名古屋オールスター競輪4日目結果速報【随時更新！】

4日目の注目レース結果速報
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4日目の注目レース結果速報

9R　ガールズドリームレース

初手は⑥太田―④小林―②高木―①児玉―⑤石井貴―③石井寛―⑦長澤。打鐘過ぎ2センターで①児玉が仕掛けると、2番手を⑤石井貴が追い、3番手は⑦長澤。4番手以降が離れて前3人の勝負に。直線は⑤石井貴が①児玉をわずかに捕らえた。2車単は⑤①で3,070円、3連単は⑤①⑦で29,580円。

10R　準決勝

初手は③郡司―④内藤―⑦和田―⑧山本―①深谷―⑤吉田―②山崎―⑨山田―⑥柏野。残り2周半から①深谷と②山崎が牽制しながら上昇するが、③郡司も突っ張り気配。それでも①深谷が前を叩き、打鐘で②山崎が再アタック。先行争いとなるが、突っ張り切った①深谷の後位を⑨山田が捌き、直線へ。ゴール前は中を割った⑥柏野が突き抜けて1着。2着は⑨山田、3着は切り替え追い込んだ④内藤が入った。2車単は⑥⑨で23,320円、3連単は⑥⑨④で252,920円。

11R　準決勝

初手は⑧寺崎―②村上―③浅井―⑥近藤―⑨新田―⑤守澤―④島川―⑦原田―①諸橋。赤板で④島川が抑えて先行。⑧寺崎は打鐘で中団へ追い上げてさらに捲るが不発。③浅井の捲りも伸びず。⑦原田が番手捲りを放ち、単騎①諸橋の追走。最終4コーナーで3番手がもつれ、2人が落車。直線は⑦原田が押し切り、①諸橋が続き、3着には⑤守澤が入った。2車単は⑦①で2,920円、3連単は⑦①⑤で26,640円。なお、⑥近藤が失格。

12R　準決勝

初手は①松浦―③小倉―⑦新山―②菅田―⑤脇本―⑨古性―⑧柴崎―④坂口―⑥田中。打鐘手前で⑦新山がカマして先行すると、⑤脇本は3番手に入る。そのまま最終バックで捲り、⑨古性を連れ込んで近畿ワンツー。3着には①松浦が流れ込んだ。2車単は⑤⑨で330円、3連単は⑤⑨①で810円。

4日目まとめ

メインの準決勝12Rは、新山響平が先行を仕掛けると、松浦悠士の反応が遅れ脇本雄太が勝負所で3番手を確保する盤石の流れ。余裕を持って最終バックから捲り、古性優作と近畿ワンツーを決めた。それまでの波乱の流れにも動じず、まさに横綱相撲、強者の走りで決勝進出。強力なライバルが相次いで姿を消した今大会だけに、決勝も脇本がすんなりと制圧してしまう可能性が高い。

11Rは最終4コーナーで2名が落車し、本命・新田祐大もそれに巻き込まれて姿を消す波乱の展開。島川将貴の先行を利した原田研太朗が番手捲りで押し切り、通算6回目のG1決勝進出を決めた。そろそろ大きなタイトルが欲しい原田だが、中四国3人が揃った決勝はどう戦うか。諸橋愛は徳島勢に的を絞った狙いが大的中。決勝戦は関東1人だが、その動きが展開のカギを握りそう。G1初挑戦で準決勝に勝ち上がった寺崎浩平は中途半端な仕掛けになり悔いが残る結果に。新田祐大、浅井康太の両選手も不完全燃焼に終わって準決勝で姿を消した。

10Rは深谷知広と山崎賢人の先行争いに加え、郡司浩平が勝負所で内に包まれるという大混戦。直線中を割ったのは伏兵・柏野智典だった。デビュー18年目のベテランは、初のG1準決勝1着での決勝進出。決勝戦も台風の目となるか。好位を捌いて伸びた山田英明も、そろそろビッグタイトルを獲りたい1人。決勝戦は厳しいメンバー構成となったが、どのように展開に風穴を開けてくるか。地元G1制覇に挑んだ深谷知広、吉田敏洋の両選手は連携が崩壊しあえなく敗退。展開は絶好だった郡司浩平は準決勝にきて痛恨のミスを犯し、G1初制覇の夢はまたも幻となった。

9Rのガールズドリームレースは例によって残り1周のスプリント勝負。児玉碧衣が仕掛けた所後位がもつれたが、最終的に奪い取った石井貴子が直線児玉を差し切って優勝。昨年のガールズケイリンフェスティバル以来、3つ目のタイトルを手にした。これで石井は児玉が2着に敗れた特別競輪開催6レースの内3レースで優勝したことになり、大舞台での「児玉キラー」襲名と言ってもいい活躍を見せている。