今年、日本選手権+高松宮記念杯を制し、年間獲得賞金額を220,824,274円(2026年6月29日現在)としている古性優作選手。このままのペースで行けば年間4億5千万円、さらに上積みすれば驚異の「年間5億円」も見えてきます。今回は、古性選手が前人未到・「獲得賞金5億円」を達成できるかどうか、今後の開催からシミュレーションしてみましょう。

結論:5億円突破の可能性はある。ただし「GP優勝+残りG1/G2で複数回の大仕事」が必要

5億円突破までに必要な上積みは、残り279,175,726円。結論から言うと、古性選手が2026年に年間獲得賞金5億円を突破する可能性は十分にあります

ただし、単にグランプリを優勝するだけでは届きません

現在の賞金額に、KEIRINグランプリ2026の優勝賞金1億5,400万円を足しても、

220,824,274円 + 154,000,000円 = 374,824,274円

となり、5億円まではまだ125,175,726円不足します。

つまり、5億円突破には、年末のグランプリ制覇に加えて、残りのG1・G2・G3で大きく賞金を積み上げる必要があります

2026年後半の主な高額賞金レース

以下は、7月以降に残っている主なGP・G1・G2の公式賞金表をもとにした、決勝1着賞金の一覧です。

開催日程・場決勝1着賞金
サマーナイトフェスティバル7月17日~20日・高知32,000,000円
オールスター競輪8月11日~16日・松山69,000,000円
共同通信社杯競輪9月18日~21日・富山32,000,000円
寬仁親王牌10月9日~12日・弥彦47,000,000円
朝日新聞社杯競輪祭11月18日~23日・小倉55,000,000円
KEIRINグランプリ202612月28日~30日・いわき平154,000,000円

記念開催の賞金も無視できない

G3はGP・G1・G2ほど高額ではありませんが、古性選手クラスが優勝候補として出場する場合、賞金積み上げの面ではかなり重要です。

2026年度の公式賞金表では、一般的なS級9車立・4日制・12レース制G3の決勝1着賞金は6,400,000円で、2度優勝すれば1,280万円、3回で約2,000万円に達します。


5億円突破シミュレーション

ここではわかりやすく、決勝1着賞金のみを単純加算してシミュレーションします。

実際には、予選・準決勝・特別優秀などの賞金も加算されるため、下記の計算はやや保守的です。

現在賞金

項目金額
現在の獲得賞金220,824,274円
5億円までに必要な上積み279,175,726円

シミュレーション1:GP優勝のみ

内容加算額合計
現在賞金220,824,274円
KEIRINグランプリ優勝154,000,000円374,824,274円

結果:5億円まで125,175,726円不足

GP優勝だけでは5億円には届きません。この場合、記念優勝をいくら積み上げても獲得賞金は4億数千万円といったところでしょう。


シミュレーション2:オールスター+競輪祭+GP優勝

内容加算額合計
現在賞金220,824,274円
オールスター競輪優勝69,000,000円289,824,274円
競輪祭優勝55,000,000円344,824,274円
KEIRINグランプリ優勝154,000,000円498,824,274円

結果:5億円まで1,175,726円不足

決勝1着賞金だけで見るとわずかに届きません。

ただし、実際にはオールスターや競輪祭を優勝するまでの予選・準決勝などの賞金も加算されます。そのため、オールスター+競輪祭+GPを勝つパターンなら、実質的には5億円突破濃厚と見てよさそうです。


シミュレーション3:オールスター+寬仁親王牌+サマーナイト+GP優勝

内容加算額合計
現在賞金220,824,274円
サマーナイトフェスティバル優勝32,000,000円252,824,274円
オールスター競輪優勝69,000,000円321,824,274円
寬仁親王牌優勝47,000,000円368,824,274円
KEIRINグランプリ優勝154,000,000円522,824,274円

結果:5億円突破

この場合は、決勝1着賞金のみの計算でも522,824,274円となり、5億円を大きく超えます。


シミュレーション4:サマーナイト+共同通信社杯+競輪祭+GP優勝

内容加算額合計
現在賞金220,824,274円
サマーナイトフェスティバル優勝32,000,000円252,824,274円
共同通信社杯優勝32,000,000円284,824,274円
競輪祭優勝55,000,000円339,824,274円
KEIRINグランプリ優勝154,000,000円493,824,274円

