第30回寛仁親王牌G1 初日予想
G1「第30回寛仁親王牌」は明日初日を迎える。グランプリまであと2カ月、賞金争いも佳境を迎えての重要な一戦。初日から強豪が揃い、見ごたえ十分の開催だ。
メインレース・日競選理事長杯
| 印 | 番 | 選手名 | 登録地 | 競走得点 | 年齢 | 期別 |
| 〇 | ① | 和田健太郎 | 千葉 | 116.00 | 40 | 87 |
| × | ② | 松浦悠士 | 広島 | 114.64 | 30 | 98 |
| ③ | 新田祐大 | 福島 | 117.52 | 35 | 90 | |
| ④ | 清水裕友 | 山口 | 114.62 | 26 | 105 | |
| △ | ⑤ | 平原康多 | 埼玉 | 117.14 | 39 | 87 |
| ⑥ | 深谷知広 | 静岡 | 115.35 | 31 | 96 | |
| ⑦ | 佐藤慎太郎 | 福島 | 117.17 | 44 | 78 | |
| ▲ | ⑧ | 古性優作 | 大阪 | 119.78 | 30 | 100 |
| ◎ | ⑨ | 郡司浩平 | 神奈川 | 117.78 | 31 | 99 |
現状では郡司が軸。逆転は古性の自在戦
仮想グランプリの豪華メンバーが集結したが、各ライン調子の差はありそうで、狙いははっきりしている。
本線は南関勢の番手・９郡司浩平。直前の平塚記念で優勝し、好リズムで弥彦に乗り込んだ。ここは６深谷知広に前を任せる万全の態勢。６深谷も近況はしっかりと動けており、このメンバーで後手を踏むシーンはあまり考えられない。先制に乗って番手から抜け出す。１和田健太郎が食い下がり両者から。
相手はやはり８古性優作。今や輪界屈指の安定感を身に付けており、どんな展開でも圏内には絡んできそう。単騎戦で位置取りがカギとなるが、先手ラインへ食い付く嗅覚の鋭さは言うまでもなく、ここは好位からの捲り追い込みで逆転十分。
別線は中国勢と福島勢だが、先に挙げた両者と比べると一段落ちる印象。２松浦悠士は中間怪我の影響が微妙で、３新田祐大は一考に調子が上がってこない。ここにきて仕上げている可能性はあるが、まずは1走してみての調子の判断とする。
《本線》3連単 9－18－1234578（12点）
《逆転》3連単 8－59－1234579（12点）
《穴目》3連単 2＝4－135789（12点）
その他の注目レース
11R・特別選抜予選【地元で諸橋が好発進。稲川が逆転】
１諸橋愛と言えば弥彦、弥彦と言えば１諸橋愛。過去記念3回優勝の地元バンクで、今年は悲願のG1獲りを狙う。ここは４新山響平という願ってもない目標を手に入れ、初日から好発進だ。別線では９野原雅也に乗る３稲川翔が逆転最右翼。前回防府戦の優勝も気合がみなぎっており、最後は自分で突っ込みを狙う。穴は共に自力を持つ千葉勢の波状攻撃。
《本線》3連単 1－349－234589 《逆転》3連単 3－1589－125689
10R・特別選抜予選【復調気配の吉田が一気。徳島勢五分】
前回松戸戦で優勝を果たし、上り調子で乗り込む２吉田拓矢を中心視。先行よりは別線を行かせてのカマシ・捲りで決着を付けたい。マークは共同通信社杯でもワンツーのある地元・４鈴木庸之。しっかりと追走を決めて上位を独占。点数上位・７太田竜馬―１小倉竜二の徳島勢も怖い存在で、ペースを掴めばあっさりも。３浅井康太も流れに乗れば捲り逆転。
《本線》3連単 2＝4－13579 《逆転》3連単 7＝1－23589
9R【落車明け不安も山口を一応中心視。展開は小川】
前回青森戦の落車が気掛かりだが、１山口拳矢を一応は本命視。いつも通りの捲り勝負で別線を捕らえたい。中部勢もラインはしっかりしており、追走だけなら問題ない。逆転候補は徳島勢。３小川真太郎が展開有利に抜け出しを図る。別線では２岡村潤が９野口裕史の逃げ粘り次第で浮上。
《本線》3連単 1－237－235789 《逆転》3連単 3－125－12578
8R【根田がスピードで制圧。村田、皿屋が迫る】
本線にも不安材料があり、比較が付きづらい一戦。機動力断然の２根田空史が自分のタイミングで仕掛けて押し切りを狙う。番手５松谷秀幸は久々の一戦で調子が分からず、一旦様子見。追走だけならと見る。別線では落車明けだが末脚は鋭い３村田雅一、自力は上位の７皿屋豊を推奨。ゴール前混戦なら抜け出すシーンまで。
《本線》3連単 2－357－13579 《逆転》3連単 1237BOX
7R【坂井番手長島が決める。近畿勢が相手】
3車3つの三分戦だが、本線は関東勢。９坂井洋を利する１長島大介が展開有利に抜け出す。当地2連続優勝中と相性も悪くなく、長い直線で脚力が活きる。別線では２村上博幸が前の頑張りに応えて直線強襲。展開次第では逆転で頭まで。四国勢は展開待ち。
《本線》3連単 1－269－235689 《逆転》3連単 2－147－13478
5R【激戦必至で九州勢の捲りを狙う。展開は竹内・柿澤】
ここは中部勢と関東勢が先行争い必至の構成。弥彦の直線なら、３中川誠一郎の捲りが届く。自分のスタイルを貫いて脚を溜め、先行争いを冷静に捲り切ろう。９園田匠が追走して本線を形成。展開は２竹内雄作、１柿澤大貴にあり、両ラインの先頭がある程度踏ん張ればこの両者に展開が向く。逆転で狙って面白い。
《本線》3連単 3＝9－1257 《逆転》3連単 12－12359－12359
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