2026年10月14日(水)から18日(日)まで、中国・上海の上海ベロドロームで「2026 TISSOT UCIトラック世界選手権」が開催されます。世界最高峰のトラック競技大会で、男女それぞれ11種目、計22個の世界王者が決定。日本からは短距離・中距離合わせて20選手が派遣されます。競輪ファンにとっては、太田海也、佐藤水菜をはじめ多数の現役競輪選手が日の丸を背負って世界に挑むだけでなく、男女ケイリンの結果が年末のKEIRINグランプリ、ガールズグランプリの出場権にも直結する重要な大会です。

世界選手権トラック2026 日本代表選手

日本代表は短距離9人、中距離11人の計20人です。

短距離男子
太田海也(チーム楽天Kドリームス/JPCU岡山)、髙橋奏多(JPCU大阪)、中石湊(チーム楽天Kドリームス/JPCU北海道)、中野慎詞(チーム楽天Kドリームス/JPCU青森)、長迫吉拓

短距離女子
酒井亜樹(チーム楽天Kドリームス/JPCU大阪)、佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス/JPCU神奈川)、仲澤春香(チーム楽天Kドリームス/JPCU福井)、山田南(JPCU千葉)

中距離男子
今村駿介(ロット・ワンティグループ)、梅澤幹太(HPCJC-BS/鹿屋体育大学)、窪木一茂(TEAM UKYO/JPCU福島)、兒島直樹(HPCJC-BS/JPCU福岡)、橋本英也(弱虫ペダルサイクリングチーム/JPCU岐阜)、松田祥位(HPCJC-BS/JPCU静岡)

中距離女子
池田瑞紀(HPCJC-BS/早稲田大学)、内野艶和(HPCJC-BS/JPCU福岡)、岡本美咲(HPCJC-BS/早稲田大学)、垣田真穂(HPCJC-BS/早稲田大学)、梶原悠未(TEAM Yumi)

中でも大きな注目を集めるのが女子短距離の佐藤水菜です。2024年、2025年の世界選手権女子ケイリンを連覇しており、上海では3大会連続の世界一が懸かります。男子短距離では太田海也、中野慎詞、中石湊ら世界を主戦場としてきたスプリンターが参戦。中距離では2024年世界選手権スクラッチ王者の窪木一茂をはじめ、橋本英也、兒島直樹、内野艶和、梶原悠未ら国際経験豊富なメンバーがそろいました。

世界選手権トラック2026 タイムスケジュール

以下はUCI公式競技スケジュールの上海現地時間を、日本時間に換算したものです。日本と上海の時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。男女チームパシュート・男子スプリントのみ2日に分けて行われます。

  • 10月14日(水) 12:00~21:05/男女チームパシュート、男女チームスプリント(決勝)、女子スクラッチ(決勝)
  • 10月15日(木) 13:00~20:48/男子ケイリン、女子スプリント、男女チームパシュート、女子エリミネーション、男子スクラッチ(全競技決勝)
  • 10月16日(金) 13:00~21:40/男子1kmタイムトライアル、女子オムニアム、男子個人パシュート、男子ポイントレース、女子スプリント(全競技決勝)
  • 10月17日(土) 12:00~21:23/女子1kmタイムトライアル(決勝)、男子スプリント、男子オムニアム(全競技)、女子個人パシュート(決勝)、女子マディソン(決勝)
  • 10月18日(日) 12:00~17:03/女子ケイリン、男子スプリント、女子ポイントレース、男子エリミネーション、男子マディソン(全競技決勝)

※競技時間・実施順は変更される場合があります。観戦前には最新のUCI公式スケジュールをご確認ください。

男女ケイリン世界一なら年末グランプリへ

競輪ファンにとって今大会最大のポイントの一つが、世界選手権のケイリンと年末グランプリの関係です。2026年の選考基準では、男子の世界選手権ケイリン1位はKEIRINグランプリ2026の出場資格を獲得します。ただし、KEIRINグランプリは「開催時S級在籍」が条件となるため、世界選手権を制してもグランプリ開催時にS級へ在籍している必要があります。

女子も同様に、世界選手権女子ケイリン1位はガールズグランプリ2026の出場資格を獲得。こちらは開催時L級在籍が条件です。佐藤水菜が3連覇を達成すれば、世界女王として再び年末の大舞台への切符を手にすることになります。

世界一を決める戦いであると同時に、日本の競輪界にとっても年末の勢力図を左右する2026年世界選手権トラック。特に男子ケイリンが行われる10月15日、女子ケイリン決勝が行われる10月18日は、競輪ファンにとって見逃せない一日となりそうです。