トラック競技支援競輪G3 決勝戦結果
G3「国際自転車トラック競技支援競輪」は今日決勝が行われ、福島89期の渡部幸訓が優勝した。渡部はG3初優勝。2着には杉森輝大、3着には竹内雄作が入った。払戻金は2車単が④⑤で8,690円(36番人気)、3連単が④⑤③で47,940円(178番人気)。
決勝戦回顧
初手は⑦佐々木悠葵―⑤杉森輝大―③竹内雄作―④渡部幸訓―①宿口陽一―⑧神山雄一郎―⑥新田康仁―⑨小川真太郎―②柏野智典。打鐘前2コーナーで⑨小川が動きイン切りを狙うが、⑦佐々木が突っ張り先行争い。ペースが緩んだところを③竹内が長く脚を使ってカマし、最終2コーナーで前へ出る。別線の巻き返しは不発。直線は番手有利に④渡部が抜け出し、中を突いた⑤杉森が2着。③竹内は3着に粘った。
別線の仕掛けが中途半端になり、展開に恵まれた竹内雄作のカマシに乗って、渡部幸訓が嬉しいG3初制覇を飾った。
展開はシンプルな形。後ろから早めに動いた小川真太郎を、佐々木悠葵が突っ張り先行争いとなった。しかし、踏み合ってペースが上がり切る感じではなく、最終ホームでも各ラインが見合ってスローペースとなった。やはり500バンクの宇都宮だけに、先に仕掛けて目標にされる形は苦しく、逃げると直線でも呑み込まれる危険性が高い。その意識が、各ラインに仕掛けを躊躇させたか。
こうなれば、後ろでじっくり脚を溜めていた竹内雄作の出番。鋭い出脚で前に迫り、ペースが上がり切る前に前を叩いた。佐々木も前から対応を試みたが、完全に踏み遅れ、内に閉じ込められて万事休す。別線も残り250mでは巻き返しが利かず、直線は逃げた竹内の番手から渡部が悠々と抜け出した。
準決勝でも鋭い末脚で前を捕らえていた渡部は、タテヨコ自在に俊敏な立ち回りが持ち味。混戦にも強く、どこからでも突っ込める決め手も魅力だったが、ここまでは強力メンバー相手にグレード戦でやや苦戦が続いていた。それでも今回は、SS不在のチャンスを活かして見事にG3初優勝。今後は、更なるレベルアップを重ね、G2以上でも自慢の末脚を爆発させたい。
一方、近況の快進撃で人気を集めていた佐々木は、仕掛けが中途半端になりG3初優勝を逃した。この辺りは、上位戦での経験の浅さが災いしたか。この失敗をバネに、またS級戦で経験と実力を積んでいきたい。
まとめ
いよいよ次回のグレード開催は、3月25日(木)から松阪競輪場で開催されるG2「第5回ウィナーズカップ」。SSから若手まで、注目の好メンバーが揃い、4日間にわたって激闘を繰り広げる。競輪投票サイト「みんなの競輪」では、豪華賞品が当たるキャンペーンを実施。どうぞお楽しみに。
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