第64回朝日新聞社杯競輪祭
11月22日(火)~11月27日(日)まで、小倉競輪場で第64回朝日新聞社杯競輪祭が開催される。今回は、一次予選がポイント制となる競輪祭の勝ち上がり方式を紹介する。
勝ち上がり方式
ご存じの通り、2018年から競輪祭は6日制ナイター開催となり、勝ち上がり方式も大きく変化した。一次予選から二次予選の勝ち上がりはポイント制となった他、前半3日間は後半4Rにガールズグランプリトライアルも行われるため、男子の予選は8R開催となる。それでは、6日間の勝ち上がり方式を男子⇒女子の順に解説する。
男子
1日目~3日目:「一次予選」1走目・2走目各12レース、計24レースを実施。選手は3日間で「一次予選」を2回走ることになる。それぞれ着順ごとに得点が割り振られ、2レースの合計得点上位者が4日目の「ダイヤモンドレース」「二次予選A」「二次予選B」に進出。
合計得点1位~9位:「ダイヤモンドレース」
合計得点10位~36位:「二次予選A」
合計得点37位~63位:「二次予選B」
「一次予選」1走目および2走目の得点は以下の通り。
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | 7着 | 8着 | 9着 | 棄権 | |
1走目 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
2走目 | 13 | 11 | 9 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
なお、合計得点が同じ場合は、出場選手選考順位が高い選手が優先して選抜される。また、落車・失格等により途中帰郷した選手が出た場合でも、一次予選が終了する3日目までは補充は行わない。
4日目:「ダイヤモンドレース」1レース、「二次予選A」3レース、「二次予選B」3レースを実施。「ダイヤモンドレース」1着~9着、「二次予選A」各1着~4着、「二次予選B」各1着、2着の計27名が5日目「準決勝」に進出。
5日目:「準決勝」3レースを実施。各1着~3着が最終日「決勝」に進出。
3日目までの一次予選はガールズケイリンのようなポイント制で行われる。そのためシード番組などは存在せず、1走目よりも2走目の方が点数が高くなっているのもガールズケイリンと同じである。なお、4日目以降の勝ち上がりは先月の寛仁親王牌と同じであるため、ここからは比較的分かりやすくなっている。
女子
「ガールズグランプリトライアル」として、通常のガールズ開催と同じトーナメントが2つ行われる(いわゆる「ツイントーナメント」方式)。すなわち、優勝者が2人出ることになり、その2人の優勝者は12月28日のガールズグランプリの出場権を得る。
初日、2日目は9R~12Rに予選1走目、2走目がそれぞれ行われ、2日間の合計得点上位者が3日目の11R、12Rに行われる決勝戦に進む。
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