結果:5億円まで6,175,726円不足

このパターンでも、G3優勝1本、またはG1・G2の勝ち上がり賞金を含めれば、5億円突破が見えてきます。


シミュレーション5:残りG1・G2をすべて優勝、しかしGP優勝なし

内容加算額合計
現在賞金220,824,274円
サマーナイト優勝32,000,000円252,824,274円
オールスター優勝69,000,000円321,824,274円
共同通信社杯優勝32,000,000円353,824,274円
寬仁親王牌優勝47,000,000円400,824,274円
競輪祭優勝55,000,000円455,824,274円

結果:5億円まで44,175,726円不足

GPを勝たない場合、残りG1・G2をすべて勝っても、決勝1着賞金ベースでは5億円に届きません。

この場合、GPで2着以上に入る、またはG3優勝を複数回積み上げる必要があります。


5億円突破の現実的な条件

古性選手が5億円を突破する現実的なルートは、以下のような形です。

ルートA:最有力パターン

オールスター優勝
+ 競輪祭優勝
+ KEIRINグランプリ優勝
+ それ以外の勝ち上がり賞金

決勝1着賞金だけでは498,824,274円ですが、実際には勝ち上がり賞金が加わるため、5億円突破の可能性はかなり高いです。

ルートB:G2も絡めて突破するパターン

サマーナイト優勝
+ オールスター優勝
+ 寬仁親王牌優勝
+ KEIRINグランプリ優勝

この場合は決勝1着賞金だけでも522,824,274円となり、明確に5億円突破です。

ルートC:G3を積み上げて突破するパターン

オールスター優勝
+ 競輪祭優勝
+ KEIRINグランプリ優勝
+ G3優勝1本以上

一般的な4日制G3の決勝1着賞金は640万円なので、このパターンなら決勝1着賞金ベースでも505,224,274円となります。


逆に、5億円突破が厳しくなるパターン

一方で、以下のような展開になると5億円突破はかなり難しくなります。

  • KEIRINグランプリで優勝できない
  • 残りG1で優勝がない
  • G2・G3で賞金を大きく積めない
  • 欠場・落車・失格などで出走機会を失う

特に大きいのは、GP優勝の有無です。

2026年のグランプリ優勝賞金は1億5,400万円。これは、残りのG1・G2を複数勝つのと同等以上のインパクトがあります。


過去最高額との比較

古性選手は2024年、KEIRINグランプリを制し、年間獲得賞金383,115,596円を記録。これは当時の年間獲得賞金最高額です。

もし2026年に5億円を突破すれば、

500,000,000円 - 383,115,596円 = 116,884,404円

となり、従来の自身の最高記録を1億円以上更新することになります。

これは単なる賞金王ではなく、競輪史上、あるいは公営競技全体でも別次元の年間賞金額といえます。


まとめ:5億円突破は「夢物語」ではないが、GP制覇がほぼ必須

2026年6月29日時点で、古性選手はすでに2億2,082万4,274円を獲得しています。

5億円突破には残り2億7,917万5,726円が必要ですが、2026年後半にはオールスター、寬仁親王牌、競輪祭、そしてKEIRINグランプリという高額賞金レースが残っています。

特に重要なのは、以下の3点です。

  1. KEIRINグランプリ優勝だけでは5億円に届かない
  2. GP優勝に加え、残りG1・G2で2~3本の大型優勝が必要
  3. オールスター+競輪祭+GP優勝なら、勝ち上がり賞金込みで5億円突破がかなり現実的

現在のG1成績、すでに2つのG1を勝っている状況、そして年末GPの高額賞金を考えると、古性優作選手の2026年年間獲得賞金5億円突破は、決して非現実的ではありません。

ただし、その条件はかなり厳しく、「GPを勝つこと」+「残りG1/G2でさらに大きく勝つこと」が必須ラインになりそうです。