富山競輪F2 開催展望
今回は、7月18日(日)~7月20日(火)に開催される、富山競輪ガールズ・F2「オッズパーク杯・スピチャン杯」の開催展望をお届けする。
A級1・2班
捲り抜群の橋本優己が軸。九州、中四国が続く
S級からの降級組との力関係がカギとなるが、当面の中心は橋本優己だ。脚質が災いしてなかなか勝ち切れないレースも多いが、3月以降は毎回決勝に勝ち上がっており、力上位は明らか。トリッキーな富山バンクに上手く対応できれば、優勝争いは必至だろう。同地区では自在に立ち回る高橋成英、機動力上位の桜井雄太、地元ただ一人の参戦で意地を見せたい宮越大が続く。
対抗勢力筆頭は九州勢。前期S級の上野優太、原田礼の両者が逆転を目論む。上野は自在性が高く、好位厳しく立ち回れるタイプで富山に対応できそう。末脚堅実な原田との直線勝負に持ち込むか。先行力断然の平川慎太郎、前期チャレンジで3回優勝の島村匠も争覇圏内。中四国勢からは、こちらも自在に立ち回れる村上竜馬、前期S級でも堅実な走りを見せていた野本翔太が優勝級。展開一つですんなりワンツーも十分だ。
A級チャレンジ
注目の119期対決!大槇大介VS田川翔琉
当然、注目が集まるのは119期。中でも今回が本デビューとなる大槇大介が軸となりそうだ。ルーキーシリーズ静岡では、初戦で在校1位の犬伏湧也に食い下がり2着。2走目に初勝利を挙げ、決勝に進んだ。既に実力はA級上位戦レベルと言っても良く、デビュー節から連勝を重ねる可能性も高い。
それに待ったをかけるのは、前節久留米でデビューした田川翔琉。予選・準決勝を悠々と勝ち上がると、決勝は大物との呼び声高い山根将太とのマッチレース。わずかに捲り届かなかったが、3着以下は大きく突き放していた。こちらもチャレンジは即卒業級。興味は決勝でどちらに軍配が上がるかだろう。
残り2人の119期、牛田樹希斗と神開一輝はもう少しレース慣れが必要な印象。まずは予選を突破したい。あとは近況急激に力を付けている溝口葵、前期上位戦で2優出の宮西翼、タテ脚秘める降班組の徳吉正治、瀬口匠がどこまで食らいつけるか。
ガールズ
太田瑛美・山本さくらを先輩ガールズが迎え撃つ
まず注目を集めるのは太田瑛美。前回地元松阪のデビュー戦は、3日間バックを取り決勝進出。特に2日目は、捲りで篠崎新純を完封する見事な走りだった。デビュー節は苦戦する同期が多い中で、ひときわ輝く走りを見せており、今回も期待が集まる。同じく120期の山本さくらは、名古屋で決勝に進んだものの、続く大宮初日に落車して欠場明けのデビュー戦。素質は十分だが、欠場明けの状態でレースの流れに対応できるか。まずは初戦をしっかり見届けたい。
迎え撃つ先輩ガールズは、輪界屈指の先行力を持つ石井貴子が筆頭に挙がる。今年、333走路では連対を外しておらず、優勝1回、準優勝2回とまさにドル箱状態。自慢の機動力が短走路で炸裂するか。あとはマークしぶとい奈良岡彩子、前回青森で久々の優勝を飾った加瀬加奈子までが争覇級の評価となるだろう。
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