PIST6 2023 ラウンド17は、8月22日(火)に最終日が行われた。決勝戦には優勝経験がある河端朋之や神田龍に加えて、優出実績ある4名の選手が勝ち上がった。実力者達による激戦が繰り広げられたなか、残り1周半からロングスパートを放った河端が完全優勝を飾った。2着には第二先行となった神田が逃げ粘り、内を突いた小林史也が3着に入った。
決勝戦のスタートポジションは先頭から神田龍-菅田和宏-小林史也-小野大介-河端朋之-原田亮太。レースは残り5周を過ぎた辺りで小野が最後方にワープして初手の位置を変える。その後は残り3周を過ぎてペーサーが退避しても各選手の動きはなく、神田が徐々に踏み上げて先行態勢に入る。河端は4番手で脚を溜めて残り1周半から一気にスパートを開始。残り1周で逃げる神田を捕らえると、そのまま後続を突き放し先頭でゴール線を駆け抜けた。
「うれしいけど、次に向けて自分にプレッシャーをかけてしまった。ここまできたらいけるところまで連勝を伸ばしたい。(決勝戦を振り返って)誰も動かなくても残り2周辺りからは仕掛けようと思っていた。踏み出した瞬間に行ける感触はあったけど、後ろとどれぐらいの差が空いているかはわからなかったので目一杯踏んだ。(シリーズを振り返って)あまり状態は良くなかったけど、日に日に上向いていった感じはある。今回は(伊藤)信さんや山田(義彦)君が準決勝で敗れてしまったので、いつもと景色が違う決勝戦だった。PIST6のこれからの目標は負けないことと、少しでもタイムトライアルの数値を上げることですかね」
圧倒的なスピードを駆使して前人未到の16連勝を達成。近況はタイムトライルで3節連続9秒台を叩き出すなど他の追随を許さず、PIST6を第一線で牽引。現行競輪でも7月の玉野F1で地元Vを達成し、続く京王閣G3でも優出を果たすなど充実の一途を辿っている。次回は9月に行われるPIST6 2023 ラウンド20に出走予定で、勢いそのままに5節連続完全Vを目指す。
『123期のルーキーが奮闘』
また今節は実績者が揃いハイレベルのシリーズとなったが、初参戦の新人2名も健闘した。梶原海斗は1次予選で5着に終わるも、2次予選で連対を果たし準決勝に進出。惜しくも決勝進出とはならなかったが、準決勝では果敢に先行して見せ場を作った。助川翔太郎も準決勝進出を果たし、連日前々に攻める積極策で着以上に動きの良さが目立っていた。将来の競輪界を担う若手機動型が初の250バンクで躍動し会場のファンを魅了した。
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