2」決勝戦回顧

サマーナイトフェスティバルG2 決勝戦結果

「第17回サマーナイトフェスティバルG2」は今日決勝が行われ、松浦悠士(広島)が優勝した。松浦のG2優勝は2回目、サマーナイトフェスティバルは初優勝。2着には山口拳矢(岐阜)、3着には阿竹智史(徳島)が入った。2車単は3-8で2,630円、3連単は3-8-4で11,570円。

決勝戦回顧

初手は②山崎賢人—⑨守澤太志⑥岩本俊介①佐藤慎太郎⑤清水裕友③松浦悠士④阿竹智史⑦小倉竜二⑧山口拳矢⑤清水が赤板で前を抑えると、後方になった⑥岩本がすかさず巻き返して主導権。中四国勢は3番手~6番手に入った。最終ホームで②山崎が巻き返したのに合わせて、⑤清水が3番手から捲りを敢行。空いた内を7番手から⑧山口が鋭く突き、前に迫った。直線は⑧山口の強襲を抑え、番手から外を踏んだ③松浦が優勝。一旦連携を外した④阿竹が自力で追い込んで3着に入った。

松浦悠士が今年は清水裕友の番手から展開を活かして優勝。今年何と「8回目」の優勝を飾った。

初手は守澤太志が取り、山崎賢人との即席タッグが前受け。岩本俊介、佐藤慎太郎のラインが中団に構え、中四国勢は後方。単騎の山口拳矢は最後方となった。守澤が積極的に前を取りに行ったが、これはダッシュ力に勝る山崎の脚質を勘案してのものだったか。引いて一気のカマシで前に出られれば、自身もチャンスありとの戦略だったと読む。

いずれにせよこの形であれば、後ろ攻めの清水から動くのは必然。青板集回から早めに動き、赤板過ぎで前へ出た。これで後方になった岩本は、8番手に置かれては勝負権がないため当然更にインを切り返す。これで山崎が仕掛け返せば展開はまた違ったものになっていただろうが、一発カマシ狙いの山崎はもちろん後方で動かず。清水はこれを確認する余裕があり、ほぼサラ脚で3番手の絶好位をキープした。この時点で、ほぼ勝負は決まったかに思われた。

しかし、その展開に勝負所で楔を打ったのが、単騎戦の山口だった。最終ホームで巻き返しを狙った山崎に合わせて清水が捲り、岩本の番手佐藤がこれをけん制。ガラリと空いた内を、山口が勢いよく突っ込んだのだ。

最終3コーナー、空いた内を突く⑧山口拳矢

ここで清水、佐藤と松浦の間を突く技術があれば、あるいは山口が優勝していたかもしれない。しかし、そこはまだヨコの技術が発展途上の若手選手。最終2センターで前が詰まり、結果として松浦のタテ脚を許す形となった。

ゴール前は、内を捲った山口の追撃を振り切り、松浦が押し切って優勝。3着には一旦松浦との連携を外しながらも、地力で追い込んだ阿竹が入った。

山口の強襲に一瞬肝を冷やしたものの、それでも勝ち切り、今年グレードレースは7回目の優勝を飾った松浦。前回小松島記念はまさかの二次予選敗退に終わったが、そこからすぐに立て直してくるあたりに、修正能力の高さがうかがえる。これで清水とのコンビで、今年は合わせてG1・G2を3度制覇。次回オールスターも、当然この2人を中心に開催は進んでいくだろう。

一方、惜しい準優勝に終わった山口も、見せ場十分の好内容。やはり、ラインが出来た時よりも、一人で自在に立ち回るレースが合っているようで、レーススタイルの方向性を裏付ける結果となった。とは言うものの、単騎でG1・G2を制覇するのは並大抵の技術では不可能。今後はビッグレースの決勝で、ラインが出来た時にどのような走りをするかに注目が集まる。

今回も後方からの一撃狙いとなった山崎は、高松宮記念杯のような見せ場は作れず敗退。現在のスタイルでは展開の助けがなければ勝ち切るのは容易ではないため、脚質に幅を持たせることが今後の課題となるだろう。

ガールズケイリンフェスティバル結果

また、サマーナイトフェスティバル決勝戦の同日に開催されたガールズケイリンフェスティバルは、東京104期の石井寛子が優勝した。

初手2番手でレースを進めた石井は、最終ホーム手前で仕掛けた佐藤水菜―小林莉子の3番手にスイッチ。直線は先に抜け出しを狙った小林の後ろから差し込み、2018年松戸以来2度目のフェスティバル優勝を飾った。2着が小林、3着が佐藤の決着となり、3連単は3-5-1で23,180円。人気を集めた高木真備は4着に敗れた。

まとめ

松浦悠士の優勝で幕を閉じたサマーナイトフェスティバルが終了し、次回のグレードレースは7月23日(金)から開催される富山記念G3「瑞峰立山賞争奪戦」。「みんなの競輪」では特別キャンペーンを実施する予定。どうぞお楽しみに。

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競輪歴12年(みんなの競輪チーム 所属)

輪pedia 編集者兼ライターの「競輪歴12年」です。 長年培った知識を活かし、競輪に関する有益な情報を提供していきます。