G1「第72回高松宮記念杯競輪」 初日予想
G1「第72回高松宮記念杯競輪」は明日初日を迎える。改修工事を経て、生まれ変わった岸和田競輪場で繰り広げられる東西決戦。早速、初日の予想をお届けする。
メインレース・初日特別選抜予選
12R 東・特別選抜予選
| 印 | 番 | 選手名 | 登録地 | 競走得点 | 年齢 | 期別 |
| ① | 和田健太郎 | 千葉 | 113.04 | 40 | 87 | |
| × | ② | 諸橋愛 | 新潟 | 114.09 | 43 | 79 |
| ◎ | ③ | 郡司浩平 | 神奈川 | 118.15 | 30 | 99 |
| ④ | 新山響平 | 青森 | 112.81 | 27 | 107 | |
| ○ | ⑤ | 深谷知広 | 静岡 | 115.62 | 31 | 96 |
| ⑥ | 吉田拓矢 | 茨城 | 112.17 | 26 | 107 | |
| △ | ⑦ | 佐藤慎太郎 | 福島 | 114.84 | 44 | 78 |
| ⑧ | 岩本俊介 | 千葉 | 112.54 | 37 | 94 | |
| ▲ | ⑨ | 守澤太志 | 秋田 | 116.23 | 35 | 96 |
深谷を利する郡司の抜け出しを信頼
東日本の精鋭が集った12R。本命は⑤深谷知広に乗る③郡司浩平だ。ここは⑤深谷がスピードの違いで最終的に巻き返し、直線で抜け出す展開が最も有力と判断。4着までに入れば準決勝進出の権利があるだけに、しっかりと前を残しつつかつ番手戦を仕掛けるだろう。
逆転候補は3車ラインの東北勢。④新山響平が早めに駆けると、番手⑨守澤太志が展開有利に恵まれる。3番手の⑦佐藤慎太郎と共に、台頭は十分だ。穴なら②諸橋愛の強襲。⑥吉田拓矢がある程度のところまで行ってくれれば、直線中を割っての上位進出も。千葉勢は番手①和田健太郎が落車欠場明けでやや評価を下げた。
《本命》3連単 3－2579－2579（12点）
《逆転》3連単 9－37－234579（10点）
《穴目》2車単 2－35679
11R 西・特別選抜予選
| 印 | 番 | 選手名 | 登録地 | 競走得点 | 年齢 | 期別 |
| ▲ | ① | 稲川翔 | 大阪 | 116.23 | 36 | 90 |
| ○ | ② | 清水裕友 | 山口 | 117.46 | 26 | 105 |
| ③ | 浅井康太 | 三重 | 114.74 | 36 | 90 | |
| ④ | 山田英明 | 佐賀 | 114.17 | 38 | 89 | |
| △ | ⑤ | 古性優作 | 大阪 | 117.08 | 30 | 100 |
| ⑥ | 村上博幸 | 京都 | 110.36 | 42 | 86 | |
| ◎ | ⑦ | 松浦悠士 | 広島 | 117.90 | 30 | 98 |
| ⑧ | 東口善朋 | 和歌山 | 113.26 | 41 | 85 | |
| × | ⑨ | 小倉竜二 | 徳島 | 114.22 | 45 | 77 |
松浦―清水には逆らえない。近畿勢は4車結束
11Rには西日本の雄が集結。やはり軸となるのは⑦松浦悠士―②清水裕友のコンビだ。⑦松浦は前回こそ動き一息だったものの、G1ともなれば確実に仕上げてくるだろう。ここは近畿勢とのほぼ2分戦。意識するべきライバルが比較的少ないこともあり、的確に仕掛けてワンツーを狙うだろう。
