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2023年前期の選手級班が決定!昇級・昇班/降級・降班する選手をチェックしよう

2023年前期の級班が決定

先日、2023年前期の選手適用級班が発表された。今回は、主な昇級・昇班/降級・降班選手をカテゴリーごとにまとめていく。

S2⇒S1

最年長は神山雄一郎(栃木61)の54歳。室井健一(徳島69)、志智俊夫(岐阜70)といったベテラン、池田勇人(埼玉90)、松本貴治(愛媛111)、野口裕史(千葉111)らの実力者も1班に復帰する。

中堅どころでは藤井昭吾(滋賀99)、恩田淳平(群馬100)、木村弘(青森100)の3名がいずれもデビュー13年目で初のS1昇班。久々となる選手では西田雅志(広島82)が11年ぶり、磯田旭(栃木96)が6年ぶり、西村光太(三重96)が5年ぶりの復帰となった。

若手では犬伏湧也(徳島119)、吉田有希(茨城119)とすでにG1で活躍している選手のほか、青野将大(神奈川117)、阿部将大(大分117)、山根将太(岡山119)櫻井祐太郎(宮城117)、橋本優己(岐阜117)らが初のS1となった。

A1、A2⇒S1、S2

最年長は岡部芳幸(福島66)の52歳。佐々木龍(神奈川109)、橋本瑠偉(栃木113)、藤木裕(京都89)、山内卓也(愛知77)と実績のある選手のほか、相澤政宏(宮城99)がデビュー13年目で初のS級昇級となった。

119期からは、木村佑来(宮城)、田口勇介(秋田)、木村皆斗(茨城)、新村穣(神奈川)、上杉嘉槻(福井)、渡口勝成(山口)、林昌幸(愛媛)の7名がS級昇級を決めた。

A3⇒S2/A1、A2

最年長は佐々木浩三(佐賀50)の60歳。54歳にして2度の優勝を飾った植田誠(静岡61)がA2へ昇班となったほか、須藤誠(千葉92)はA級を飛び越えて、A3→S2の2段階昇級となった。

S1⇒S2

今期も名のある選手の降班が続いている。

まずは2013年のKEIRINグランプリを制した金子貴志(愛知75)。今年に入ってわずか5勝と不調に陥り、競走得点は一時100点台に。2000年以来、実に23年ぶりの2班落ちとなった。

もう一人はG1・2勝、G2・4勝の実力者・佐藤友和(岩手88)。前期は年明けに2連続の失格を喫し、一時はS級維持すら危ぶまれた。今期はF1を中心に得点を盛り返しているものの、来期は2005年以来18年ぶりの1班陥落となる。

さらに、4度のG1決勝進出がある千葉支部長・中村浩士(千葉79)は15年ぶり、全日本選抜での失格が響いた菅田壱道(宮城91)は9年ぶり、ナショナルチームでの実績がある坂本貴史(青森94)、河端朋之(岡山95)、厳しい動きが持ち味の東龍之介(神奈川96)が7年ぶりの2班落ちを喫した。

S1、S2⇒A1、A2

まずは2001年の日本選手権を制した稲村成浩(群馬69)。50歳でのS1キープとなって迎えた今年だったが、予選突破すらままならない苦戦が続き、ついにS級から陥落。デビュー年となる1992年から在籍し続けたが、実に31年ぶりのA級落ちとなった。

そして、もう一人のビッグネームは小嶋敬二(石川74)。通算798勝、寛仁親王牌/高松宮記念杯2Vと一時代を築いた大選手も、今年は予選突破2度と不調。1995年以来、28年ぶりのS級陥落となった。

それ以外にも、1999年の新人王戦を制した吉村和之(岐阜80)は25年ぶり。長くS級中上位で踏ん張った山田幸司(神奈川78)は22年ぶり、競技経験も豊富な矢口啓一郎(群馬86)が21年ぶりのS級陥落。G1・2度の決勝進出がある鈴木謙太郎(茨城90)、北海道の強豪の一角として活躍した山田敦也(北海道88)も17年ぶりの陥落となった。

A1、A2⇒A3

11月に60歳を迎える小林覚(神奈川56)が再度のチャレンジ落ち。そして4度のG1決勝進出歴がある一丸安貴(愛知70)もデビュー31年目にして初のA3となる。

その他、2020年10月から欠場が続いているSS経験者の兵藤一也(群馬82)、大怪我からの再起を果たしたS級経験者・志佐明(神奈川107)も、チャレンジからの再出発となった。

まとめ

今回は2023年前期に昇級・昇班/降級・降班する主な選手を紹介した。ここに名前が挙がっていない選手については、競輪オフィシャルサイトから選手を検索し、プロフィールの「次期級班」から確認していただきたい。

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