2026年8月7日(金)から9日(日)まで、佐世保競輪場で「第2回毎日新聞社杯女子オールスター競輪(G1)」が開催されます。女子オールスター競輪の最大の特徴は、ファン投票が出場選手の選考に大きく反映されることです。ただし、単純にファン投票の上位42名が出場するわけではありません。前年のガールズグランプリ上位選手、ナショナルチームで活躍する強化指定選手、ファン投票上位者、平均競走得点上位者という順番で、正選手42名が選ばれます。

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女子オールスター競輪2026の基本情報

項目内容
正式名称第2回毎日新聞社杯女子オールスター競輪(G1)
開催日2026年8月7日(金)~8月9日(日)
開催場佐世保競輪場
正選手42名
補欠選手3名
選考期間2025年12月~2026年5月
選考月2026年6月
最低出走回数24出走
初日メインガールズドリームレース

女子オールスター競輪は3日制で行われ、初日にはファン投票上位7名による「ガールズドリームレース」が実施されます。そのほかの35名は初日のガールズ予選に出場し、準決勝、決勝へと勝ち上がります。

女子オールスター競輪の選考基準

出場予定選手42名は、開催時にL級へ在籍する選手を対象として、次の順番で選抜されます。

1.ガールズグランプリ2025の1~3着

最初に選ばれるのは、2025年12月に行われたガールズグランプリ2025の上位3名です。

着順選手
1着佐藤水菜
2着尾崎睦
3着久米詩

この3名は前年のガールズケイリン頂上決戦で上位に入った実績により、2026年女子オールスター競輪の選考で優先されます。

2.JCFトラック種目強化指定選手

続いて、選考期間中に2か月以上、公益財団法人日本自転車競技連盟のトラック種目強化指定「A」に所属していた選手が選ばれます。ただし、選考期間中の平均競走得点が上位20位以内であることが条件です。

この枠は、競輪への出走回数が少なくなりやすい自転車競技の日本代表クラスを評価するものです。2026年大会では、仲澤春香がこの条件による優先選抜の対象となっています。

3.ファン投票得票数上位者20名

前年のガールズグランプリ上位3名とJCF強化指定枠で選ばれた選手を除き、ファン投票の得票数上位から20名が選抜されます。

ここで注意したいのが、ファン投票の総合順位20位までが、そのままファン投票枠になるわけではないという点です。先に別の基準で選ばれた選手を除外してから、残った選手の中で20名を数えます。

2026年の最終投票結果では、佐藤水菜、久米詩、仲澤春香、尾崎睦が先に別枠で選ばれる対象でした。この4名を除いてファン投票枠20名を数えるため、最終投票順位24位の石井貴子までがファン投票による選抜対象となりました。

4.平均競走得点上位者

ここまでの選抜者で42名に達しない場合は、2025年12月から2026年5月までの平均競走得点上位者から、合計42名になるまで選ばれます。

平均競走得点が同点だった場合は、選考期間中の「選考用賞金獲得額」が多い選手を上位とします。女子オールスター競輪はファン投票を重視する大会ですが、全出場者が人気投票だけで決まるわけではなく、通常開催で安定した成績を残した選手にも出場機会があります。

ファン投票の対象となる選手は?

2026年大会のファン投票では、開催時にL級1班へ在籍する予定で、2025年後期における平均競走得点が50点以上の選手が基本的な投票対象となりました。

平均競走得点が50点未満でも、2025年後期に2か月以上JCFトラック種目強化指定「A」に所属していた選手は投票対象になります。つまり、すべてのL級選手へ自由に投票できるわけではなく、一定の成績基準または自転車競技での強化指定実績を満たす必要があります。

ファン投票上位7名はガールズドリームレースへ

2026年のファン投票は、4月10日(金)12時から5月10日(日)23時59分まで実施されました。ファン投票の1位から7位までは、初日12Rに行われる「ガールズドリームレース」へ出場します。

