【愛知・名古屋アジア大会2026】自転車トラック日本勢の結果まとめ|太田海也がスプリント連覇!競輪選手が躍動
2026年9月29日~10月2日、静岡県の伊豆ベロドロームで「第20回アジア競技大会(愛知・名古屋2026)」の自転車競技トラック種目が行われました。日本代表には太田海也、佐藤水菜、中石湊、窪木一茂、内野艶和ら現役競輪選手が多数出場。4日間を通して金メダル5個、銀メダル4個を獲得し、競輪選手も短距離・中長距離の両分野で存在感を示しました。
日本勢の主な結果
| 種目 | 日本勢の結果 |
|---|---|
| 男子スプリント | 太田海也 金メダル |
| 男子ケイリン | 中石湊 4位 |
| 男子チームスプリント | 銀メダル |
| 男子チームパシュート | 銀メダル |
| 男子マディソン | 窪木一茂・兒島直樹 金メダル |
| 男子オムニアム | 梅澤幹太 金メダル |
| 女子スプリント | 佐藤水菜 銀メダル、酒井亜樹5位 |
| 女子ケイリン | 仲澤春香4位、山田南11位 |
| 女子チームパシュート | 銀メダル・日本新記録 |
| 女子チームスプリント | 4位 |
| 女子マディソン | 内野艶和・垣田真穂 金メダル |
| 女子オムニアム | 梶原悠未 金メダル |
太田海也が男子スプリント連覇
現役競輪選手で最初に金メダルを獲得したのが太田海也(岡山)です。男子スプリント予選では200mフライングタイムトライアルを9秒400で走り、アジア大会新記録を樹立。準々決勝、準決勝を突破すると、決勝では中国の李志偉を2本連続で破りました。
これで前回杭州大会に続いて男子スプリントを連覇。男子チームスプリントでも長迫吉拓、中石湊らと銀メダルを獲得しており、日本短距離陣の中心として結果を残しました。
最終日は窪木一茂・兒島直樹が男子マディソン金
10月2日の最終日に大きな結果を残したのが、現役競輪選手の窪木一茂(福島)と兒島直樹(福岡)です。
2人が出場した男子マディソンでは、ポイント周回で着実に得点を重ねながら他国を圧倒。最終的に76ポイントを獲得し、55ポイントの中国を大きく引き離して金メダルに輝きました。
窪木と兒島は男子チームパシュートでも銀メダルを獲得。競輪と並行してトラック中長距離種目へ取り組む2人が、自国開催のアジア大会で大きな成果を挙げました。
佐藤水菜は女子スプリント銀メダル
世界選手権女子ケイリン連覇など国際舞台で活躍する佐藤水菜(神奈川)は、女子スプリントで銀メダルを獲得しました。
予選を10秒209の2位で通過すると、勝ち上がり戦も順調に突破。10月2日の準々決勝を2連勝、準決勝でも中国の蒋雨露に2連勝して決勝へ進出しました。
決勝の相手は予選でアジア大会記録をマークした中国の袁麗穎。佐藤は2本を落として銀メダルとなり、前回杭州大会に続く同種目優勝はなりませんでしたが、世界トップレベルのスプリント力を改めて示しました。
同じく現役ガールズケイリン選手の酒井亜樹(大阪)は準々決勝で敗退したものの、5~8位決定戦を制して総合5位となりました。
中石湊は男子ケイリンで惜しくも4位
男子ケイリンには中石湊(北海道)が出場。第1ラウンドを1着で突破し、準決勝ではマレーシアのアジズルハスニ・アワンに続く2着で決勝へ進みました。
決勝ではアワン、中国勢2人に続く4位。メダルまであと一歩でしたが、2025年のヤンググランプリを制した若手がアジア大会でも決勝まで勝ち上がりました。中石は男子チームスプリントでも銀メダルを獲得しています。
内野艶和は金・銀の2個のメダル
現役ガールズケイリン選手では内野艶和(福岡)も好成績を残しました。女子チームパシュートでは池田瑞紀、梶原悠未、垣田真穂とともに4分10秒424の日本新記録をマークして銀メダル。
翌10月1日の女子マディソンでは垣田真穂とペアを組み、53ポイントを獲得して優勝しました。前回杭州大会に続く女子マディソン連覇を達成し、今大会を金・銀それぞれ1個で終えています。
梶原悠未は女子オムニアム3大会連続金
最終日の女子オムニアムでは梶原悠未が、スクラッチ2位、テンポレース2位、エリミネーション1位と安定した走りを披露。最後のポイントレースを終えて総合136ポイントで優勝しました。
2018年ジャカルタ・パレンバン大会、2023年杭州大会に続くオムニアム3大会連続の金メダルとなり、日本中長距離陣の強さを印象づけました。
競輪選手が短距離・中長距離の両方で活躍
今回のトラック競技では、太田海也の男子スプリント金、窪木一茂・兒島直樹の男子マディソン金、内野艶和の女子マディソン金をはじめ、現役競輪選手が多数のメダルを獲得しました。
一方で佐藤水菜の女子スプリント銀、中石湊と仲澤春香のケイリン4位など、表彰台まであと一歩というレースもありました。普段は競輪場で戦う選手たちが、日本代表として世界基準のトラック競技に挑む姿を見られた愛知・名古屋アジア大会。今後の競輪はもちろん、世界選手権や2028年ロサンゼルス五輪へ向けた活躍にも注目です。