一方の近畿勢は4車結束。⑤古性優作が前を受け持つが、作戦はどうか。決して積極的に駆けるタイプではないだけに、最終ホームからの巻き返し狙いか。番手①稲川翔が直線鋭く迫って中国勢に肉薄したい。単騎両者はいずれのラインを出しても中団4～6番手はあるだけに、脚を溜めての一発狙いで。
《本命》3連単 7＝2－134569（12点）
《逆転》3連単 1＝5－234679（12点）、2－9－134567（6点）
《穴目》3連単 1－6－全（7点）、3＝4－全（14点）
一次予選予想
10R【当地好相性の渡邉が佐々木とワンツーを狙う】
一昨年当地宮杯決勝進出の①渡邉一成が⑨佐々木雄一とワンツーを狙う。後方に置かれるリスクは常に付きまとうが、タイミングよく仕掛けられれば。逆転候補は⑦根田空史に乗る③鈴木裕。本線1=9、逆転3-1679に139ボックス。
9R【野原が責任ある位置。番手稲垣の抜け出しから入る】
近況調子悪くない⑤野原雅也―⑨稲垣裕之―②村上義弘の近畿勢が両面作戦で突破するか。別線も強力で、捲り主体にシフトした③皿屋豊や、徳島勢の逆転も十分。本線は5=9、逆転は3-124579に1=7。混戦で広く狙いたい。
8R【案外接戦も神奈川勢の地力に期待した】
④黒沢征治、⑨高橋晋也の存在はうるさいが、地力で勝る⑤和田真久留が最終的に巻き返して勝機をつかむか。①内藤秀久が番手の仕事をこなしてワンツー。本線は5=1、逆転は7-12359に2-134567。狙い目は②木暮安由、⑦佐藤友和の番手両者からの流し。
7R【寺崎が堂々のスピード戦。別線も狙える】
⑤寺崎浩平が初の地元地区のG1。期待を力に変えて予選を突破する。ラインもしっかりしており、上位独占も。逆転は熊本勢、岡山勢タイミングよく仕掛けると粘り込みがある。本線は5-28、逆転は5=7，2=7に257ボックス、159ボックス。
6R【関東ラインが強力。上位独占を狙う】
3分戦も、①鈴木庸之からなる関東ラインが強力。本領の捲りなら上位独占有望。逃げる神奈川勢は④松井宏佑がペース握ると粘り込みも。福島勢も差は無い。本線1=7、逆転3-12457に5=2。
5R【山崎のスピードを信頼。岡山勢警戒】
今年に入り好調持続する⑨山崎賢人が次元の違うスピードを発揮。⑥松川高大が番手食い下がれるかどうかだけだ。食い下がるのは岡山勢。本線は9-567、逆転は579ボックス。
4R【眞杉に乗る宿口が軸。2着争いに】
平原康多の欠場により繰り上がりでの出場となった⑦眞杉匠。無念の思いを背負って駆ける。恵まれるのは番手①宿口陽一だ。本線は1-23789、逆転は宮城勢の強襲で129ボックス。
3R【太田―香川で別線を粉砕。意地ある近畿勢も】
結果に波はあるが、②太田竜馬の力は確実に決勝級。ここも積極的な仕掛けで突破したい。⑦香川雄介を連れての自在戦が軸。逆転候補は先行争いを捲る近畿勢。本線2=7、逆転1=5に125ボックス、157ボックス。
2R【森田が一気の積極策。北日本勢にライン利】
関東の急先鋒として期待高まる③森田優弥。ここは栃茨勢とは別線で自力を発揮する。⑨鈴木竜士は追走のみのタテ脚勝負。本線は3=9、逆転はラインも長い⑤山崎芳仁の捲りで5-1、359ボックス。穴は静岡勢の一発で4=7、7流し。
1R【注目の的・山口が快幕飾る。北津留互角】
期待枠の1R1番車に組まれた①山口拳矢が勝負を決める。近況は先行も使えており、自信を付けての堂々G1参戦だ。本線は1=9、1=2。当然②北津留翼の捲りは脅威で2-13459が逆転。四国勢は波状攻撃で連下に。
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