順位選手所属得票数
1位児玉碧衣福岡13,703票
2位太田りゆ埼玉10,109票
3位佐藤水菜神奈川9,790票
4位久米詩静岡6,549票
5位石井寛子東京4,891票
6位河内桜雪群馬4,596票
7位梅川風子東京4,354票

児玉碧衣は13,703票を獲得し、女子部門のファン投票1位となりました。2位の太田りゆ、3位の佐藤水菜までが1万票前後を集め、4位以下に大きな差をつけています。

佐藤水菜と久米詩はガールズグランプリ2025上位による優先選抜の対象でもありますが、ガールズドリームレースの出場者は純粋なファン投票順位で決まります。そのため、別の選考枠で本大会への出場資格を得ている場合でも、ファン投票7位以内ならドリームレースへ出場します。

2026年のファン投票枠で選ばれた20名

2026年の選考基準を最終投票結果に当てはめると、ファン投票枠の20名は次の選手です。

最終投票順位選手得票数
1位児玉碧衣13,703票
2位太田りゆ10,109票
5位石井寛子4,891票
6位河内桜雪4,596票
7位梅川風子4,354票
8位小林優香4,130票
9位山原さくら4,036票
10位北岡マリア3,955票
11位神戸暖稀羽3,450票
13位鈴木奈央2,749票
14位又多風緑2,746票
15位石井貴子(千葉)2,585票
17位坂口楓華2,493票
18位尾方真生2,399票
19位熊谷芽緯2,295票
20位高木佑真2,202票
21位半田水晶2,111票
22位小林莉子2,059票
23位奥井迪1,922票
24位石井貴子(東京)1,844票

ファン投票3位の佐藤水菜、4位の久米詩、12位の仲澤春香、16位の尾崎睦は、ファン投票枠を数える前に別の選考基準で選抜されます。そのため、2026年は総合順位24位までファン投票枠が繰り下がりました。

これは「20位以内なら必ずファン投票枠」「21位以下ならファン投票では出場できない」という制度ではないことを示しています。前年グランプリ上位者や強化指定選手が投票上位に何人含まれるかによって、実質的なボーダー順位は毎年変わります。

ファン投票上位でも出場できない場合はある?

ファン投票で上位に入っても、最終的な出場が無条件で保証されるわけではありません。選考時点で出場あっせん保留の措置を受けている場合、開催月に出場あっせん停止などの措置を受ける場合、最低出走回数を満たさない場合などは、選考から除外される可能性があります。

選考期間中の最低出走回数は24出走です。ただし、ファン投票7位以内の選手がやむを得ない事情で出走回数を満たせなかった場合や、オリンピック、世界選手権などの国際大会、JCF公認の強化合宿へ参加していた場合は、審議によって取り扱いが決められます。

また、選考期間中の欠場または失格がそれぞれ2回以上となった選手も、選考除外の対象になることがあります。落車による欠場や、やむを得ない事情が認められる場合は、欠場回数に算入されないこともあります。

人気だけでなく実力も反映される選考方式

女子オールスター競輪は、ガールズケイリンのG1の中で最もファンの意思が反映される大会です。ファン投票上位7名はガールズドリームレースへ進み、優先選抜選手を除いた得票上位20名が本大会への出場権を得ます。

一方で、前年のガールズグランプリ上位者や自転車競技の強化指定選手を先に選び、残りを平均競走得点上位者で補うため、人気だけに偏った選考ではありません。ファンから支持されるスター選手、競輪で安定した成績を残す実力者、世界の舞台を目指すナショナルチーム選手が一堂に会する仕組みになっています。

まとめ

女子オールスター競輪2026の正選手は42名で、ガールズグランプリ2025上位3名、JCF強化指定選手、ファン投票枠20名、平均競走得点上位者の順で選ばれます。

ファン投票上位7名は初日のガールズドリームレースに出場しますが、本大会のファン投票枠は単純な総合20位以内ではありません。先に別枠で選抜される選手を除いて20名を数えるため、2026年は最終投票順位24位までがファン投票枠に入りました。

ファンの支持と競走成績の両方を反映した選考方式を理解しておくと、出場選手発表やガールズドリームレースをより深く楽しめるでしょう。